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建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2013/08/31

【断熱革命】従来工法と同等コストで外断熱を提供 新日本建設

マンションの外断熱工法は、内断熱工法に比べ割高で、国内ではあまり普及していない。新日本建設(千葉市美浜区)が開発した外断熱工法「断熱革命」は、コンクリート型枠を兼ねた断熱パネルを採用し、工期や工費を抑制することで、内断熱工法との価格競争を可能にした。外装材と断熱材の間に独自の通気層も設けたことで、結露を防止するなどさらなる快適性を高めているのが特長だ。

【書籍】トリエンナーレの名物建築を紹介 『あいち建築ガイド』を発刊


3年に1度開催する国際芸術祭、あいちトリエンナーレの開幕を迎え、同実行委員会(五十嵐太郎芸術監督)が、愛知県の建築をより多くの人に体験してもらうために制作した。
 トリエンナーレ会場周辺の名古屋、岡崎を中心とした8つのエリアにある建築物やインテリアの主要スポット155件を紹介。テーマの一つである「記憶」を想起させるように、既に失われている作品まで取り上げていることが特徴だ。

2013/08/30

【復元】漫画の聖地「トキワ荘」 豊島区長「3,4年後に実現したい」

豊島区HPより
漫画文化の聖地「トキワ荘」を復元--。東京都豊島区の高野之夫区長は29日の定例会見で、同区南長崎3丁目にあり1982年に取り壊されたトキワ荘を当時のままの実物大で完全復元したい考えを明らかにした。「トキワ荘の跡地には今でも国内外から多くのファンが訪れている。日本を代表する大切な文化を育てていくのは行政の使命」との姿勢を示した上で、「3、4年後には実現したい」と意欲を示した。予算や建設地など課題はあるものの庁内での検討を加速させ、早期に具体化させる考えだ。

【事業者募集】11月11日から大阪市の赤レンガ倉庫利活用提案

現在の倉庫(写真=663highland)
大阪市港湾局は、港区にある「もと赤レンガ倉庫」の活用事業者を募集する。申し込みを11月11日から15日まで同局営業推進質財産活用担当で受け付ける。11月下旬に計画提案審査を実施、12月上旬にも事業者名を公表する。
大阪市のHP↓
http://www.city.osaka.lg.jp/port/page/0000232266.html

2013/08/29

【斬新な油圧機構】航空機をまるごとリフトアップ 津波時に緊急昇降

環境・防災設備機器メーカーのフジワラ産業(本社・大阪市、藤原充弘代表)は、津波避難タワーを始め、津波から「人の命」を救う緊急避難施設を最重点課題に据えた。高価な飛行機やヘリコプターなどの航空機、消防車・救急車、ブルドーザー、油圧ショベルなどの特殊車両を津波や洪水から守る「津波避難用昇降機」を開発した。大出力の油圧の力を使って、車両、航空機が駐機している駐機台を機体ごとリフトアップし、津波や洪水によるかん水から守る。被害額を最小限にとどめるとともに、救助、復旧の時間を短縮する。販売と同時に、販売代理店の募集を始めた。エアバスクラスの大型の装置で1億-2億円で構築できるという。

【JIA近畿】9月10日までエントリー 「ツナギ」学生コンペ

日本建築家協会(JIA)近畿支部(小島孜支部長)は、11月25日から12月8日まで大阪で開く支部大会『ツナギ』の関連事業となる学生コンペの参加者を募集している。エントリーは9月10日まで、電子メール(compe@jiakinki2013.com)で受け付ける。作品の提出は同30日まで、同支部で受け付ける(持参可能)。10月中旬の1次審査で上位5作品を選定し、11月30日の支部大会内で公開プレゼンテーションを実施。最優秀賞を決める。

2013/08/28

【復興版】9月11日に吉幾三コンサート 気仙沼処理区の大成JVが参加者募集!

