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建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2015/02/11

【現場最前線】200Nコンクリを初の本格適用! フルPCa化で工程短縮実現した西富久地区再開発

全国初の住民主導による再開発として注目を集める東京都新宿区の「西富久地区第一種市街地再開発事業」。バブル期の地上げで虫食い状に放置され、崩壊の危機に直面していたまちの再生に向けて地元住民が第一歩を踏み出したのが1990年。20年以上の歳月を経て2012年5月に本体着工した。施工は特定業務代行者の戸田建設・五洋建設JVが担当、現場を指揮する芦田哲作業所長(戸田建設)は「5月末の完成に向けて、工程管理を徹底し、工事をスムーズに進めていく」と気を引き締める。

【首都高】「日本一の道路トンネル」守る 「山手トンネル」施設管制システムを一新!

首都高速道路会社は、3月7日の中央環状品川線開通に伴い、全長18.2㎞の「日本一の道路トンネル」となる、山手トンネル全線を一括で監視・制御できるよう施設管制システムをリニューアルした。より視認性の高い大型液晶装置の導入や、施設管制とトンネル防災のシステム統合化による運用業務の迅速化・効率化、最大4火災を同時処理できるなどトンネル防災機能の強化を図っている。

2015/02/10

【復興特別版】鎮魂と次世代へのメッセージ性重視 震災遺構有識者会議が報告書

震災の痕跡を残すことで、災害の記憶を後世に伝える震災遺構の取り扱いを議論してきた宮城県震災遺構有識者会議(座長・平川新宮城学院女子大学長)が報告書をまとめた。一度は町が解体を決めた『南三陸町防災対策庁舎』=写真、11年11月撮影=を「特段に高い保存価値がある」と評価するなど、沿岸7市町が候補に挙げた9施設いずれも保存する価値を認めた。委員の1人で建築家の松本純一郎氏(日本建築家協会東北支部災害復興支援委員長)は、「震災遺構の保存について、幅広い観点で客観的に判断できる材料を提示できた」と1年にわたる議論を振り返る。

【八ッ場ダム】ついに本体建設工事が起工! 『高速施工』『永久構造物の構築』がテーマ

計画発表から60年以上の年月を経て、八ッ場ダム本体建設工事が本格始動する。国土交通省関東地方整備局は7日、八ッ場ダム本体建設工事起工式を群馬県長野原町の総合運動場若人の館で開催した。地元の群馬県、長野原町、東吾妻町、地権者を始め、関係都県の代表、地元選出国会議員ら多くの来賓を迎え、事業の大きな節目を祝った。1日も早い完成を目指して工事を進めていく。

【3・11】東北地整の「災害初動期指揮心得」が電子書籍で無料ダウンロード可能に

「3・11」での過酷な災害対応をもとに国土交通省東北地方整備局がまとめた「東日本大震災の実体験に基づく、災害初動期指揮心得」がKindle版の電子書籍として世界中に発信される。通信販売サイトのAmazonの協力で9日から配信を開始。対象の各国において無料でダウンロード、閲覧できるようになる。国交省における「危機管理の教訓」が“生きた教材”として世界に広がることになりそうだ。

2015/02/09

【インタビュー】愛着と誇り生む土木をつくる職能「デザイナー」を生かせ 韓 亜由美氏

「土木は、建築のように独立したデザイナーという職能の仕組みができていない」。韓亜由美前橋工科大学教授は、行政がすべてを取り仕切り、標準設計で画一的に造っていることが、公共事業を市民が身近に感じることができない要因と指摘する。デザインは単なる飾りであり、お金が掛かるという誤解に対し、「地域の人が愛着と誇りを持てるようにする触媒だ」と強調する。

【飛田鉄筋】浦和工高2年生をインターン受け入れ 入職につながる手応え掴む

飛田鉄筋工業(埼玉県戸田市、飛田良樹社長)は2月3-4日の3日間、埼玉県立浦和工業高校からインターンシップで2年生3人を受け入れた=写真。鉄筋の加工場での作業や同社の施工現場を見学したほか、2月9-12日に行われる技能検定2級の実技を受検する同社の鉄筋工が実技課題の組み立て練習を行うのに合わせて、3人も2級課題を組み立てた。

【現場見学会】レアな掘削前のシールド機に中央工学校生らが感激! さいたま市浸水対策現場

都市部で多発するゲリラ豪雨などの浸水対策として、さいたま市が進めている「南部処理区下水道工事(北建-25-73)」の施工現場を、中央工学校(東京都北区、堀口一秀校長)の土木建設科2年生の学生と魚野健太郎教員らが、卒業制作の授業の一環として見学した。
 豪雨を一時的に貯める雨水貯留管を構築するシールドトンネルの発進立坑に入り、掘削作業に着手する直前のシールド機を見学し=写真、ダイナミックな都市土木工事に触れる貴重な経験をした。設計はシーエスエンジニアズ、施工は鴻池組・とだか建設・田中工務店JVが担当している。

【サステナブル住宅賞】新築『八雲の大屋根・小屋根』、改修『KIP』に国交大臣賞 パッシブな手法を評価

建築環境・省エネルギー機構(村上周三理事長)は6日、第6回サステナブル住宅賞の受賞11作品を発表した。同賞はサステナブルな住宅の普及を目的に実施しているもので、今回は新築・改修部門で計46作品の応募があった。表彰式は20日に東京都千代田区の東海大学校友会館で開かれる。写真は国土交通大臣賞を受賞した『八雲の大屋根・小屋根』(photo:佐藤信太郎)。

2015/02/08

【ヘリテージマネージャー】歴史的建造物の守り手育成に注力 士会連合会、建築士会

日本各地には、地域の歴史・文化のよりどころとなる歴史的価値の高い建造物が残されており、その発掘と健全な保全・活用は、地域の文化・記憶を継承し、魅力ある地域創造に不可欠なものとなっている。
 それだけに、地域に埋もれた文化的価値のある歴史的建造物の発掘、保存活用を担う専門家「ヘリテージマネージャー(HM)」に対する期待は大きく、日本建築士会連合会と単位建築士会は、建築や街づくり・地域づくりの専門家である建築士が、その職能の1つとしてHMの役割を果たしていこうと、HMの育成事業や建造物の発掘・保存・活用の相談などを受ける窓口の設置を進めている。画像は熊本県建築士会の作成した書類。