2012/10/02

ららぽーとTOKYO-BAYの西館建替えが起工! 三井不13年が秋完成へ

西館の完成予想
三井不動産が計画している(仮称)ららぽーとTOKYO-BAY西館建替え計画新築工事の起工式が1日、千葉県船橋市の建設地で開かれた。北館・南館との回遊性を高めながら、S造4階建て延べ4万0800㎡規模の新西館を建設する。設計施工は三井住友建設が担当し、2013年10月の完成を目指す。

内観
神事では、鍬(くわ)入れを石神裕之三井不動産執行役員商業施設副本部長、鋤(すき)入れを福田正勝三井住友建設代表取締役副社長が行った。両氏のほか、河津弘幸ららぽーとマネジメント常務運営第一本部長、マーク・ラウターバックRKTLインターナショナルリミテッドヴァイスプレジデント、村瀬竜一三井住友建設東京建築支店東関東営業所作業所長が玉ぐしをささげ、工事の安全を祈願した。
 新西館は、1階「デイリーゾーン」に食品スーパーやフードゾーン、2階「ファミリーゾーン」にはファッション、ベビー・キッズ関連店舗、3階「エンターテインメントゾーン」にはシネマコンプレックス(複合映画館)など計約50店舗を配置する。共用部へのLED(発光ダイオード)照明や、屋上・外壁面への太陽光発電設備、電気自動車充電設備の設置、壁面緑化なども実施する。
 また、中水処理設備更新工事(設計施工=三井住友建設)の13年5月末の完了後は、現中水処理設備を解体し、平置き駐車場を整備する。
 建設地は船橋市浜町2-4-7ほかの敷地13万6689㎡。完成後の総延べ床面積は約28万2000㎡、店舗数約500店舗となる。
 森徳章統括所長(三井住友建設)の話「ららぽーと船橋ショッピングセンター(現TOKYO-BAY)の昭和56(1981)年開業以来、改修や増築などお手伝いしてきた。営業中の建物での工事であるため、施設や近隣に迷惑をかけないよう工事を進めたい」
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年10月2日5面

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