2013/04/15

【復興版】災害廃棄物処理現場を日建連が公開 JTB通じ「見学ツアー」提供へ

日本建設業連合会の復旧・復興対策特別委員会(中村満義委員長)は、復興の現状と建設会社が果たす役割などの社会的理解を深めるため、会員企業が東北各地で実施している災害廃棄物処理の現場を公開する。JTBを通じ、「災害廃棄物処理現場見学ツアー」を提供する。
 ツアー参加者は、災害廃棄物処理現場で、大型機械による廃棄物の破砕・粗選別、人手による選別、土壌洗浄、復興資材へのリサイクルなどを見学できる。ツアー希望者は、JTBに見学希望日、宿泊の有無、見学希望現場数などのオーダーを申し入れ、JTBが日建連に内容を伝え、日建連が行程にあわせた現場を選ぶ。オーダー申し込みから商品化までは1カ月程度かかる。
 ツアーの初弾として、東日本建設業保証の若手社員研修用に企画。宮城県気仙沼処理区南三陸ブロックと、南三陸さんさん商店街、東松島市野蒜北部丘陵地区震災復興事業を見学した。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年4月15日

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