気仙沼ブロック
宮城県の災害廃棄物処理業務気仙沼ブロック(気仙沼処理区)を担当する大成建設・安藤ハザマ・五洋建設・東急建設・西武建設・深松組・丸か建設・小野良組・阿部伊組JVは9月11日、宮城県気仙沼市の市民会館で、歌手・吉幾三さんによる復興支援コンサートを開く。
 災害廃棄物処理業務に加えて、地域の再生や復興のための地域貢献活動の一環として、音楽を通じて勇気と希望を届ける。
 定員は1100人で、入場は無料。事務局(〒980-0034仙台市宮城野区扇町1-3-17、セレスポ仙台市店内)を窓口に30日まで往復はがきで申し込みを受け付ける。問い合わせは電話・0226-44-3105。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年8月28日

【自動ドア】ナブテスコが生産200万台達成 甲南工場で記念式典

シーリングの最終工程を社長が行った
ナブテスコは26日、自動ドアの生産累計台数200万台の達成を記念して、神戸市東灘区の同社住環境カンパニー甲南工場で記念式典を開いた。関係者ら約50人が参加し、1956年に国産第1号機が誕生してから57年での200万台達成を祝った。

【出前デモ】専用車で下水管の更生工法をアピール 日本SPR工法協会北関東

デモ施工車による出前デモを全国で展開--。日本SPR工法協会北関東支部(真下恵司支部長)が6日、長野県諏訪市の同市文化センターで開いた施工見学会(出前デモ)で、同協会が開発したデモ施工車が初めて使用された。小口径用と自由断面用の2台があり、同協会が下水道展(7月30日-8月2日)で初披露したが、出前デモで使用したのは今回が初めて。

2013/08/27

【現場最前線】京成線押上~八広の上り 一晩400人で一気に高架化

東京都が京成電鉄、墨田区と進めている京成押上線(押上駅~八広駅間)連続立体交差事業で、24日未明から同早朝にかけて上り線の高架橋への切替工事が行われた。切替え個所は押上方の約170mと八広方の約80m。約400人が限られた時間の中でチームワークよく作業に当たり、試運転を経て平常どおり同4時56分発(八広駅)の始発電車から運行を開始した。

【日建連】139社のゼネコンヘルメットを大集合! 防災フェアで人気投票

大手ゼネコンのヘルメットが大集合する。内閣府と防災推進協議会が31日と9月1日に六本木ヒルズで開催する「防災フェア2013」で、日本建設業連合会(中村満義会長)が会員139社のロゴ入りヘルメットを展示する。企画を担当した日建連の高原寛典さんは、「ヘルメットは建設会社のアイデンティティー。子どもにかぶってもらって、ゼネコンってかっこいいと思ってもらえれば」と話す。

2013/08/26

【くまもとアートポリス】共同建築設計+コンテンポラリーズに 高野病院新病院設計

最終案の模型
熊本県が、くまもとアートポリス(KAP)事業の一環で実施した高野病院新病院設計業務公募型プロポーザルは、公開プレゼンテーションで最優秀者に共同建築設計事務所+コンテンポラリーズが選ばれた。審査員長を務めた伊東豊雄KAPコミッショナーは、「短期間にもかかわらず、4者ともすばらしい提案だった」と感謝した上で、最優秀者が何らかの都合で設計者とならなかった場合は「もう一度、審査員会を開くつもりで次点を選ばなかった」と、伯仲した審査の様子を説明した。

【JR東日本】牧歌的な街のシンボルめざす! 成田線の小林駅橋上駅舎が起工


 千葉県印西市のJR成田線・小林駅前で23日、同駅橋上駅舎新設他工事の安全祈願祭が開かれた。建築主は東日本旅客鉄道(JR東日本)。設計はJR東日本とジェイアール東日本建築設計事務所が担当し、東鉄工業が施工する。現時点の工期は2015年3月10日までを予定している。

【JPタワー】「KITTE」に開業5ヵ月で1千万人

日本郵便と東日本旅客鉄道(JR東日本)、三菱地所が東京・丸の内に建設したJPタワーの商業施設「KITTE」の総来館者数が、3月21日の開業以来約5カ月という短期間で、1000万人を突破した。日本郵便は開業当初に見込んでいた年間来場者数約1300万人を2000万人に上方修正するなど、JR東京駅至近で同駅丸の内駅舎の景観を満喫できる立地の良さなどが要因となり、予想以上に客足が伸びている。23日には大台突破を記念し、現地1階でオリジナルノベルティが配布され、来館者約1000人が列をなした=写真。

