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建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2015/05/31

【BIM】デジタルデザインと向き合う 明大教授・小林正美×建築家、東大教授・隈研吾×日建設計執行役員・山梨知彦

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)に代表されるように、建築生産にデジタルデザインの流れが急速に広がり、教育や職能のあり方にも変化の兆しが見え始めている。世界に通用する建築家の育成を目的に組織されたデジタルデザインワークショップ(DDW)で総合ディレクターを務める明大教授の小林正美氏、DDWの特別アドバイザーである東大教授で建築家の隈研吾氏と日建設計執行役員設計部門副統括の山梨知彦氏は、この時代をどう受け止め、向き合おうとしているか。小林氏の進行でデジタルデザイン時代の建築家について語ってもらった。

【建設新未来】新潟の建設業×農業が生み出した「いちごカンパニー」とは?

1年を通して大きな需要のあるイチゴは、国内での供給力がダウンする夏秋期の需要への対応が課題だった。新潟県内の建設企業と農業者らが設立した「いちごカンパニー」は、LED(発光ダイオード)を使った閉鎖型植物工場で通年栽培することに成功し、昨年から販売を開始した。世界でも先例のない快挙に注目が集まっている。拠点を新潟に置きつつ、IoTを活用し、フランチャイズによる栽・販(栽培・販売)一体の広域的な事業展開も想定。その延長線上には、都市部におけるMDファーミングビル(多次元農業ビル)構想を描き、新しい食糧供給モデルの創出を視野に入れる。同社の小野貴史社長、松田祐樹副社長とともに、元東芝上席常務・コバレントマテリアル社長で、専用LEDの開発や事業全般のアドバイザーとしてかかわった香山晋Kアソシエイツ社長に、着想から事業化までと、今後のビジョンについて鼎談していただいた。

【竹中、竹和会】将来の担い手に! 専門学校・高校生が「アイタワー」作業所を見学、体験

竹中工務店九州支店の協力会社組織・九州竹和会は23日、福岡市東区に建設中の超高層分譲住宅「アイタワー」で専門学校生や高校生を対象にした作業所見学会を開いた。普段入ることができない施工中の建物を見学したほか、左官や型枠大工の作業を体験した。

【伊東豊雄】千里青山台団地で『みんなの庭』ワークショップ 団地リノベに取り組む

都市再生機構西日本支社は24日、大阪府吹田市の千里青山台団地でワークショップ「建築家・伊東豊雄氏と『みんなの庭』を考えてみよう」を開いた。同団地の居住者ら約20人と、関西の建築学科に在籍する大学・大学院生約10人が参加し、思い思いに庭のアイデアを絵や模型に表現した。

2015/05/30

【復興特別版】大正12年建設の木造校舎を子ども向け複合体験施設に 「カタールフレンド基金」が援助

被災地復興を支援するカタール国の「カタールフレンド基金」は、宮城県石巻市雄勝町にある廃校を再生した子ども向け複合体験施設「MORIUMIUS LUSAIL(モリウミアス ルサイル)」の開設を支援、約5億円の資金を援助している。画像は完成イメージ。

【現場最前線】生産性向上のカギは快適な作業環境への挑戦 春日市(仮称)総合スポーツC体育館

福岡県春日市は、市民スポーツセンター体育館の老朽化に伴い、さまざまなスポーツ需要に対応できる(仮称)総合スポーツセンター体育館を建設している。現在、躯体工事が完了し、12月末の竣工に向けて最盛期を迎えている。建築本体工事の施工を担当する戸田建設・金子建設・永田建設JVは、200項目に及ぶ生産性向上の取り組みを進めており、江口裕章作業所長は、「作業員がまた来たいと思う現場にする」と、作業所の魅力アップに努めている。

【建設技術研究所】自社の電気ボート「江戸東京号」で新人研修 先輩の解説付き!

