建設産業界の日刊全国紙「建設通信新聞」

このブログの記事も、建設通信新聞が基本となっています。日本有数の建設専門クオリティーペーパーです。ぜひニュースサイトを訪ねてみて下さい。

まったく新しい建設情報サイト 「建設通信新聞Digital」

これまでの常識を覆す。建設関連情報統合サイトです。ニュースの全量配信、電子版、行政資料キャビネット、トップインタビューなど盛りだくさんの内容が詰まっています。

建設通信新聞社Facebook

言わずとしれたFacebook。ユーザー交流の場です。おたずね下さい。

建設通信新聞社発行の書籍群

建設通信新聞が発行している各種書籍です。『建設人ハンドブック2014年版 建築・土木界の時事解説』『建設業の安全衛生法令用語検索エンジン 用語の意味、適用条文、公示、告示、通達がわかる!』『建設業 社会保険未加入問題Q&A』などベストセラーも

建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2016/11/30

【妹島和世】街とのつながりを多面的に表現した「すみだ北斎美術館」 愛着ある施工に感謝


 街の景色や人々の営みを淡く輝く壁面が柔らかく映し込む。東京都墨田区に誕生、22日開館した「すみだ北斎美術館」は、淡い鏡面のアルミパネルに覆われた外壁がソリッドでありながら、輪郭線のない透明感をまとったボリュームとして立ち上がる。さまざまな角度に切り取られた現実の社会と北斎の描く世界観との境界をも時空を超えて緩やかに結ぶ装置とも言える。

【土木学会】デザイン賞に「太田川大橋」(広島市)など14作品 講評などウェブで公開


 土木学会は29日、「土木学会デザイン賞2016」として14作品を決定したと発表した。選考過程や授賞作品詳細、講評などは同日、土木学会デザイン賞ウェブサイトで公開した。同賞は、構造物そのものに焦点を当てる土木系各賞と異なり、脚光を浴びることが建築系より少ない土木設計者など個人にも光を当てるもので、2001年度からスタートしていた。17年1月29日、土木学会講堂で、表彰状授与式、受賞者プレゼンテーション、講評・質疑応答など授賞式を開く。

【竹中工務店】あなたの後をついてくる! 追従感知センサー付き運搬用ロボット台車「かもーん」


 竹中工務店は、現場内での重量物運搬を省力化・軽減する運搬用ロボット台車を開発した。追従感知センサーの働きで作業者を自動追従する機能を備えている。

【新潟県建築士会】専門家が現地で解説! 荻ノ島集落「旧中西家住宅」をひも解く 12/10@柏崎市


 新潟県建築士会(川ノ口信一会長)は12月10日、2016年度連続フォーラムの第3弾を新潟県柏崎市の荻ノ島集落センターで開催する。同集落に残る前中門付き広間型茅葺(かやぶき)民家「旧中西家住宅」の歴史的、文化的価値を新潟県歴史的構造物専門家(ヘリテージマネージャー=HM)がひも解く。

2016/11/29

【東京建設業協会】田無工業高校と建設業を中学生にPR! DVD「みらいをつなぐ君たちへ」


 東京建設業協会(飯塚恒生会長)は、工業高校の授業内容や建設業の仕事を紹介する中学生向けのDVDを制作した。中学生やその親に建設業の魅力をPRし、将来の担い手を呼び込むのが目的。今回は「みらいをつなぐ君たちへ」と題し、都立田無工業高校(西東京市)を紹介している。今後は他校のDVD制作についても検討していく。

【清水建設】世界に一つだけの棚! 東京木工場が親子ものづくり体験をサポート


 清水建設の(仮称)松戸市立千駄堀新病院建設事業現場事務所(戸澤正敏所長)は27日、地域貢献事業の一環として「木とのふれあい」をテーマに親子ものづくり体験教室を開いた=写真。現場に近い上本郷小学校の児童と保護者48組が、東京支店東京木工場(井手勇人工場長)の全面的なサポートを受けて、立派な本棚をつくりあげた。

【BDP社】イギリス国会議事堂大改修による移転先改修を受託 文化遺産の保全配慮しつつ設備刷新へ


 日本工営グループの英国建築設計事務所BDP社は、英国国会議事堂であるウェストミンスター宮殿の大改修に伴う一時移転先改修事業の建築・設計業務を英国議会下院から受託した。「The Northern Estate Programme」と称する事業で、コンペにより最高評価を得た。写真は一時移転先となる建物の一部

