2015/05/30

【復興特別版】大正12年建設の木造校舎を子ども向け複合体験施設に 「カタールフレンド基金」が援助

被災地復興を支援するカタール国の「カタールフレンド基金」は、宮城県石巻市雄勝町にある廃校を再生した子ども向け複合体験施設「MORIUMIUS LUSAIL(モリウミアス ルサイル)」の開設を支援、約5億円の資金を援助している。画像は完成イメージ。

 カタールの都市の名であるルサイルと命名された、この施設は大正12(1923)年に建設され、2002年3月に閉校となった旧桑浜小学校の木造校舎を「泊まる/食べる/体験する」というスペースに修復・改装して活用する。
 公益社団法人のsweet treat311(本部・石巻市、立花貴代表)が運営主体となり、今夏にもオープンの予定だ。地元の資源と人材を活用した8つのプログラムを開発、初年度は子どもを対象とした体験型学習と企業研修の受入れなどにより延べ4000人以上の利用者を見込んでおり、地域活性化のモデルケースとなることを目指している。
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