建設技術研究所は、新入社員研修やグループ会社間の交流に、自社の電気ボート「江戸東京号」を利用している。日本橋川など都内の川をめぐりながら、新入社員には同社が手掛けた分水路や防災船着き場などのインフラ施設を、先輩社員が解説する=写真。ことしは4年目で、新入社員60人が体験した。

【内藤廣】新富山県立近代美術館が着工 富岩運河環水公園に移転新築

富山県がアートによる創造性、人間性の育成を目指して整備する新富山県立近代美術館(仮称)新築工事が着工、25日に現地で安全祈願祭、起工式が開かれた。富山県や富山県議会を始めとする関係者が多数出席し、工事の無事故・無災害を祈った。設計担当は内藤廣建築設計事務所。工事は清水建設・三由建設・前田建設JVが建築、北陸電気工事・アルタ・ユウホー設備JVが空調設備、クリシマ・日重建設・小杉光電社JVが電気設備を施工する。画像は完成イメージ。

2015/05/29

【熱中症対策】水、お茶だけでは危険! 効果的な水分補給は? 平山晃康日大病院教授と戸田建設安全部長に聞く

夏、建設現場の前を通りかかると、現場作業員がたくさんの水やお茶、炭酸飲料を買ってくる姿を目にする。大量に汗をかいたための水分補給だろうが、熱中症対策に詳しい日本大学病院の平山晃康脳神経外科教授は、過剰な水分摂取は低ナトリウム血症やけいれんを引き起こし、重症では死に至る「水中毒」になってしまう恐れがあると指摘する。そうなる前に日ごろの水分補給時には、水と同時に塩分をとることが推奨されるが、現場での水分補給への対応はさまざまな状況だ。一方、建設会社でも熱中症対策に力を入れている。戸田建設では現場での施設整備に加え、適切な水分補給の仕方を指導することで、調子が悪いと訴える作業員数を大幅に低減させた。建設現場での適切な水分補給のあり方を、平山教授と、やはり熱中症対策に詳しい同社東京支店建築安全部の伊原廣和部長に語り合ってもらった。

【水資源機構】武蔵水路に入れるラストチャンス! 行田市での見学会は30日にも開催

水資源機構の武蔵水路改築事業が大詰めを迎えている。市民が水路に入る最後の機会となるため、埼玉県行田市の中流部改築工事(施工=鹿島)の現場で水路内見学会が24日に開かれた=写真。順番待ちの長蛇の列ができるほど盛況で、社会資本のPRとなった。30日にも開催する。6月1日に東京方面へ完全通水を開始する予定だ。

【日立建機日本】「日立まちづくりフェア2015」31日まで開催中! ちびっこは重機に乗れるよ!

日立建機日本は28日から31日までの4日間、東京都江東区有明で、同社の建機や最新技術を展示する「日立まちづくりフェア2015」を開催している=写真。

【ドローン】日本写真測量学会が「安全運航手引」を公開 安全基準のひな型に

日本写真測量学会(近津博文会長)は、ドローン(小型無人飛行機)事故が社会問題化していることを踏まえて、『測量調査に供する小型無人航空機を安全に運航するための手引き』をまとめた。学会のホームページで公開、日本測量協会の会員など事業者に安全に向けた自主規制の参考にしてほしいとしている。※写真はイメージです。

2015/05/28

【鳶-1グランプリin関東】技能と安全と完成度の頂点はアートビルダー(埼玉県幸手市)に

平尾化建(本社・大阪府茨木市)は5月24日、千葉県八千代市の八千代営業所隣地で「平尾杯争奪鳶-1グランプリin関東」を開催した。鳶-1グランプリはことし3月15日に佐賀県で開催したのに続き2回目。第3回は香川県で開催する予定だ。大会実行委員長の平尾栄助代表取締役専務は「技能の向上とともに社会的地位の向上も大きな目標だ。真摯に仕事をしているところを世の中に発信されればと考えている」と大会開催の目的を話す。