【中日本高速名古屋】橋脚高125mは日本一に! 鷲見橋現場を公開


 中日本高速道路名古屋支社は25日、東海北陸自動車道白鳥インターチェンジ(IC)~飛騨清見IC間の4車線化工事の一環で建設中の鷲見橋の現場を報道機関に公開した=写真。施工は三井住友建設が担当。供用後、同橋は日本一の橋脚高(125m)を持つ橋梁となる。

2016/11/28

【現場最前線】新築初のレンズダンパー採用で「ワンランク上」の安全・安心 グランセレッソ鹿児島


 飛島建設の新築工事として初めて「レンズダンパー」=写真=を採用するホテルの建設工事が鹿児島市内で進んでいる。土地活用方法から同社の「建築事業本部建設コンシェルジュオフィス」が顧客のニーズを聞き、実際のプロジェクトとして具体化してきた。いまも顧客の思いを“形”にするため、現場での試行錯誤が続いている。

【関西ペイント】往年の名選手も駆けつけ説明会 関ペ・マンUサッカースクール17年3月開催


 関西ペイントは24日、来春開催する全国の小学生を対象とした「関西ペイント×マンチェスターユナイテッドサッカースクール(MUSS)」の説明会を東京都内で開いた。写真は世界最古のカップ戦、FAカップの優勝トロフィーを掲げる石野社長(右から2人目)ら。両端にロブソン(右)、ヨンセン(左)のレジェンド2氏

【国際航業】「ドローン運航・3次元計測スクール」中級コースの受講者募集 法人対象


 国際航業は、ことし5月に開設した「ドローン運航・3次元計測スクール」に中級コースを新設し、募集を開始した。開催日程は12月が19-21日、2017年1月が11-13日の各3日間。

【建コン協】「建コンフォト大賞」入賞作品の写真展@港区 17年1/13-19


 建設コンサルタンツ協会(長谷川伸一会長)は、2017年1月13日から19日まで、東京都港区赤坂の富士フイルムフォトサロン東京スペース2で、「建コンフォト大賞」写真展を開く。

2016/11/27

【現場最前線】鉄建が手掛ける東北新幹線、在来線の復旧・復興工事


 東日本大震災から5年8カ月、津波により甚大な被害を受けた沿岸部では、いまも復興に向けた槌(つち)音が響きわたっている。鉄建は、東日本旅客鉄道(JR東日本)のパートナー企業として全社を挙げ、大動脈の東北新幹線を始め、地域住民に欠かせない在来線の復旧・復興工事に尽力してきた。学校の高台移転や復興道路整備などのプロジェクトにも取り組んでいる。林康雄社長=写真右=の現地視察に同行し、東北の地に刻まれつつある同社の足跡の一部をたどった。

【弘前市ら】8自治体が「近代建築ツーリズム」展開へ 前川國男作品にスポットライト


 前川國男が手掛けた建築作品を観光資源に活用しようと、青森県弘前市など全国の8自治体が「近代建築ツーリズムネットワーク」(会長・葛西憲之弘前市長)を設立した。自治体同士で連携し、前川作品を含む近代建築の観光資源化の促進を図る。2016年度は前川作品の現状を確認しつつ、活用に向けて具体策を検討するほか、17年2月には関東圏でキックオフイベントとなる講演会を開催する予定だ。17年度は同作品の利活用方針を策定し、情報発信などを行っていく。
写真は弘前市民会館(弘前市ウェブサイトより)

【関東地整】最先端技術を体験! 市川工高生78人が堤防整備のICT活用工事現場を見学


 関東地方整備局江戸川河川事務所は22日、埼玉県吉川市内で進めているH27下内川地区堤防整備工事の現場でICT(情報通信技術)活用工事の見学会を開いた。千葉県立市川工業高校建築科の1年生78人(うち女子16人)がICT建機の操作室を見学したほか、UAV(無人航空機)やラジコンバックホウを操作した。施工を担当する川村建設を始め、協力会社のフソウ開発工業(河川土工)、マナブ測建(UAV起工測量・出来形管理)、アクティオ(ICT建機提供)などが対応した。

【近畿地整】水上バスで名所散策! 安藤忠雄氏も参加の淀川舟運活性化見学会


 近畿地方整備局は18日、淀川舟運活性化を目的とした舟運見学会を開いた。池田豊人局長や建築家の安藤忠雄氏が参加、有識者・民間・行政関係者らが大阪水上バスのアクアライナーに乗船し、大阪府守口市の佐太船着場から大阪市中央区の八軒家浜船着場までの淀川・大川下りを体験した。

