2013/03/06

【モノニュース】傷んだ側溝の修繕にステンレス 北澤工業のMC工法

北澤工業(本社・新潟県長岡市、北澤和博社長)が開発した側溝修繕技術「MC(メタルカバー)工法」。傷んだ側溝上部をモルタルで補修し、金属カバーを被せるアイデアが認められ、新潟県内では2010年9月の初採用以来、導入実績は累計で33件に達する“ヒット技術"となっている。
 側溝すべてや上部だけを入れ替える従来の修繕工法に比べ、構造物の取り壊し作業がないため、低騒音で廃棄物の量も減らせる。施工では専用の溝切り機を使い、専用のステンレスカバーを被せるだけ。作業期間も短く、即日に道路開放が可能な点も注目できる。工事費は側溝サイズに関係なく1m当たり3万円が目安という。
 NETIS登録も申請中で、同社は2013年度からは新潟県以外への採用を積極的に働きかける。同社が事務局を務めるMC工法推進協議会には新潟県内の建設会社18社が加盟している。全国的に普及させようと、2月には東京都内の建設会社への説明会も開いた。協議会事務局・電話0258-24-7472。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年3月6日

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