【長崎県土木部】産学官が連携して広報! ウェブサイト「1万人、土木・建築体験プロジェクト」開設

長崎県土木部は、「1万人、土木・建築体験プロジェクト」のウェブサイトを立ち上げた。現場見学のイベント情報などを掲載し、公共工事の役割や、それを支える建設業の魅力を発信する。
 サイトは、効率的・効果的な広報活動を目的に産学官が連携し、これまで単独・単発的に発信していた建設業の広報などの情報を統一・発信する。

【マンホール蓋からブシャァァ!】中央工学校生がG&U技術研究センターを見学 水の力と原理を体感

中央工学校(東京都北区、堀口一秀校長)の土木建設科2年生の学生らが卒業制作の一環で、埼玉県川島町のG&U技術研究センター(松井正樹代表取締役所長)を見学した。下水道管への急激な水の流入で発生する内圧によって、マンホール蓋から水が噴き出す現象などを体感した。同センターは五感をフル活用したマンホール蓋の情報発信センターとして2013年国土交通大臣賞循環のみち下水道賞を受賞し、一般市民なども見学できるようになっている。見学会を企画した一場駿同校講師(シーエスエンジニアズ会長)は「原理を体感して理解し、今後の設計に役立ててほしい」と狙いを語る。

【札幌市建設局】下水道、河川に関係した風景写真を募集 1期は6/30まで受付

札幌市建設局は、水再生プラザやポンプ場といった下水道、河川に関係した風景写真を募集している。画像は昨年度の最優秀賞作品「桜色と青空と」(佐々木郁太郎さん)。

【鹿島】「環境をまもる」サイトをリニューアル!「水環境施設」など3項目でソリューション提案

鹿島は、環境に関連する技術を紹介するホームページ(HP)の「再生可能エネルギー」「グリーンインフラ」「水環境施設」を大幅に刷新した。同社ではHPを通じて顧客への新たなソリューション提案につなげていく。

2015/05/27

【建築人賞】『三井ガーデンホテル京都新町別邸』と『八千代の家』を選出 大阪士会

大阪府建築士会(岡本森廣会長)は、「第7回建築人賞」の受賞作品を発表した。会報誌『建築人』に掲載された建築作品の中から、『三井ガーデンホテル京都新町別邸』=写真=と『八千代の家』を建築人賞に、『風の子保育園』と『蔵の住まい』を奨励賞にそれぞれ選んだ。佳作には、『外市秀裳苑ビル』『かもしか荘』『夙川の家』『野生と和の家』を選出した。

【You Tube】三重県が農業土木職員PR動画を作成 NHK杯上位入賞の青山高校放送部が協力

三重県は、農業土木職員を希望する人材を発掘するため、業務内容を編集したPR動画を、青山高等学校(津市)放送部の協力を得て制作した。動画は、動画共有サービス「You Tube(ユーチューブ)」(URL https://youtu.be/l-oEpb-k_Ow)で配信している。

【現場見学会】見られるのは今だけ! 秋田市新庁舎現場で免震装置など市民100人が見学

秋田市新庁舎建設工事の現場見学会が24日、市と施工を担当する清水建設・千代田興業・シブヤ建設工業・田村建設JV(稲川松基所長)の共催で開かれた。約100人の市民が参加し、完成後には見られない免震装置やタワークレーンなど、迫力ある現場の様子を熱心に見入っていた。

【よこすか建設フェスタ】こんな重機や工具で仕事をしています! 体験・体感イベントで業界アピール


横須賀建設業関連団体協議会(会長・小池克彦横須賀建設業協会理事長)は24日、神奈川県横須賀市の長井海の手公園・ソレイユの丘で「第4回よこすか建設フェスタ」を開いた。普段、間近に見ることができない建設重機や工具などを体験・体感できるイベントを実施し、建設業の役割や技術力、仕事をアピールした。

