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建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2015/06/30

【復興特別版】「新区界トンネル」本格着工! 内陸と沿岸つなぐ岩手県最長トンネル

東北地方整備局が復興のリーディングプロジェクトとして整備を進めている宮古盛岡横断道路の一部を構成する区界道路で、岩手県内最長となる(仮称)新区界トンネルの安全祈願祭が28日、宮古市区界の現地で行われ、鹿島・東急建設JVの施工で本坑の掘削が本格化した。掘削期間の短縮を図り、早期完成を目指す。写真は本坑切羽付近。

【JSCA東北構造デザインコン】最優秀は佐藤圭輔氏らの「KOKERASUの森林浴」(実務者の部)

日本建築構造技術者協会東北支部(JSCA東北、加藤重信支部長)は27日、仙台市青葉区のアエルでJSCA東北構造デザインコンテストを開いた。実務者の部は佐藤圭輔氏ら5人(いずれも構造計画)の「KOKERASUの森林浴」=写真、学生の部は村田裕磨さん(東北大)の「杜の繋ぎ目」が最優秀に選ばれた。

【河川現場見学会】小学生がヤマメ2500匹放流、信濃川の水害と自然保護学ぶ 新潟藤田組ら

新潟藤田組(本社・新潟市、藤田直也社長)と加茂川漁業協同組合(相川義弘代表理事組合長)は23日、生態系保全と洪水対策の重要性を伝える取り組みとして、同社が施工する河川工事の現場で小学生による稚魚の放流を行った=写真。ヤマメ約2500匹が信濃川を元気よく泳ぎだすと、子どもたちは水面に目を向け、順調な成育を願った。北陸地方整備局信濃川下流河川事務所が協力した。

【with Dam Night】専門家とマニアが語る「世界のダム」 ダム工学会創立25周年記念シンポ

ダムの魅力を発見・発信するシンポジウム「with Dam Night(ウィズダム ナイト)が26日、東京都中央区の日本橋社会教育会館で開催され=写真、ダム工学会(浜口達男会長)創立25周年を記念した「世界のダム」をテーマに、ゲスト各人の“お気に入り”ダムを披露し、語り合った。冒頭あいさつに立った浜口会長は、学会創立25周年を迎える年でのシンポジウムについて「マニアの方々の力を借りながらダムの魅力を全国6カ所で発信していく」と紹介した。

2015/06/29

【福島建協相馬支部】現場の無事故・イメージアップ目指す! 「女性環境パトロール隊」発足

福島県建設業協会相馬支部(草野清貴支部長)が設置した「女性環境パトロール隊」の発足式が26日、南相馬市の南相馬合同庁舎前で開かれた。建設業界において女性活用への取り組みが活発化する中、新たな取り組みとして注目される。

【マイナンバー】準備は大丈夫? カシオが中小建設業向けツール「楽一」セミナー開催

カシオは、「楽一」累計出荷台数10万台突破を記念して、「中小企業の為の身になるマイナンバー制度対策セミナー」を全国で開く。楽一は、機能と操作性にこだわって開発した、中小企業経営者向けの「簡単に使えるITの道具」で、誕生から20年以上にわたり、多くの経営者から支持されてきた。伝票処理、業務処理から販売計画、販売管理、経営分析、資金繰り管理からホームページ作成まで、トータルに支援するツールである。

【日本国土開発】ミヤコマルシェで復興支援! 宮古市の特産物を本社前で販売

日本国土開発は26日、東京・赤坂の本社玄関前で「岩手県宮古市物産市(ミヤコマルシェ)」を開いた=写真。東日本大震災の復興支援の一環で、宮古市の特産物である塩サイダーや田老かりんとう、塩蔵わかめなど50点以上を販売し、同社職員のほか、近隣のビジネスマンやOL、主婦なども詰め掛ける盛況ぶりだった。

【公共建築賞】2008年4月から12年3月竣工の建築物対象 7/1~9/30まで受付

公共建築協会(春田浩司会長)は、第15回公共建築賞の応募を7月1日から9月30日まで受け付ける。対象建築物は、国の機関・地方公共団体または政府関係機関か、それに準じる機関が施行した建築物および公共性の高い建築物で、2008年4月から12年3月の間に竣工したもの。写真は前回の行政施設部門で選定された『梼原町総合庁舎』。

