2011/09/13

本物の線路や設備がある企業研修所!/日本電設工業の中央学園



中央学園の敷地内には本当の線路がある!
  日本電設工業が開設している中央学園(千葉県柏市)。「見て、触って、実際に体験する」のが基本で、今回同社の70周年を機に高架線の模擬研修施設、高所体感実習設備も建設するという。
 約3万1500㎡の敷地には管理棟、実習棟、宿泊棟、そして長さ175mの電車線路、送電鉄塔などがある。同社では「実際に現地にあるものと同じ設備で、これだけの鉄道工事関係の研修設備を持ち合わせている企業はない」と自負する。
 専属の講師陣のほか、0Bや30歳代から課長・部長クラスまで実際に最前線の現場で働く先輩・熟練社員が講義する。
 さらに今回、「第2教育棟のほか、新幹線の実習線を新たに造るなど、今までなかった設備を新たに設け、時代に合った新しい研修設備を導入する」計画だ。
 新しい実習線には、カント(内外のレールの高低差)、模擬トンネル、ホームもあり、ホームには表示設備まである。
 「中央学園」は、1968年4月に会社創立25周年事業の中央研修所として開設、創立50周年を迎えた93年に中央学園に名称を変更。学園は、同社の中心的な教育の場で、新入社員の教育、基礎から応用、そして技術・技能の修得までの役割を担う。



列車制御機器も本物だ


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