2015/05/26

【メンテロボ】「のぼるくん」の技術で大型ロボ開発 外周18mの橋脚をスムーズに昇降! サーフ・エンジニアリング

神奈川県綾瀬市の綾瀬大橋橋脚部でインフラメンテナンスの実証実験が行われた。市内企業のサーフ・エンジニアリングが開発したガス管等メンテナンスロボット『のぼるくん』の技術をベースに大型化したもので、外周約18mの橋脚を覆うフレーム状の機械が高さ約10mまでスムーズに自動昇降するなどの動作を確認した。当日はカメラを搭載し、外壁の状態を記録した。さまざまな検査機器などとのコラボレーションを想定しており、早期の製品化を目指す。

【中部地整ら】無人飛行機も! 消防本部・水防団・県警・自衛隊など2700人が揖斐川で水防演習

中部地方整備局などが主催する揖斐川連合総合水防演習・広域連携防災訓練が24日、岐阜県大垣市今福町の揖斐川右岸河川敷などで実施した。同県内4市9町の消防本部・水防団や県警・自衛隊など、合わせて約2700人が参加。洪水、高潮、大規模土砂崩壊の発生という複合型の災害を想定し、関係機関が連携して訓練した。

【通天閣】クジャク再び舞う! 初代のエントランス天井画を復刻

通天閣観光(西上雅章社長=写真右)が進めている通天閣免震改修工事「Next210」で、第二次世界大戦で焼失した初代通天閣のエントランスに描かれていた天井画が23日に復刻された。今後は仮設大ステージの解体などを行い、7月3日にグランドオープンする。設計施工は竹中工務店が担当している。

2015/05/25

【新潟士会シンポ】豪雪地の歴史ある建造物をどう継承するか 「まつだい郷土資料館」復原で考える

新潟県建築士会は21日、「雪国における伝統木造建築技術の意義と可能性-十日町市指定文化財『まつだい郷土資料館』=写真(撮影:Osamu Nakamura)=移築復原の報告から豪雪地の可能性を探る-」と題したシンポジウムを新潟県十日町市の千手中央コミュニティセンターで開いた。歴史ある建築物をどのように継承していくかを考える機会とあって、多くの人が聴講に訪れた。

【本】国際協力で建設された橋梁を美写真から各種データまで網羅! 『世界をつなぐ架け橋』

1954年にスタートした国際協力の60周年を記念して出版。この間の記録として大陸、地域、発展を“つなぐ”象徴である橋を取り上げた。美しい写真をメーンに、橋が果たしている役割や規模などのデータも掲載している。

【滋賀建協】「夢けんせつフォトコンテスト」作品募集! 7/21まで受付

滋賀県建設業協会(本庄浩二会長)は、第21回夢けんせつフォトコンテストの応募作品を7月21日まで受け付けている。第1部が「建設業にはたらく人々」(撮影場所・全国)、第2部が「滋賀の自然や町並みにマッチした土木構造物」(滋賀県内)をそれぞれテーマに、グランプリ1点、優秀賞4点、特別賞、U22賞(22歳以下)各1点、入選10点、奨励賞5点を選定する。9月中旬に選考結果を発表し、11月中旬にも表彰する。

2015/05/24

【建築学会】東日本大震災4周年シンポジウム 顕在化する残された課題、どう取り組む

日本建築学会(吉野博会長)は18日、東京都港区の建築会館で東日本大震災4周年シンポジウムを開いた。国が定めた集中復興期間が今年度で終了するが、「残された課題が顕在化してきた」と吉野会長は指摘する。建築に関連する復興が本格化しようとする中で、建築の専門家はどんな役割を果たせるのか。シンポジウムでは、被災地の現状を整理した上で、専門家が果たすべき役割を議論した。

【技術裏表】富士通のセンシング技術 リストバンドで現場安全管理からデータ解析まで

富士通がIoT(モノのインターネット)ビジネスを加速させる。自らのセンシング技術を生かし、状況の変化を検知できるシステムを構築、センサーモジュールを組み込んだ機器を設置・装着することで変化を感知させている。建設業向けには、センサーを組み込んだリストバンドを開発した。作業員の運動量や周辺の温度などを監視でき、熱中症予防や転倒・転落の検知といった安全管理や危険予測などにつなげられる。データを蓄積することで普段の状況との違いを察知することもでき、高齢者支援のための設備など多様な分野に展開させる。

