2011/11/14

多摩平の森O街区賃借事業者はイオンモールに

 都市再生機構東日本賃貸住宅本部が計画している、東京・日野の「多摩平の森の商業施設街区(O街区)」の土地賃貸事業者がイオンモールに決まった。応募は11者から寄せられていた。
 イオンではS造一部耐火木造地下1階地上5階建てなどの2棟、総延べ約7万2000㎡の施設建設を計画しており、14年2月の完成を目指す。
 同施設は「つなぐ 育てる 根づく My Living Room」をコンセプトに、自然と人とが手を取り合ってきた多摩平の歴史を継承し、次世代へとつなぐくつろぎの場を目指す。総合スーパー、物販店舗、飲食専門店のほか、スポーツクラブやコンベンションホール、カルチャースクールなどが入居する予定だ。
 森のステージゲート、湧き水の広場、木漏れ日の広場の3つの外部空間を整備し、駅と住宅地をつなぐ「森風のプロムナード」、屋上ガーデンも設ける。
 同団地は、JR中央線豊田駅北側の日野市多摩平2丁目ほかの敷地約29・6ha。機構は11年度中に団地内のG、J、Nの3街区、12年度以降にはA、K街区の2街区の事業者公募を行う方針で、整備敷地ごとの募集条件を検討していく。

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