2013/08/25

【SCI-arc Japan】築地市場再整備題材にマスタープラン ジャパン・スタジオ開く

米国・南カリフォルニア建築大学(SCI-arc=サイアーク)は、毎年開いている「ジャパン・スタジオ」(スタジオ責任者、ジョン・ボーン氏)をことしも東京・市ヶ谷の法政大学の校舎を拠点に開催した。18人の大学院生が来日してワークショップを実施、東京都中央区の築地市場再整備と東京オリンピック招致を題材に、数チームに分かれてマスタープラン提案を作成した。

【建築】12月まで高松・四国村でフォリー(装飾建築)展

 
四国民家博物館(高松市)は12月1日まで企画展「無何有郷-ユートピア-」を開いている。
 遠藤秀平氏、手塚貴晴・由比夫妻、中村勇大氏の建築家3組が同博物館敷地内にフォリー(特定の用途を持たない装飾用の建物)を設置する「フォリーのある風景」展と、アーティスト・藤本由紀夫氏によるインスタレーション「うつくしいかたち」展のふたつで構成する。

2013/08/24

【美しい写真】貫通! 近畿整備局の清滝第2トンネル

 
近畿地方整備局が整備を進めている国道163号清滝生駒道路で、清滝第2トンネルが14日に貫通した=写真。東西に延びるトンネルを西側から奈良側に掘り進めていた。施工は戸田建設が担当。トンネル長さは1116mで、大阪府内で6番目に長い道路トンネルとなる。同トンネル前後の区間(1.7㎞)は暫定2車線で供用しているが、2013年度中に4車線として供用を始める。

【特殊車両】園児がすごい!!と歓声 中部地整の災対機械を見学!

 
中部地方整備局中部技術事務所は、名古屋市東区の同事務所構内で災害対策用機械の一般向け見学会を開いた。当日は、同事務所近郊の大幸保育園の園児ら約40人も参加。遠隔操作式分解型バックホウなど、普段は見られない災害対策機械のデモンストレーションを目の当たりにした園児からは「すごい」「かっこいい」と歓喜の声が上がった。

2013/08/23

【復興版】高砂熱学工業が移動式ピザカーで陸前高田を表敬訪問

「ピザで東北を元気に!」--。高砂熱学工業は、1年にわたる移動式ピザカーの被災地訪問サービスの活動報告を兼ねて21日、岩手県陸前高田市役所の仮設庁舎に戸羽太市長、久保田崇副市長を表敬訪問した。活動の初年度となる2012年は、活動の大半を陸前高田市の訪問に費やした。昨年8月21日、市役所仮設庁舎に戸羽市長、久保田副市長を表敬訪問しピザサービスしたのを皮切りに、ことし7月までに仮設住宅、保育園、保育所、子育て支援センターなど12カ所を訪ね、子どもたち向けにピザ作り教室や合わせて1500人分のピザを提供したという。

【土木】「トンネルづくり探偵団」上北沢共同溝で親子見学会 関東地整東京国道事務所

国土交通省関東地方整備局東京国道事務所は、東京都世田谷区の上北沢共同溝で、夏休み親子見学会「トンネルづくり探偵団」を開いた。区立上北沢小学校5、6年生の児童とその保護者9組18人が参加し、工事現場の見学や建設機械の仕組み、共同溝の役割などを学んだ。同工事は鴻池組(荒川淳二工事事務所長)が施工している。

【SA・PA】高速道路と地域の連携プランを募集中! 国土計画協会


国土計画協会は、高速道路及び高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)、インターチェンジ(IC)、スマートICなどを活用した地域との連携推進に関する取り組みや高速道路の利用者の利便増進に関する取り組みを支援するため、公益的団体などが主体となって実施する実現可能なプランを10月31日まで募集している。

2013/08/22

【デジタルデザイン】コロンビア大・スタジオXが多軸レーザー使った「五軸庵プロジェクト」

米国・コロンビア大大学院建築学部の日本研究拠点「Studio X Tokyo(スタジオX)」は、福島県いわき市のシオヤ産業(小野行彦社長)の導入した多軸レーザー加工機を使って、コンピューティショナル・デザインの実大建築ワークショップを行った。このプロジェクトに参加したのは、スタジオXの代表で建築家の廣瀬大祐氏を始め、東京理科大デジタルスタジオのメンバー、中国、英国からのインターンら多国籍なメンバーたち。今回挑戦した「五軸庵プロジェクト」は、デジタルデザインを駆使して設計した3次元データを基に、堅ろうな鉄パイプをコンピューター制御で切り出し、溶接なしで鉄材を茶室として組み上げることを目指した。現地で密着取材した。