2016/11/26

【“信州の木”建築賞】最優秀に「なごみ」 空間構成、経緯、材料調達など多岐にわたり高評価


 長野県が2016年度に創設した県内のすぐれた木造建築物を表彰する“信州の木”建築賞で、最優秀賞に根羽村高齢者福祉施設ねばねの里「なごみ」(建築主・根羽村)=写真、優秀賞に軽井沢発地市庭(軽井沢町)と上田市交流文化芸術センター・上田市立美術館(サントミューゼ)(上田市)の計3作品が輝いた。

【日建連中部】名古屋大生が土木3現場を見学 鉄筋結束も体験


 日本建設業連合会中部支部(岩川千行支部長)は18日、名古屋大学の学生を招き、現場見学会を実施した。工学部環境土木・建築学科の2年生35人と教員2人が参加した。中部地方整備局発注の鍋田上水門改築工事、名二環西蟹田南高架橋下部工事、同北高架橋下部工事の現場の特徴を、各所長らが解説した。

【CCI千葉ら】建機や測量体験で将来の選択肢に! 野田市立第二中で体験学習会


 千葉県建設業協会青年部会東葛支部(平岡将征代表幹事)と千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCI千葉)は、野田市立第二中学校で2016年度建設機械体験学習会を開いた。2年生約120人が参加し、建設機械への体験搭乗などを楽しむとともに建設産業への理解を深めた。

2016/11/25

【記者座談会】“稼げる”スタジアム・アリーナへ改革なるか 五輪契機に新たなまちづくり 

A 東京五輪の競技会場見直し議論も大詰めのようだけど、金額の多寡にばかり目が向いているように感じる。
写真は五輪後も建設ラッシュが続くロンドン市内。大規模な再開発が活発化している

【土木学会】市民普請大賞グランプリは「別所砂留を守る会」 住民主体の活動を評価


 土木学会(田代民治会長)は23日、東京都新宿区の土木会館で土木の日関連行事のシンポジウムを開いた。「市民普請大賞2016」の1次選考を通過した6団体などの活動発表と講評が行われ、最終審査の結果、グランプリに別所砂留を守る会(広島県)の「別所砂留の整備保存および啓蒙活動」が選ばれた。地域住民が中心となった整備保存や見学会の開催、砂留を活用した地域活性化への取り組みなどが高く評価された。

【しずおか建設まつり】「全力女子!」やゲリラ豪雨の体験コーナー! 三井住友建設JVと飛島建設JVが出展


 静岡市と静岡県建設産業団体連合会が20日に清水マリンパークで開いた「しずおか建設まつり」に三井住友建設と飛島建設が出展した。それぞれ市内で実施している工事の施工者としてJVで参加した。写真は飛島建設JVのゲリラ豪雨体験

2016/11/24

【日建連講演会】カリスマ所長4人が現場マネジメント力水平展開の極意を語る!


 日本建設業連合会の建築生産委員会施工部会(木谷宗一部会長)は12日、東京都港区の建築会館ホールで現場マネジメント力の水平展開を目的とした「作業所長による生産性向上に関する講演会」を開いた。選りすぐりの“カリスマ所長”4氏が豊富な経験と実績から培ったノウハウに対する関心は高く、会場は“最適解”を求める約170人の参加者で埋め尽くされた。「放任と統制」「信頼と粋の精神」「働きたくなる環境づくり」「自分で考える癖」など、所長が繰り出すキーワードから、参加者は多くのヒントを得たようだ。

【日建連東北】WLB両立に待機児童解消・フレックス・在宅勤務の検討を けんせつ小町フォーラム


 日本建設業連合会東北支部の「けんせつ小町小委員会」(委員長・渋川智熊谷組常務執行役員東北支店長)は21日、仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台で第2回フォーラムを開いた=写真。ゼネコンで技術者として働く女性6人が、自らの体験談を交えながら現状課題を説明するとともに、今後の女性活躍推進に向けた提案を行った。

【スカイロボット】屋内訓練施設は世界最大級! ドローンスクールジャパン東京校が開校


 スカイロボット(東京都中央区、貝應大介社長)が運営する「ドローンスクールジャパン東京校」の開校式が、東京都江東区で開かれた。総敷地面積約3万9600㎡のうち屋根付き部分が9900㎡、天井高約15mの世界最大級屋内UAV(無人航空機)訓練施設となる。

