2013/03/18

【アパホテル】50階建ての東京ベイ幕張西棟増築が起工 14年4月開業

完成予想(タワー右側が西棟)
アパグループが計画しているアパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉西棟増築工事の起工式が15日、千葉市美浜区の建設地で開かれた。建築主は、SPC(特別目的会社)のAH幕張(東京都港区)。客室数500室で全室ツインルームのホテルを増築する。設計施工は東急建設、デザイン監修は辻本デザイン事務所が担当し、2014年4月の開業を目指す。

起工式に先立ち記者会見した元谷外志雄アパグループ代表は、2、3年後にも客室数500室のホテル、将来的に50階建てのタワーをそれぞれ増築する計画を明らかにした。
 西棟増築工事では、アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉(千葉市美浜区ひび野2-3、敷地面積4万5717㎡)にある50階建てのタワー棟(客室数1001室)西側に、S造地下1階地上11階建て延べ1万1923㎡規模で増築する。地上1階には露天風呂やサウナ付きの「大浴殿」、プールサイドレストランを設ける。
 神事では、鎌(かま)入れを元谷代表、鋤(すき)入れを中村俊治東急建設常務執行役員が行った。
 記者会見には元谷代表と元谷芙美子アパホテル社長が出席。
 元谷代表は「(西棟)増築後に稼働率が90%を超えれば、2、3年後に(西棟と)同プランで500室を建てたい」とタワー棟東側に増築する計画を披露した。
 さらに「いずれは50階建てで本棟(タワー棟)に勝るものを建て、先端医療関係や大学など学校関係のホテル以外での活用を検討していきたい」との考えも示した。自走式立体駐車場を設けて建設スペースを確保した上で建設する見通しだ。
 椿博作業所長(東急建設)の話 「この地で1500室、さらには2000室を目指していると聞いており、緊張感を持って臨む。ホテルの営業に迷惑をかけないようにしつつ、宿泊客の方々に別館を建てているというホテルのアピールにもつなげたい」
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年3月18日


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