2015/06/28

【技術裏表】南極の自然と「けんかしない」12角形の観測棟 ミサワホーム47年の挑戦

南極昭和基地に建設される基本観測棟の部材生産を担当するミサワホームでは、部材製作の最終段階を迎えている。「けんかをせず、いかに自然と共存できるか」。商品開発本部技術部耐久技術課長の秋元茂氏は、51次越冬隊員の経験を踏まえ、施設づくりの考え方をそう力説する。南極での建物受注が36棟目を数える同社が導き出した基本観測棟のフォルムは12角形であった。

【現場最前線】工期、地中支障物…プレッシャー乗り越え若手が成長した現場 東北新幹線荒川橋梁橋脚耐震補強工事

東鉄工業が施工していた東北新幹線荒川橋梁の橋脚耐震補強工事が完成した。当初予定より工期が約3カ月短縮されるとともに、鋼製矢板の仮締切工では地中支障物に作業を阻まれる中、夜間作業の追加や発注者と現場、支店、本社が一丸となった工法変更などで難局を乗り切った。

【現場最前線】コンクリ養生に新技術! 熊谷組の田尻地区函渠その5工事

熊谷組は、東京外かく環状道路千葉県区間のうち「田尻地区函渠その5工事」(千葉県市川市)の施工を進めている。大規模な開削工法が見どころで、地下に降りると大空間が広がるダイナミックな現場でもある=写真。この現場を束ねる町田憲泰作業所長は、これまで3環状(圏央道、外環、中央環状)の施工に長く携わってきた。酸いも甘いも噛み分けてきた道路工事のプロは、どのように現場と向き合っているのか。

【建コン協北陸】白山の生態系を守る! 外来植物除去作業に会員企業104人が参加

建設コンサルタンツ協会北陸支部は21日、2015年度の社会貢献活動の一環として、「白山外来植物除去作業 in 市ノ瀬 一斉防除」を実施した=写真。自然生態系保全に対する社会的機運の高まりからか、雨天にもかかわらず、会員企業の社員ら104人が参加。大粒の汗を流しながら作業に精を出した。

【本】清家、吉村、宮脇氏の名作も 木造住宅の矩計図入門書『矩計図で徹底的に学ぶ住宅設計』

矩計図は「かなばかりず」と読み、平面図や立面図と違って、建物の基礎から軒まで主な外壁部分の断面詳細図である。本書は、木造住宅の基本的な矩計図が描けるための入門書で、書き順と施工過程を並べ順序立てて図解している。

【本】建設コンサルタント人はもやもやするけれど、おもしろい! 黒川博行著『疫病神』

◆建設コンサルタンツ協会近畿支部事務局長 池田勝彦
 以前から建設コンサルタントの知名度アップのために、当業界を舞台にしたドラマなど、職業の魅力を世間に分かりやすく伝えるコンテンツを望む声が多くある。キムタクが検事役を演じたドラマが好評で、検事を志望する者が増えたらしい。分かりやすいコンテンツが持つ影響力をわが業界にもというわけだ。

【講演会】乾久美子氏が宮城県七ヶ浜中学校や延岡駅周辺整備プロジェクトを紹介 東北芸工大

東北芸術工科大学は7月1日、山形市の同大学建築・環境デザイン学科ギャラリーで建築家の乾久美子氏(乾久美子建築設計事務所代表)=写真=を招き講演会を開く。

2015/06/27

【現場最前線】内空断面189㎡! 地元の期待を背負い挑む「気仙沼第2号トンネル」

佐藤工業が、宮城県気仙沼市で「国道45号気仙沼第2号トンネル工事」の施工を進めている。長さ1167mの山岳トンネルだが、唐桑側坑口は唐桑北インターチェンジからの合流部で加速車線を加えた3車線の大断面となる。内空断面189㎡という国内有数の大断面である上、風化が進んだ地山を掘削する難易度が高い工事だ。大断面部を施工中の現場を取材した。写真は切羽の状況。中央は先進導杭。

【素材NOW】G7首脳陣も体感? TOTOのウォシュレットがドイツの高級ホテルに

ドイツを代表するリゾート地エルマウの高級ホテル『シュロス・エルマウ』=写真。今月初めには先進7カ国(G7)首脳会議も開かれた。47室あるスイートルームは地元ミュンヘンを拠点とする建築設計事務所ヒルマー&サトラー・ウントアルブレヒトによって設計され、客室内のトイレにはTOTOのウォシュレット(温水洗浄便座)一体形タンクレス便器『ネオレスト』が採用された。

