2016/06/04

【金子架設工業】「こんなに頭を使うとは…」 実技研修終えた新入社員5人が現場へ!


 金子架設工業(本社・東京都中央区、青木茂社長)の新入社員5人が、千葉市にある同社職業訓練校(赤羽基宣校長)の実技研修を5月末で終え、6月から現場に仮配属される=写真。24期生の5人はとび技能工社員で、7月末までの2カ月間、OJT(職場内訓練)による実技訓練を受け、8月1日の修了式を経て現場に配属される。

 研修では、各種道具・工具・機器の使い方から、単管足場や枠組足場などの組み立てと解体、仮囲いの設置、外部養生などの訓練を繰り返し行うことで、基礎となる技術・技能を習得する。


 5人は「こんなに頭を使う仕事だとは思わなかった」と口々に話す。とりわけ「次の作業、その次の作業を考えて動かないといけない」「材料の段取りをしっかりしておかないといけない」と、段取りの重要性を強く認識したようで、「前日に次の日の作業を考え、スムーズにできるようにしていきたい」と意欲的に実習に取り組んできた。
 現場への配属には不安もあるが、「先輩の仕事を見て、技術を上げていきたい」「なぜ叱られたのか考え、次に生かしていきたい」などと一様に独り立ちに意欲を見せている。
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