2016/11/23

【前田建設】施工BIMの生命線に! 初めて取り組む専門工事会社との「BIMモデル合意」プロジェクト


 「BIMモデル合意の流れを整理できた」。前田建設の曽根巨充TPM推進グループ長は、東京・新橋で施工中の中小規模オフィスビルの成果を、こう表現する。既に現場の1割にBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を導入する同社は、3次元モデルを見ながら専門工事会社と図面類の細かな部分を協議するBIMモデル合意を、施工BIMの“生命線”に位置付けている。「2020年度には最低でも5割の現場に拡大させたい」と意気込む。写真は所長クラスを対象に開いた施工BIM研修会

【現場最前線】狭隘現場をで「U桁リフティング架設工法」で克服! 新東名厚木第二高架橋他PC上部工


 新東名高速道路の起点(海老名南ジャンクション)から最初のインターチェンジ(IC)となる厚木南ICの工事が着々と進んでいる。三井住友建設・日本ピーエスJVが施工する「厚木第二高架橋他8橋(PC上部工)工事」(神奈川県厚木市戸田~下津古久)では、工場製作したU桁の一括架設など狭あいな現場というハンディキャップを最新技術で克服している。

【宮城建設青年会】監督・作業員の両方になってみた! 中学生が道路舗装工事を体験


 宮城県建設業青年会(栗村英樹会長)は16日、仙台市太白区の民有地で中学生を対象とした舗装工事の現場実習を行った。職場体験授業で建設業を希望した仙台市立第一中学校2年の男子生徒2人が、現場監督と作業員の仕事を経験した。

【三井住友建設】硬いコンクリートってどうつくるの? 八木北小学校5年生103人が技研を見学


 三井住友建設は18日、毎年、「土木の日」に開催している技術研究所の見学会を開催し、千葉県流山市立八木北小学校5年生103人を招いた。参加した生徒は、模型を使った耐震・制震・免震実験や、コンクリート圧縮試験、無響室と残響室の違い、風洞実験などを体験し、「どうすれば硬いコンクリートがつくれるのか」など質問をぶつけていた。写真は無響室を体験する小学生たち

2016/11/22

【i-Construction】伐採重機「キッタロー君」やフルオートジャンボも 鹿島が自社のICT技術ページを作成


鹿島は11月21日から、同社の土木技術のHP上に「ICT」に特化した技術ページを公開した。建設産業界では、国交省のi-Construction施策の浸透や、ICT活用工事の増加などを受けて、ドローンや3次元ICT施工などのニーズが高まっている。同社は以前からこの分野での技術開発を独自に進めており、今回そうした技術を集約して紹介することにした。
 紹介技術の中には、同社が日本で初めてドローンに3Dレーザスキャナーを搭載した大分川ダム堤体での計測トピックや、宮古盛岡横断道路新区界トンネル工事1期(岩手県)で活躍した「4ブームフルオートコンピュータジャンボ」の動画などを掲載している。

ほかにも、人工筋肉ロボットを伐採重機へ適用した「キッタロー君」という運転席搭載型ロボットによる伐採作業の無人化施工システムや、人間がタブレット端末で複数の建設機械に作業計画を指示して、無人で自動運転を行う「クワッド・アクセル」という建設生産システムでも動画紹介する。
 i-Constructionだけではない、シールドトンネルや環境面に適用したICT技術を気軽見られるページになっている。
 HPは、こちら↓
http://www.kajima.co.jp/tech/c_ict/index.html

【振興基金とCAT教習所】合宿でも安心して7資格取得! 女性限定の重機オペ養成コース開講


 建設業振興基金(内田俊一理事長)とキャタピラー教習所は21日、千葉県柏市の東関東教習センターで女性限定重機オペレーターの養成コースを開講した。コースには北海道から宮崎県までの全国から6人の女性が参加、約1カ月間にわたる合宿式の講習修了に向けて資格取得を誓った。

【東急電鉄・東京地下鉄】時間と空間をシェアする商店街「中目黒高架下」開業!