【東北地整ら】700人態勢で洪水対応演習 初のタイムライン活用

東北地方整備局は19日、2015年度洪水対応演習を実施した=写真。同局や管内12河川事務所、20ダムのほか、東北6県、関係市町村など約700人態勢で本番さながらの訓練をした。今回は、14年度に12水系15河川21市町を対象に1次案を策定していたタイムライン(防災行動計画)を初めて活用し、関係機関への情報提供などを行った。

2015/05/23

【現場最前線】ベント架設+横取降下で迅速架設! 希望の架け橋・新北上大橋災害復旧工事

東北地方最大の流域面積を誇り、宮城県石巻市で太平洋に注ぐ北上川。追波(おっぱ)湾の最も河口側にあるのが、宮城県が管理する国道398号新北上大橋だ。地域のシンボルとして親しまれた7径間565mの雄大なトラス橋は、震災の津波で、左岸側2径間が流出。この落橋で上流の国道45号飯野川橋まで約23㎞の迂回走行を強いられ、救命や救援に著しい支障を来たした。地域の生活と交流に加え、沿岸部の“大動脈”として、復興を支える希望の架け橋・新北上大橋災害復旧工事が“橋梁のプロフェッショナル集団”である川田工業(寺島太郎作業所長)の施工で進められている。

【東京五輪2020】国際スポーツ大会の「おもてなし術」、オーストラリアから学ぶ

豪州大使館が、東京・三田の同大使館で開いた「メジャースポーツイベントセミナー」。東京都、ゼネコン、民間企業などから70人近い出席者が参加した。このセミナーの目的は、2020年東京五輪を始めとして、前後3年間で開かれる4つの世界大会について、豪州のノウハウを提案するというものだ。ノウハウは、五輪自体のコンサルティングや、開閉会式のイベントプロデュース、膨大なスタッフ・ボランティアの教育方法、競技場同士の施設計画など多岐にわたる。前回開催から56年、再び日本が世界中から訪れる人々に向けたホスピタリティーが問われている。

【素材NOW】使用電力はLEDの半分! 有機ELパネル採用で初の灯火誘導標識発売 日本イーエルコスミック

2010年の消防法改正により、灯火による誘導標識の設置が認められて以来、初の製品が日本イーエルコスミック(本社・東京都豊島区、森秀樹社長)から発売される。誘導灯と違い、標識は発光塗料などが一般的だった。有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネルを採用することで、LED(発光ダイオード)の誘導灯に比べ半分以下の省電力も実現。日本消防防災電気エネルギー標識工業会の初認定も取得した。

2015/05/22

【記者座談会】“まちづくり”にステップアップのチャンス 五輪競技開催予定区トップの意気込み

A 4月の統一地方選では東京都内で、11区6市の区・市長選があった。2020年開催の東京五輪や、少子・高齢化対策を見据えたまちづくりが注目されるが、会見ではどのような発言があったのかな。
B 多くの五輪会場が予定されている江東区では、山崎孝明区長が今後について「大きくステップアップするチャンス」と、意気込みを見せている。五輪競技場周辺の環境整備だけではなく「五輪後も区民がスポーツを楽しめる」まちづくりを目指している。
 ただ、豊洲新市場商業拠点「千客万来施設」の事業予定者が辞退したことについては、東京都に抗議文を提出したことを明かしていた。抗議文では原因の1つが「都市計画道路補助第315号からの搬出入路を確保したいという事業予定者の要望に対する青果市場関係者の反対と聞いている」として、都が双方の主張を調整する役割を「十分に果たしてこなかった責任は重大」とした。

【協力企業募集】北海道経済部の「ものづくりなでしこ応援プロジェクト」 『つくりこ』に掲載されます!

北海道経済部は、「ものづくりなでしこ応援プロジェクト」の協力企業を6月15日まで募集している。
 同部は、ものづくり現場で働く女性を「ものづくりなでしこ」として、女性のものづくり産業への参画促進を目的に2014年度から同プロジェクトを展開し、ものづくり産業の魅力などをPRしている。

【関東地整】関東1都6県、伊勢崎市が利根川左岸で総合水防演習 ぐんケンくんはPR活動!

