2015/04/30

【講演会】「六甲枝垂れ」展望台開業5周年 7/12に設計の三分一博志氏が作品を解説

六甲山観光は、同社が運営する「自然体感展望台 六甲枝垂れ」=写真=の開業5周年を記念し、7月12日午後2時30分から講演会(後援・日本建築家協会近畿支部)を開く。同施設を設計した建築家の三分一博志氏が「地球のディテール 六甲山」と題し、プロジェクト全体を振り返るとともに、構造や仕組みを解説、展望台で体感できる六甲山の四季について語る。講演後は展望台の見学や懇親会も開く。

 自然体感展望台の施設コンセプトは「山の上に立つ1本の大きな樹」。枝垂れをイメージさせるヒノキのフレーム(枝葉)が展望台を覆い、木漏れ日のような光に包まれている。大展望台中央部では、木が地中の水を吸い上げるように風の流れを取り込み、展望台全体が呼吸する、地球と一体になったような施設となっている。
 三分一氏は、2008年に日本建築家協会(JIA)近畿支部と同社が開いた40歳までの若手建築家を対象にしたコンペで約100件の応募の中から最優秀賞に選ばれた。
 参加費は3000円(税込み)。申し込みは六甲山ポータルサイト(http://www.rokkosan.com/view/)、六甲ガーデンテラス(電話・078-894-2281)。
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