 東京急行電鉄が東京地下鉄と共同開発した、時間と空間をシェアする高架下の商店街「中目黒高架下」が22日に開業する。東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅周辺の高架下空間に、中目黒近辺にゆかりのある飲食店や、地方で人気の高い関東初の店舗など個性豊かな全28店舗が出店する。開発コンセプトは「SHARE(シェア)」。東急電鉄では「中目黒駅周辺にとって象徴的な存在である高架下エリアに人々が集い、時間や空間をシェアすることで中目黒らしいカルチャーの発信地となることを目指す」としている。

【土木学会】あなたは橋派?鉄道派? 土木コレクション@新宿駅西口広場、11/24まで


 土木学会(田代民治会長)は21日から24日までの4日間、東京都新宿区の新宿駅西口広場イベントコーナーで、「土木コレクション2016 あなたは橋派?鉄道派?」を開いている。初日となる21日のオープニングセレモニーでは、田代会長、西倉鉄也東京都建設局長、土木広報戦略会議土木の日実行担当の五道仁実国土交通省官房技術審議官がテープカットを行った。

【東京地下鉄】「東西線と東葉高速鉄道線との相互直通運転20周年展」開催中!@地下鉄博物館、1/15まで


 東京都江戸川区の東京メトロ東西線葛西駅高架下にあるメトロ文化財団地下鉄博物館で、東京地下鉄の特別展「東西線と東葉高速鉄道線との相互直通運転20周年展」が開会した。

2016/11/21

【香川県土木部】中学生に建設業の仕事をPR! パンフ『かがわ建設業図鑑』


 香川県土木部は、建設業PRパンフレット『かがわ建設業図鑑』を制作した。将来に向けた具体的な職業選択を模索する県内の中学2年生(約9300人)を対象に、建設業の仕事内容や実際に働く人の声を紹介、建設業のイメージアップや担い手確保につなげていく。

【すみだ北斎美術館】「地域に開かれ、成長する美術館」11/22オープン! 設計は妹島和世


 日本が世界に誇る浮世絵師・葛飾北斎の貴重な作品をそろえた新たな美術館が22日、生誕地である本所割下水(現東京都墨田区亀沢)に開館する。墨田区は18日、オープンに先立って「すみだ北斎美術館」を報道機関に公開した。建築家・妹島和世氏が設計を手掛け、大林組・東武谷内田建設JV(建築)が施工し、展示制作を丹青社が担当した。

【建築学会ら】8学会が東日本大震災調査報告の総集編刊行で記念シンポ 12/19@東京


 日本建築学会、土木学会など8学会による東日本大震災合同調査報告の総集編刊行を記念したシンポジウムが12月19日、東京都港区の建築会館ホールで開かれる。各学会から専門家を迎え、多様な立場からこの5年間に蓄積された知見を紹介してもらうとともに、その後の研究が熊本地震や将来に予想される南海・東南海地震などの大災害に対してどう生かされているかを議論する。

【東京外環】北行大泉南に投入の大型シールド機、出現! 回転試験など公開


 国土交通省と東日本・中日本の両高速道路会社は18日、三菱重工業神戸造船所(神戸市兵庫区)で製作中の大型シールド機を公開した。東京外かく環状道路(関越~東名)本線トンネルの大深度地下を掘り進むシールド機で、直径は16.1mと国内最大規模を誇る。

2016/11/20

【MIKI建築設計事務所】2つのモデルと新旧技術「いいとこ取り」で再建 宝塚市・中山寺五重塔


 兵庫県宝塚市にある大本山中山寺(なかやまでら)。聖徳太子が創建したと伝えられ、関西では安産祈願のお寺としても広く知られている同寺で今、五重塔の再建が進む。同寺建物の設計監理に長く携わっているMIKI建築設計事務所(宝塚市)の井関幹雄相談役と市場浩取締役設計部長の2人に、今回の事業についてポイントなどを聞いた。

【土木の日】暮らしを支える技術を学ぶイベント 竹中グループ、飛島建設、東京都土木技術支援・人材育成C

■レンガでアーチ橋を造る! 構造的な強さを造って体験 竹中グループ
 竹中工務店、竹中土木、竹中道路は16日、千葉県印西市の竹中技術研究所に印西市立原山小学校5年生34人を招いて見学会を開いた。11月18日の「土木の日」の関連イベントとして実施したもので、ことしで23回目となる。

【佐藤総合計画】隅田川のほとりで発信・交流 展示イベント「の、流れ-FLOW-ING」11/19まで


 佐藤総合計画が東京都墨田区の本社ビル1階ギャラリーや敷地内の公開空地を使って実施している展示イベント「の、流れ-FLOW-ING」は、隅田川のほとりに事務所を構える総合建築設計事務所として、地域のシンボルとしての新しい川の魅力を生かしたまちづくりの提案を発信しながら、事務所そのものも地域に対して開いていこうという試みだ。写真は演劇ワークショップ。1、2階を行き来してストーリーを練った