【BIM】あなた自身を3Dに オートデスクが123Dで特別ブース

あなた自身の3次元を体感してみませんか--。オートデスクは、東京都中央区のロイヤルパークホテル東京で9月13日開催するセミナーイベント「Autodesk University Japan 2013」に、その場で被写体をスキャンして3次元デジタル化する“リアリティ・キャプチャ"のブースを設ける。
 通常の3次元スキャンには、レーザー照射やデジタル画像を組み合わせる方法などがあるものの、装置が高価な上、システムの構築にも高度なスキルが求められる。作業時間も長く、これまでのデータの利活用は土木分野の一部や製造分野などに限定されていた。

【撮影ツアー】公共建築をガイド付きで 神奈川県官公庁営繕協

対象施設の1つ、横浜地方気象台
神奈川県官公庁営繕協議会(会長・吉田貞夫神奈川県県土整備局建築住宅部長)は、11月の「公共建築月間」にあわせたイベントの作品と参加者を募集している。「わたしのおすすめ公共建築・写真撮影ツアー」は31日まで参加登録を、「わたしのおすすめ公共建築・写真展」は9月30日まで作品の応募を受け付ける。申し込みは関東地方整備局横浜営繕事務所内の事務局で受け付ける。

2013/08/21

【GNSSルポ】進化する衛星測量! 国土地理院の電子基準点がすべてグロナス対応

国土地理院が5月から全国の電子基準点で、準天頂衛星「みちびき」とロシアの衛星「グロナス」の観測データ提供を始めた。これまで米国のGPS(全地球測位システム)だけだった観測情報に加えて配信することで、衛星測位システムの精度は大きく向上する。建設業界にとっては、情報化施工の精度向上など測量業務の効率化も含めて大きな効果が期待できる。日々進化を続ける最新の衛星測量は情報化施工の可能性を新たなステージに導こうとしている。
 写真はGNSS受信機が装備されたバックホウ。

【企業募集】民間のアマモ場再生アイデアに、人工干潟を解放

国交省、地方自治体らが構成する「東京湾再生推進会議」の海域対策分科会は、「東京湾・海(Umi)をみんな(Min-na)で愛(I)するプロジェクト」(UMIプロ)を開始した。東京湾の公有水面を一時開放し、アマモ場の再生に取り組む民間企業を募集。生物多様性を確保するとともに海への理解や関心を高める。応募要項は30日まで関東地方整備局港湾空港部沿岸域管理官室内で配布・受け付ける。開放期間は10月から2014年3月末までを予定している。

【街育】森ビルが六本木ヒルズの“安全のヒミツ"ツアー

制震装置や高さ4m超の巨大エレベーター、水田のある屋上庭園など、六本木ヒルズ(東京都港区)の裏側を探検--。森ビルは、街づくりのミッションとしている「安全」「環境」「文化」をテーマに、快適な都市生活について考える、夏休みの親子向け教育プログラム「ヒルズ街育(まちいく)プロジェクト」をことしも開催、5種のツアーで計32回実施し、公募で選ばれた約1000人の参加者を受け入れる。

2013/08/20

【中部】刈谷工高の高橋さんが優勝 高校生ものづくりコンテスト



 東海地区工業高等学校長教育研究会が主催する第12回「高校生ものづくりコンテスト東海大会(電気工事部門)」が17日、名古屋市南区のトーエネック教育センターで開かれた。東海4県の高校から予選を突破した9人が参加し、出題された施工図をもとに配線工事に取り組んだ=写真。審査の結果、愛知県立刈谷工業高校電気科3年の高橋健太さんが優勝し、高校生ものづくりコンテスト全国大会(四国)への出場権を得た。

【横浜】LIXILがみなとみらいショールームを開館

 
LIXILは、横浜市西区みなとみらい4-3-6に「LIXIL横浜みなとみらいショールーム」をオープンした。これまで水まわり館として展開していた施設の展示面積を1.5倍に拡大し、幅広い商品・サービスを取りそろえた新総合ショールームとした。年間来場者数は1万8000組(月間1500組)を目標に、地域に愛される親しみやすいショールームを目指していく。