関東地方整備局、群馬県など関東1都6県と伊勢崎市は16日、第64回利根川水系連合・総合水防演習を伊勢崎市境島村の利根川左岸の演習会場で開催した=写真。水防工法に関する技術を継承するとともに、国、自治体、地域などが連携し、水防に関する地域の安全意識の向上を図った。

2015/05/21

【富山県庁土木部新聞】5月創刊! 職員の声を生かし県土づくりの魅力伝えます!

富山県土木部は、『富山県庁土木部新聞』を5月に創刊した。2015年度の県職員採用案内パンフレットの付録として、同部が独自に制作したもので、職員の生の声を交えながら、社会インフラの重要性を伝えている。

【メンテナンス】体育館フローリングの滑り係数を拭くだけで調節! 孝和建商の『マジカルラウンド』

床や壁の専門工事業者、孝和建商が開発した『マジカルラウンド』は、モップに付けて体育館のフローリングを拭くことで滑り係数を調整するコンディショナーだ。競技中など緊急で効果を発揮する必要がある場合に使う『マジカルラウンドBspec』も用意しており、2013年の発売後、リピーターが増え、全国に広がりをみせている。

【三井住友建設】津市の中学3年生が耐震技術や橋梁を学ぶ 修学旅行のキャリア学習を利用

東京都中央区の三井住友建設本社に、津市から市立橋南中学校の3年生6人が訪れた。修学旅行を活用したキャリア学習の一環で、同社の建設技術などに熱心に耳を傾けた=写真。
 訪問学習では、技術本部技術研究所の川島学建築構造グループ耐震振動担当、三加崇土木構造グループ主任研究員が講師を務め、超高層ビルや橋梁などを建設する際の技術を分かりやすく紹介した。

【そこが聞きたい】PCB含む変圧器を安全に分割・解体 ベステラの吉野専務

3Dプリンタで作成した模型を手に
微量PCBトランスについて説明する吉野専務
 工場やビルなどに不可欠なトランス(変圧器)には、大量に絶縁油が使用される。昨今、その絶縁油に含まれている「微量PCB(ポリ塩化ビフェニル)」の処分が本格化している。ベステラ(本社・東京都墨田区、吉野佳秀社長)は、本業のプラント解体と変圧器ノウハウをもとに、こうした汚染トランスの分割・解体事業に本腰を入れて取り組んでいる。同事業の旗振りを担っている同社の吉野炳樹専務に、リスクと対策について聞いた。

2015/05/20

【関西建築家新人賞】阿曽芙実氏の「moon」 余白空間が生み出す「リセット効果」を評価

日本建築家協会(JIA)近畿支部(松本敏夫支部長)の第10回関西建築家新人賞に「moon」の阿曽芙実氏(阿曽芙実建築設計事務所)が選ばれた。19日に大阪市内で開かれた会見で阿曽氏は「素晴らしい賞をいただき大変うれしい。建築家を続けていく自信が持てるようになった」とよろこびを語った。

【NIPPO】横浜合材工場で無料Wi-Fiサービス開始! ダンプトラック運転手の待ち時間を快適に

NIPPOは、19日から横浜合材工場(横浜市磯子区)の敷地内で、アスファルト合材の引き取りや廃材処分のために合材工場を訪れるダンプトラック運転手向けの無料Wi-Fiサービスの提供を始めた。当面は同工場の営業時間、対応商品案内やPR・告知情報のほか、天気予報、ニュース、交通情報などの有益な情報を発信し、顧客満足度の向上を目指す。同工場での活用状況を踏まえ、全国の工場への拡大展開も検討していく。