【大建協】通過する列車に細心の注意! 布施工高生40人がおおさか東線工事現場見学


 大阪建設業協会(奥村太加典会長)は16日、高校生を対象とした見学会を開いた。府立布施工科高(東大阪市)建築設備系建築システム専科2年生約40人が、「おおさか東線野江地区路盤新設他工事」の現場を訪れた。

【大阪電業協会】電気設備の人たちとカレー作ろ! 児童122人をデイキャンプに招待


 大阪電業協会経営委員会青年部会(山口統也会長)は12日、大阪府高石市の大阪府羽衣青少年センターで恒例のボランティア活動を実施した。福祉学園から児童を招き、カレーライスづくりやレクリエーションを楽しんだ。児童122人、先生22人、会員74人が参加した。

2016/11/19

【建築模型を考える】模型を通して一緒に考える伝統 マエストロ・廣畑哲治氏と日建設計


 「3Dスキャナーもない時代にカッター1つで異様な精度を出す。その模型を見て、もしコンペを担当する時が来たらぜひつくってほしいと思った」--。日建設計執行役員設計部門副総括で山梨グループ代表の山梨知彦氏が入社したのは1986年。新都庁舎コンペの前年で、その時に廣畑哲治氏の建築模型を初めて目の当たりにしたという。山梨氏が「マエストロ」と呼ぶ、この模型づくりの達人は、日建設計の「顔」であり、戦後わが国を代表する建築家の一人でもあった故・林昌二氏に見込まれ、その代表作のほとんどの模型を製作。「林さんのイメージを最初に三次元にし、それをフィードバックしてインスピレーションを与えた」存在だったと指摘する。

【LIXIL】伝統継承とイノベーションと 「ものづくり工房」は少数精鋭やきもの職人の集団


 日本6大古窯の1つである常滑(愛知県)に、LIXILの品質・技術統括部技術研究所「ものづくり工房」がある。焼き物の技術や釉薬(うわぐすり)・素地の研究に取り組む研究施設で、古いタイルや焼き物の製法を解明し、現在に蘇らせてきた。旧INAX発祥の地である常滑は、江戸時代から陶業の盛んな街。そこで培われたやきものの技術を伝承しながら、工場生産とはひと味違う、職人の手によるタイルづくりを続けている。写真は「女川温泉ゆぽっぽタイルアートプロジェクト」の「霊峰富士」(撮影:梶原敏英)

【近田玲子】『RAY8』発行! 金沢城ライトアップなど最新プロジェクトを収録


 近田玲子デザイン事務所の2013年度から16年度にかけての主要プロジェクトを収録した冊子『RAY8』が発行された。金沢城ライトアップ開始から15年の集大成となる金沢城公園玉泉院丸庭園「灯り絵巻」など、同事務所を率いる照明デザイナーの近田玲子氏が手掛けた広場・公園から公共施設や商業施設、集合住宅、個人住宅など多岐にわたる17のプロジェクトを臨場感ある色彩豊かな写真と簡潔なコメントで紹介している。

【大豊建設】女性技術者の存在もアピール! 利府中学生が岩沼市矢野目排水ポンプ場工事現場見学


 大豊建設・森本組JVが施工している日本下水道事業団発注の岩沼市矢野目排水ポンプ場復興建設工事および同工事その2(山本信久所長)の現場で16日、中学生を対象とする現場見学会が開かれた。宮城県利府町立利府中学校の1年生4人が参加し、普段は見ることができない工事現場を興味深そうに見て回った。

【近畿地整】災害対策も観て、触れて、体験! 技術事務所が「ふれあい土木展」


 近畿地方整備局近畿技術事務所は11、12の両日、大阪府枚方市の同事務所で「ふれあい土木展2016」を開いた=写真。産学官が連携し、さまざまな土木技術が暮らしを支えるためにどのように役立っているのかをパネルや重機、設備で展示・実演しアピールした。建山和由立命館大理工学部教授が「建設技術の新たなステージ i-Construction」と題し講演した。

2016/11/18

【記者座談会】中間貯蔵施設が本格着工/ゼネコン大手・準大手が工事粗利10%超え

A 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う除染で発生した汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設が15日に本格着工した。