【建築デザイン発表賞】星尚之さんら仙台高専チームに栄誉 建築学会東北

日本建築学会東北支部(源栄正人支部長)は20日、山形市の山形大学で第1回東北支部デザイン発表会を開いた。20、21日の両日に開催した市民開放型イベント「みちのくの風2015山形」の一環として実施した。初の「建築デザイン発表賞」には、星尚之さん(仙台高等専門学校生産システムデザイン工学専攻1年)ら5人=写真=の「公共建築物建設プロセスにおける住民参加の拡充-遊佐町まちづくりセンターにおける取り組み」が選ばれた。

【作品募集】第23回「愛知まちなみ建築賞」 7/1~8/20まで受け付け 愛知県

愛知県は、第23回「愛知まちなみ建築賞」の作品を7月1日から8月20日まで募集する。2010年4月1日からことし8月20日までに建築や改修などをした建築物やまちなみが対象。建築主・設計者・施工者からの応募のほか、一般からの推薦も受け付ける。審査結果は16年1月ごろに発表・表彰する。

【寒地土木研究所】「土木を知ろう 目と耳で」 7/10、11に研究施設を一般公開

寒地土木研究所は、7月10、11の両日、研究施設を一般公開する。「土木を知ろう 目と耳で」をキャッチフレーズに、展示や実演を通じて最新の研究内容と施設を紹介する。
 公開時間は両日とも午前10時から午後4時まで。土木技術者向けの研究説明コーナーも開設する。

【本】若手におすすめ! 鈴木 正司著『現場代理人に必要な21のスキル』

坂田建設(東京都墨田区)の土木本部長として数々の土木現場に携わってきた著者が、昨年上梓した『現場代理人に必要な21のスキル』(経済調査会刊)の姉妹編として著した実践的手引き書である。人材育成の観点から、工事測量、土工事、土留め工事、構造物工事、場所打ち杭の5分野について、初心者が確実に身につけるべき基礎技術をビジュアルに分かりやすく解説している。

【写真展】トンネル内部をHDR撮影 徳川弘樹氏個展「軌道回廊」 6/29まで

日本トンネル技術協会(佐藤信彦会長)が設立40周年記念事業の一環として実施したフォトコンテストで、最優秀賞を受賞した写真家の徳川弘樹氏による個展「軌道回廊」が、29日まで東京都新宿区の新宿ニコンサロンで開かれている=写真。

2015/06/26

【働きかた】入職の決め手は「学校の先生」 群馬建協の新入社員アンケート

群馬県建設業協会(青柳剛会長)は、建設業で課題となっている若年者の入職促進のヒントを得ようと、4月に開いた新入社員研修会の参加者にアンケートを行い、その調査結果をまとめた。この中で、回答者の約8割が入社の際に誰かに相談したり、助言・勧めを受け、このうち5割超が「学校の先生」に一番影響を受けたと答えている。青柳会長は「建設業が変わってきたことを高校などの先生方に説明し、理解してもらうことが大事だ」と述べ、産官学の連携の大切さを改めて指摘した。

【竹中工務店九州】女性技能者が働きやすい環境とは? 現場の声聞く意見交換会

竹中工務店九州支店と同支店の協力会社組織・九州竹和会は23日、福岡市東区に建設中の超高層分譲住宅「アイタワー」の建設現場に従事する女性技能者との意見交換会を開いた=写真。女性技能者の就業環境改善と新たな女性技能者確保に向けた取り組みで、九州竹和会では初の試みとなる。

【現場最前線】100年使用できる“秋田らしい”庁舎に! 省力施工で進む秋田市新庁舎建築工事

秋田市都心部の官庁街・山王1丁目地区で、同市の新たな行政拠点となる新庁舎の建設工事が、2016年3月の完成に向けて進められている。構想着手から20年以上を経た、地域待望のビッグプロジェクトの施工を担うのは清水建設・千代田興業・シブヤ建設工業・田村建設JV(稲川松基所長)。事業を主導する市新庁舎建設室(嶋矢治和室長)と緊密に連携し、『秋田らしい』新庁舎の具現化に心血を注いでいる。