【海外土木】第3ボスポラス橋の施工監理を長大が契約

長大は、「トルコ国北マルマラ高速道路(第3ボスポラス橋を含む)・オダイェリ~パサコイ間施工監理コンサルタントサービス」を、Yuksel Proje社(トルコ)との2社JVで、トルコ共和国運輸海事通信省高速道路局(KGM)と契約・調印した。全体契約金額は6399万5800トルコリラ(約34億円)で、全体工期は39カ月。

2013/08/19

【住みたい街】「吉祥寺」が9年連続トップ維持 長谷工アーベスト調査

長谷工アーベストは、首都圏「住んでみたい街(駅)ランキング2013」を発表した。首都圏総合ランキングでは「吉祥寺」の人気が根強く、幅広い層に支持され、9年連続のトップとなった。
 2位の「自由が丘」、3位の「横浜」も昨年と同じランキングで、横浜と同数の3位には、駅前再開発が急速に進む「武蔵小杉」が昨年の17位から大幅にランクアップした。

【宇宙エレベーター】大林組がHP上で動画を公開

大林組は、昨年2月に広報誌『季刊大林』53号で発表した、2050年に地球と宇宙をつなぐ「宇宙エレベーター建設構想」の動画をホームページに掲載した。海上に浮かぶ地球側のステーション、アース・ポートから、宇宙エレベーターに乗って、上空3万6000㎞の静止軌道ステーションへと向かう様子などを紹介している。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年8月19日

【建築】住宅17、一般15作品を選定 建築学会が「建築九州賞」1次

日本建築学会九州支部は、2013年度第7回建築九州賞(作品賞)の1次審査を行い、住宅部門17作品、一般建築部門15作品を2次選考対象に選定した。9月7日に北九州市小倉北区室町の西日本工業大学小倉キャンパス大講義室で2次選考会となる九州建築作品発表会を開く。
 今回の応募は住宅33、一般建築31の計64作品だった。2次審査となる作品発表会は、応募者(設計者)によるプレゼンテーションと選考委員による質疑を公開で行う。一般市民の参加も広く呼び掛けている。開会は午前9時50分。前半に住宅部門、後半に一般建築部門の発表を行う。

2013/08/18

【魅せる!現場】観光資源化へ初弾38ヵ所募集 近畿整備局

近畿地方整備局は、同局の工事現場や完成施設を無料で見学できる「魅せる!現場(仮称)」の取り組みを始める。初弾として23工事現場と15完成施設の計38カ所で一般向けに見学者を募る。見学会は2時間程度かけて整備局の職員が案内する。社会資本整備の必要性を戦略的に広報する上で、現場を見てもらうことがまずは重要と判断した。

2013/08/17

【復興版】データで見る被災地の復旧・復興

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東日本大震災から2年5カ月が過ぎた。7月末時点の避難者数は全国で29万3782人に上り、特に被害が大きい宮城は約10万人、原発事故の影響を受ける福島は約9万人、岩手でも3万8000人以上がいまだに仮設住宅で暮らす。復興庁がまとめた2012年度の復旧・復興関係経費の執行率は64.8%にとどまり、特にインフラやまちづくり関係は56.1%と低調で、手つかずの事業も多くある。同庁のデータをもとに被災地の復旧・復興状況をまとめた。

2013/08/16

【夏休み】サイエンス演芸師「善ちゃん」と東空衛が体験教室

東京空調衛生工業会(是常博会長)が、小学校高学年を対象に開いた「空気と水の体験教室」には、抽選で当たった43組の親子が参加した。サイエンス演芸師「善ちゃん」の、空気と水を使った科学実験ではハプニングに笑いが、成功に驚きと拍手がわき起こった。
 「善ちゃんのサイエンスショー」の最初は浮(ふ)沈(ちん)子(し)。ペットボトルに入れた魚の形をしたしょうゆ差しが上下する様子に、子どもたちは興味津々。ボトルの握り具合で上下するという種明かしに、大人も感心しきりだった。続く、水を満たしたコップの口に、フックの付いた板を当て、そのフックで水の入ったペットボトルを持ち上げる実験では、調子が悪かったのかうまくいかず、ハラハラ、ドキドキの連続だった。

