2015/09/26

【アルカシア】日本で研修! 奨学金獲得のプロポーザル受賞者3人がJIAでプレゼン


 アルカシア(アジア建築家評議会、ARCASIA)は、アジア圏のスカラシッププログラムとして、加盟国の40歳以下の若手建築家を対象にしたプロポーザル「アルカシア・トラベル・プライズ」の第1回を実施した。テーマは「鉄鋼技術を使ったアジアの伝統建築『過去と未来を橋渡しする』」。今回は日本へのトラベルスカラシッププログラムとして行われ、プロポーザル受賞者3人が来日し、日本建築家協会(JIA)で受賞提案をプレゼンテーションし、それぞれ1-2週間ほど滞在してテーマについて研さんを積んだ。最終成果は11月のアルカシア・フォーラム18(タイ・アユタヤ)で報告される。写真はJIAでの歓迎レセプション。

 JIAでは、ネパールのプラジウォール氏、インドネシアのマデ氏、香港のハンメイ氏の3人の受賞者が自国の伝統建築に鉄鋼技術を融合した自身の提案を紹介したほか、歓迎のレセプションも開かれた。
 アルカシアのサシラット・ヌイ会長は、「鉄鋼会社のNSブルースコープにスポンサーとなっていただき、今回、初めてのスカラシッププログラムを立ち上げることができた。アジアの若手建築家の育成プログラムとして定着させたい」とあいさつ。JIAの芦原太郎会長、岩村和夫国際交流委員長らが歓迎の言葉を述べた。
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