2011/09/07

東京駅丸の内駅舎保存・復原/12年10月に全面開業

 東日本旅客鉄道(JR東日本)が進めている「東京駅丸の内駅舎保存・復原工事」が、2012年6月に完成する。その年の10月上旬には全面開業する。
 外国人向けサービスを提供する旅行センターやギャラリー、ホテルが入居し、首都・東京の“顔”にふさわしい多彩な魅力と先進機能をもった新たな駅舎として生まれ変わる。設計はJR東日本東京工事事務所・東京電気システム開発工事事務所・ジェイアール東日本建築設計事務所・ジェイアール東日本コンサルタンツJV、施工は鹿島・清水建設・鉄建JVが担当している。
 「東京ステーションギャラリー」は、「小さくとも本格的な美術館」をコンセプトに展示空間と合わせ設備面を整備する。約2900㎡規模となる見込み。重要文化財である駅舎を身近に感じられるように2階部分は創建当時のれんが壁の雰囲気を楽しめる空間にする。これに対し3階は新しい現代的な壁面を採用する。また「東京ステーションホテル」の規模は延べ2万0800㎡、客室150室を予定している。
 このほか、同駅八重洲口開発第2期工事では、グラントウキョウノースタワーII期が12年8月末、中央部・グランフーフは13年秋の竣工を予定している。

1 件のコメント :

  1. 初めまして。
    東京駅丸の内駅舎復元工事の進捗情報は、どうなっているのでしょうか?
    もう屋根に使うスレート工事は終わったのでしょうか?
    早く修復工事の全容を見てみたいです。
    とっても楽しみだなぁ。

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