2012/11/22

【建築】安藤忠雄設計の新三河田原駅舎が4月着工 田原市・豊橋鉄道

新三河田原駅の完成イメージ(豊橋鉄道提供)
愛知県田原市と豊橋鉄道(同県豊橋市、伊藤優社長)は、移築する同渥美線三河田原駅(田原市田原町)の新駅舎の概要を公表した。設計は安藤忠雄建築研究所(大阪市)が担当。規模はS造2階建て延べ446㎡で、現駅舎の約2倍の広さとなる見通し。駅舎の半分程度を多目的スペースとして活用し、観光などの情報発信のほか、市民交流の拠点とする。
 新駅舎の建設は、田原市が進める駅前再開発事業に合わせ、豊橋鉄道が実施する。新駅舎は現在地から50m西側の場所に移設する。2013年4月の着工、同年11月ごろの供用開始を目指す。駅舎関連の総事業費は約12億円を見込む。
 外観は、市民アンケートなどをもとに、和風でシンプルな扇形のデザインを採用。環境に配慮し、屋上には太陽光発電パネルを設置する。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年11月22日 8面

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