2011/11/25

談合坂のエクスパーサがグランドオープン/中日本高速道路

 中日本高速道路会社と中日本エクシスが、中央自動車道談合坂サービスエリア(SA)下り線で進めてきた商業施設改良工事が終わり、複合商業施設『エクスパーサ』が25日グランドオープンした。中央道でのエクスパーサの展開は初めてとなる。
 木や石、黒い鉄製フレーム、ガラスカーテンウオールなどで造り上げたアースカラーの建物は「ナチュラル・ヒーリング・リゾート」がテーマ。山梨県という地域特性を考慮し、ワイナリーのような空間を随所で演出した。飲食店を中心に全19店舗が出店する。
 施設規模はS一部軽量鉄骨ブレース造平屋建て5369㎡。今回の改良工事で、施設全体のイメージを刷新するとともに、1616㎡を増築した。投資額は約9億5000万円。4月に工事着手し、駐車場部分を含めて12月には全工程が完了する予定だ。設計施工は清水建設が担当している。
 フードコートには従前の30%増となる384席を確保。キッズスペースのほか、ホテルロビーのようなリラックススペースを設けた。大画面ディスプレイで観光情報などを発信する情報コーナーや、中日本高速管内で最大規模のドッグランも整備。女性・若手社員の企画提案をもとに、トイレ空間にもこだわった。

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