2012/09/13

ガンダムまであと一歩!? 日立建機が「双腕油圧ショベル」をついに商品化

ついに商品化されたアスタコNEO(ネオ)
日立建機は、2本の腕を持つ油圧ショベルを14日に発売する=写真。片方の腕でつかみ、もう一方の腕で切断するといった人間がする複雑な作業が可能で、「油圧ショベルの歴史を変えるロボット化への挑戦」と位置付けている。

 新商品は双腕仕様機「ZX135TF-3」で、アスタコNEO(ネオ)という呼称を付けた。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から委託を受け、13t級油圧ショベルをベースに2011年3月に開発、このあと製品化に向けユーザーテストで事前評価を実施していた。
 本体の真ん中から伸びる主腕(右腕)と、運転席下からの副腕(左腕)によって、産業廃棄物の仕分けなど中間処理作業を、安全で効率的にできる。ユーザーが工夫すれば、さまざまな作業にも活用が広がる。
 販売地域は国内だが、将来的には海外も見据えている。価格は2,360万円、13t級の標準機と比べ1.9倍となる。
建設通信新聞 2012年9月13日3面

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