2016/02/24

【宮城建協】被災地の変化と奮闘伝える記録誌の第4弾『あれから5年 復興の先の未来へ』発刊


 宮城県建設業協会(佐藤博俊会長)は、東日本大震災記録誌の第4弾となる『宮城県建設業協会の闘い4-あれから5年 復興の先の未来へ』を発刊した=写真。震災から5年の節目を迎え、被災地では鉄道が再開され、各地でまちびらきが開かれるなど、着実に復興への歩みが進んでいる。記録誌では発災当時といまの写真を交えつつ、時系列で被災地の変化を追いながら、地域建設業の奮闘を伝えている。

 第4弾記録誌は5000部を作成し、県内の図書館や学校、自治体、町内会などに広く配布。近く建協のホームページにもアップする。
 今回は、震災の年に入社した若手技術者らへのインタビュー記事も掲載。ハード面の整備だけでなく、いしのまき復興マラソンや大相撲仙台場所への協力など、地域とともに生きる建設業の姿も紹介している。
 宮城建協の伊藤博英専務理事兼事務局長は「風化させないためにも、今後も記録誌を出し続けたい」と話している。
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