【飛島建設】ヘルメット爽やかにNEW! 青色透明ひさしで視界は確保、紫外線カット

飛島建設は、25年ぶりにヘルメットを一新した。側面に通気孔が施された透明ひさし付きの新型ヘルメット(タニザワ製)を採用し、白地に同社のコーポレートカラーである青色と水色をあしらった爽やかなデザインとなっている。全国の現場に配布済みで、同社がスポンサーのJVヘルメットやトンネル(ずい道)用のヘルメットも刷新し、デザインを統一した。

2015/05/19

【働きかた】オフィスビル共用部の充実に女性ならではの視点 三菱地所都市開発一部・白石沙弥さん

ことし3月に竣工したオフィス「フロントプレイス御成門」(東京都港区)では企画と内外装を担当した。“快適性がオフィスワーカーの知的生産性向上に結び付く”というコンセプトに基づき、居心地の良いオフィス空間の実現を目指した。女性のオフィスワーカーが増える中、「共用部を充実させることで、女性の働きやすさにつながり、社会ニーズにも応えることができる」と考えている。フロントプレイス御成門では「女性ならではの視点」で、設備の一つひとつにこだわりを見せた。

【矢作建設工業】より快適に、スタイリッシュに! 35年ぶりに作業服一新 

矢作建設工業は15日、名古屋市東区のメルパルク名古屋で2015年度矢作建設グループ創立記念式典を開いた。出席した約200人を前に、35年ぶりに刷新した作業服を披露したほか、「YAHAGIマイスター制度」の新設などを発表した。

【村野藤吾賞】「家プロジェクト」で受賞の妹島氏「新しいチャレンジを後押ししてもらった」


村野藤吾記念会(谷口吉生代表)は15日、東京都目黒区総合庁舎で村野藤吾賞授賞式を開き=写真、受賞者の妹島和世氏に谷口代表から表彰状などが手渡された。谷口代表は「毎年建築界を代表する作品を選定しているが、今回この作品に賞を授与できることを光栄に思う」とあいさつした。

2015/05/18

【山下PMC】都市発展のカギ握る「収益用途施設」 2020以降の建設学

収益用途施設! 都市に存在する事業用施設の大部分がこれに該当する。建物自体から家賃などの形で収益を得られる施設のことである。その主流をなすのが、5つの用途であるオフィス・共同住宅・商業施設・ホテル・物流施設と、これらを複合した用途施設だ。不動産開発各社が、大きな資本力と与信力によって主戦場としてきた領域でもある。こと建築そのものに関しては、つけ入る余地がないくらいの進化を遂げてきた分野ともいえる。写真は5月15日にグランドオープンした「テラススクエア」(東京都千代田区)。

【インタビュー】建築教育の在り方とは ものつくり大学建築学科教授 深井和宏氏

人材の確保は建設業にとって大きな課題だ。高校や大学を卒業し、入職してもミスマッチで離職してしまうケースも多い。その解消に教育する側と受け入れる側、それぞれが取り組まなければならない。そうした中で、ものつくり大学はインターンシップの積極的な実施など実習を重視した教育を実践している。その教育に対する考えや取り組みなどについて深井和宏教授に聞いた。

【日本のサグラダファミリア】高知県香南市に新たなテーマパーク! 北村技研製作所

北村精男技研製作所社長が館長を務める創造広場「アクトランド」が15日、高知県香南市でグランドオープンした=写真。龍馬歴史館など8つの展示館や無料の遊具施設で構成する。同日に開いた記念式典で北村館長は、「技研製作所はあと2年で創業50周年を迎える。悲願だった東証1部上場も射程内になった。グローバル企業としての地歩も着々と固まっている」と述べた後、「ここは日本のサグラダファミリアだ。いつ仕上がるか、何ができ上がるか分からない。高知の観光産業の大きな一翼を担うことができる」とあいさつした。

【国交省が募集】全国の工業高校生のみんな! 建設業への思いを作文につづろう 7/17まで

国土交通省と建設産業人材確保・育成推進協議会は、18日から7月17日までの約2カ月間、「高校生の作文コンクール」の作品を募集する。全国の工業高校の生徒を対象に、建設業への思いをつづってもらう。