2013/08/15

【土木】「内海ダム」慈水の姿 飛島JVが竣工記念写真集を発刊

4月24日に本体工事が竣工した「内海ダム」(香川県小豆島町)を記念し、施工者の飛島建設・田村建設・安井建設JVが写真集『小豆島慈水』を発刊した。写真集は22ページで、土木写真家の西山芳一氏が撮影。四国で最も長い堤頂長423mを誇り、名勝寒霞渓を含む小豆島の自然と調和した同ダムの姿をさまざまな角度から紹介している。500部を用意し、発注者の香川県を始め、関係者に配布している。

2013/08/14

【復興版】復旧で生まれた「エアハート工法」

震災で被害を受けた下水道管路の復旧に当たり、水替工を効率的・効果的に実施できる技術として開発されたのが「エアハート工法」(空気圧作動汚水ポンプ工法)だ。
 同工法は、▽動力源が完全自給式のため、呼び水が不要(電源不要)▽既設管に特殊プラグを装着し管本体をポンプピットとするため、臭気発生や作業員の衛生環境悪化を防止▽人孔部のみならず管本体から直接水替えが可能なため、1スパンではなく工事個所のみの水替えが可能▽作業はプラグとホース類の設置・撤去のみで、短時間での作業完了(20-30分)が可能▽施工時以外は自然流下での水替えが可能--などの特長を持つ。

2013/08/13

【新潟】本間組が大民謡流しに参加

本間組は9日、新潟祭りの初日を飾る日本最大級の大民謡流しに参加した。
 本社正面玄関前での記念撮影後、本間達郎社長は「楽しく、きれいに踊って、新潟の元気を発信してください」と出発前の社員に言葉を掛け、送り出した。
 57回を数える、ことしの民謡流しには約1万3000人が参加。本間グループは新入社員を含む男性80人と女性20人の計100人がそろいの浴衣や法被に身を包んだ。踊り手たちは午後7時から約2時間、樽きぬたの響きも軽やかに萬代橋で『新潟甚句』を威勢良く、品良く踊り、地元企業として新潟まつりを盛り上げた。

2013/08/12

【建設論評】「ミンチ解体」を考え直す 解体用つかみ機規制

写真と本文は関係ありません
1975(昭和50)年ごろのこと。木造住宅の解体現場で釘の踏み抜きへの注意に老練な解体職人の頭(かしら)は「解体職人は、釘の先が地下足袋の底にわずかに感じたとき足を上げる。だから踏み抜かない」と言った。ベテラン解体職人の足の裏には鋭敏なセンサーがある。頭の言う技の裏には、職人の踏み抜きに対する細心の注意は無論のこと、踏み抜きを発生させない解体から発生材の整理・搬出に至る解体技術への誇りと信頼があった。その誇りは、単に踏み抜きを防ぐだけではなく仕事の「段取り」への一貫した配慮があり、「段取り八分仕事二分」の言葉を職人は非常に大切にした。

【森林再生】日本の証! 国産材マークをJAPICが創設

日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)は、国産材の利用を促し、適切な間伐などによって日本の森林を再生させることを目的に『国産材マーク』=写真=を創設した。住宅・建築に加え、土木やまちづくりなど幅広い分野に広めていきたい考えだ。

【ご招待】ブログ読者500組1000人をご招待 安藤ハザマが10月14日に明治神宮薪能

昨年の薪能(撮影:三上文規)
深まる秋の夜長、神宮の杜で薪能(たきぎのう)を楽しみませんか--。安藤ハザマが奉納協賛する明治神宮薪能実行委員会は、10月14日に東京都渋谷区の明治神宮拝殿前で開く「第32回明治神宮薪能」に、ブログ読者を含め、ペア500組1000人を招待します。
 演目は、友枝昭世氏(喜多流)による舞囃子「高砂」、塩津哲生氏(同)による能「玉井」、山本東次郎氏(大蔵流)による替間「貝尽シ」。午後6時から開演します。
 鑑賞希望は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記した往復はがきで受け付けます。応募先は、〒107-8658 東京都港区赤坂6-1-20 安藤ハザマCSR推進部内「明治神宮薪能実行委員会KT(建設通信新聞)係」宛。応募は1人1枚で、締め切りは8月31日(消印有効)。応募多数の場合は抽選となります。結果は、安藤ハザマから9月24日までに応募者全員に返信するそうです。

