2014/12/06

【森トラスト】ホテル空白地域の京都・嵐山に最高グレードホテル

森トラストグループは2日、京都市の京都商工会議所で記者会見し、京都・嵐山で建設中のホテル「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」の概要について発表した。シェラトンなどを全世界で展開する米・スターウッドホテル&リゾート社との合意により、同社の最高グレードのホテルとして開業する。森トラスト・ホテル&リゾーツの伊達美和子社長は「歴史と文化のあるこの地を再生させることがディベロッパーとしての使命だと考えプロジェクトを立ち上げた」と述べた。設計施工は竹中工務店が担当、2015年春の開業を目指す。

 ホテルは、右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町12-1の天龍寺に隣接する保津川沿いの景勝地に立地。「継往開来(けいおうかいらい)」をコンセプトに、日本特有のもてなしの文化である旅館スタイルを踏襲しつつ、欧米のオーベルジュ的な要素も取り入れた高級宿泊施設となる。
 施設は、地下1階地上3階建て延べ2999㎡。客室数は39室で、レストラン、カフェ、スパなどで構成する。
 スターウッドホテル&リゾート社のロタ・ペール上席副社長は「当社の最高グレードとして宿泊するお客さまが、その土地の文化に触れ、新たな体験ができるホテルを提供したい」との意気込みを語った。
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