2014/03/25

【速報!!】プリツカー賞に坂茂氏 2年連続で日本人受賞

プリツカー賞受賞の坂茂氏
ことしも、プリツカー賞の発表が行われた。なんと受賞者は2年連続で日本人だった。昨年の伊東豊雄氏に続いて、今回は坂茂氏(56)。坂氏は、「紙の建築」「センター・ポンピドー・メッツ」などで知られている。坂氏は20年間にわたって自然災害、人為災害に見舞われた地域で、紙管を使った建築による避難シェルターなどを手掛けてきた。
 代表的な建築としては、1994年のルワンダ大虐殺地域の難民シェルター、95年の阪神大震災の集会所「紙の協会」、ニュージーランド地震のあったクライストチャーチの「紙の大聖堂」などがある。
センター・ポンピドー・メッツ

 また2010年5月にフランス・パリの現代美術館、ポンピドー・センターの別館、Centre Pompidou-Metz(センター・ポンピドー・メッツ)=写真=を、ジャン・ドゥ・ガディンヌ氏らとのチームで完成させている。
 今回の受賞について坂氏は「受賞は大変光栄です。今後も住宅建築依頼や、災害救援活動において、私が尽くさせていただく人々の声を聞きたいと思います。今回の受賞は、私がこれまで続けてきたことを勇気づけてくれました。これからもその姿勢は変えず、成長を続けたい」とコメントしている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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