2013/08/11

【復興版】会計検査院、入札不調で報告書 復興工事の77%が応札者なし

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会計検査院がまとめた報告書「東日本大震災からの復旧・復興事業における入札不調について」によると、被災3県で2011年10月から12年9月までに入札された復旧・復興事業等にかかる工事の入札不調の発生割合は、直轄事業と補助事業を合わせて件数で21.1%、金額で11.2%となった。3県の中では災害査定決定額が最も大きい宮城県での発生割合が高い。不調工事の入札状況では応札者がいないものが77.1%と大半を占め、特に予定価格を事前公表した工事での不調は応札者なしが95.7%だった。規模別では予定価格が少額になるほど発生率も高くなる傾向となっている。

2013/08/10

【現場最前線】レインボーブリッジが化粧直し工事中!

東京・芝浦とお台場を結ぶ「レインボーブリッジ」。26日に開通から20年を迎える全長798mの長大橋は、現在、首都高速道路が経年劣化対策として、主ケーブルの塗り替え塗装を進めている。また、亜鉛メッキ鋼線を束ねてできている主ケーブル内にさびを発生させないように「ケーブル送気乾燥システム」を導入し、2014年度の完成を目指している。“二十歳"になる東京のシンボルは、新たなシステムを身にまとい、開通当時の主ケーブルのカラーを取り戻すだけでなく、その白色の輝きを増すことになる。

2013/08/09

【橋梁】長大吊橋も大改修時代に! 供用から40年の関門橋を大規模補修

西日本高速道路九州支社は、供用開始からことしで40年を迎える関門橋の大規模な補修工事を進めている。補剛桁や道路床版、ケーブルなどを対象にした大規模補修工事は今回が初めて。今後、補修時期を迎える国内の長大橋の先例として注目を集めている。

【お知らせ】書籍『川を巡る-「河川塾」講演録-』を発売しました

日刊建設通信新聞社は、『川を巡る-「河川塾」講演録-』を刊行、発売しました。
 本書は、河川工学の専門家である著者の川巡り体験に基づく講演を収録したものです。
 川と地域の人びととのかかわりを始め、歴史や文化、まちづくりまで話題が広がります。都道府県別に分かりやすい語り口で解説され、どこからでも読むことができます。読み進むにつれ、川の恵みや怖さ、意外な一面が居ながらにして味わえる一冊です。

【建設論評】原子力とインフラ

爆発直後の3号機原子炉建屋(東京電力提供)
エネルギーEと質量mとはE=mc2を通じて同義であることをアインシュタインが発見してから既に106年が経った。この発見を兵器に利用したのが米国であり、広島と長崎に原爆が投下されてから68年が経った。原爆の惨禍を経験した日本人は原子力を平和利用に限ることと原爆を持たないことを宣言し、国際的にも信頼を得てきた。

2013/08/08

【久米設計×早大】仙台駅西口エリア再生ワークショップ

仙台駅西口エリアの再開発・再生をテーマにした久米設計と早稲田大学のプロフェッショナルズ・ワークショップが7日、スタートした。面接と書類選考で選ばれた20人が、「まちをプロデュースする」を目標に再生プランを提案する。22、23の両日には現地フィールドワークも実施、9月に仙台市内とともに久米設計で最終発表が行われる。成果は、久米設計が携わる仙台駅西口エリアの開発プロジェクト(中央南地区)の実務に反映させることになっている。

【労務単価引き上げ】国交省/相談ダイヤル活用へリーフレットを作成


 国土交通省は、6月に設置した「新労務単価フォローアップ相談ダイヤル」の周知に向け、リーフレットを6万5000部作成して建設業界100団体と都道府県に配布した。技能労働者に適切な賃金が行き渡るよう、現場の生の声をより聞くために制度の周知を進める。今後は、厚生労働省とも協力し、ハローワークへの掲示も要請していく。

【講演】都市をたたむ重要性指摘/藤村龍至氏が「集合知」の概念解説


 東洋大学専任講師の藤村龍至氏(藤村龍至建築設計事務所代表)は7月31日、思想家の東浩紀氏がプロデュースした東京都品川区のゲンロンカフェで「建築2.0 建築からアーキテクチャへ」と題するレクチャーを行った。