2013/10/10

【日本最大級】本牧ふ頭にガントリークレーン3基 免震構造で荷役効率化


 コンテナターミナルの再編整備が進んでいる横浜港の本牧ふ頭地区で、日本最大級のガントリークレーン3基が3-6日の4日間にわたる作業によってD4突堤に設置された。施設は横浜港埠頭会社が発注し、JFEエンジニアリングが製作・設置した。より大型の船舶に対応した新クレーンは、免震構造を採用して耐震性を確保するとともに、荷役の効率化を実現する。


作業の様子

 横浜港の本牧ふ頭は、横浜港で最大のコンテナふ頭で、1963年に埋立を開始し、70年に完成した。コンテナ船の大型化とコンテナ貨物の増加に対応するため、92年から在来船対応バースのB突堤とC突堤間を埋め立てるなど再整備が進められている。
 現在は、大規模地震発生時に幹線貨物の輸送拠点として物流機能を維持するため、関東地方整備局がD4突堤の整備を進めており、「横浜港本牧地区岸壁(マイナス16m)(耐震)(改良)築造工事(その2)」と「横浜港本牧地区岸壁(マイナス16m)(耐震)(改良)築造工事」を、ともに東亜建設工業・五洋建設JVが施工している。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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