【出前講座】西野田工科高、都島工高生が「手で触れ肌で感じる」 関西鉄筋、近畿躯体ら

関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)と近畿建設躯体工業協同組合(山本正憲理事長)、関西圧接業協同組合(濱野功理事長)は23日、大阪府東大阪市の府立東大阪高等職業技術専門校で合同出前講座を開いた。午前は府立西野田工科高校の2年生85人、午後は大阪市立都島工業高校3年生38人が参加し、4班に分かれてとび、型枠、鉄筋、圧接の各作業を体験した=写真。

【復興の橋コンペ】1次審査で5作品選定! 最優秀決める公開2次審査は7/19

宮城県南三陸町が、35歳以下の若手を対象に実施している「復興の橋」デザインコンペの1次審査結果が行われ、215作品(応募登録343件)の中から5作品が選ばれた。7月19日に同町ベイサイドアリーナの公開2次審査で最優秀賞を決める。最優秀提案のアイデアを生かして、2017年の完成を目指す。写真は隈研吾氏によるグランドデザインの模型。

2015/06/25

【名古屋城】天守閣木造復元の早期実施を 名古屋市

名古屋市は、コンクリート製の名古屋城天守閣の木造復元について「早期の実施が望ましい」とする結論を、市議会経済水道委員会に伝えた。これまで実施した調査結果を踏まえ報告した。耐震改修し40年後木造復元案と早期木造復元案を比較し、より深刻化する建設業の担い手不足問題や、400mm角以上の木曽ヒノキの確保が難しくなることなどから早期復元が望ましいと判断した。今後は、専門家から意見を聴取するとともに、課題を整理して事業を進める。

【千葉鉄筋】東総工高3年生が組み立て体験! 卒業生6人も指導に

千葉県鉄筋業協同組合(池田愼二理事長)は24日、県立東総工業高校(旭市)で2015年度企業技術者による鉄筋組立講習会を開き、建設科の3年生35人(男子33人、女子2人)が鉄筋の組み立てなどを体験した。過去に受講した同科の卒業生6人らが講師や補助員として指導に当たった。

【特別公開】虹色の始まりに触れよう! 建築空間を彩るステンドグラスバロックの製作工房が見学可能

ステンドグラスバロック(本社・さいたま市)は7月4日、「オープンファクトリー『虹色のステンドグラスが出来るまで』」を開く。建築空間の演出において国内屈指の実力を誇る同社の制作工房スペースを特別公開するもので=写真、ステンドグラスの魅力にじかに触れてもらうことが狙い。

【国土地理院】自慢のGISソフト、コンテンツで挑め! 「電子国土賞」7/1~9/11まで募集 

国土地理院は、電子国土基本図などを利用した優れたGISソフトウエアやコンテンツに贈る「電子国土賞2015」候補を、7月1日から9月11日まで募集する。

2015/06/24

【日建協】先輩がいれば、不安少ない…キャリア形成にロールモデル必要 女性技術者会議

日本建設産業職員労働組合協議会(日建協、植村芳輝議長)が23日に開いた女性技術者会議=写真=では、出産や育児などといった女性特有のライフイベントだけでなく、男女を問わず直面する介護への対応も含めて、多様なロールモデルを享受できる建設産業界の構築を求める声が相次いだ。日建協では、会議で得られた意見を今後の活動に反映させていく。

【インタビュー】地方から発信する「持続可能なデザイン」 若手科学者賞受賞の渋谷達郎氏に聞く

山形市に拠点を置く若手建築家の渋谷達郎氏(アーキテクチュアランドスケープ一級建築士事務所代表)が40歳以下の研究者に贈られる2015年度科学技術分野文部科学大臣表彰の若手科学者賞を受賞した。「建築設計の実践に基づく持続可能な建築デザインに関する研究」が認められた。14年9月に5年間務めた豊橋技術科学工科大を辞し、故郷で本格的な設計活動を始めた。「ホームタウンで仕事をすることに意義を感じる。地域に長く愛される建築をつくりたい」と語る渋谷氏にこれまでの取り組みと今後の活動方針を聞いた。

【中部建築賞】一般と住宅の2部門で作品募集! 審査員に新居千秋氏ら 受付は8/1~31

中部9県の建築関連団体で構成する中部建築賞協議会(小林宏之会長)は、第47回中部建築賞の募集手続きを開始する。募集期間は8月1日から同31日まで。12月上旬に受賞作品を発表し、同中旬に表彰する。画像は前回一般部門の入賞作品「やわらぎ 森のスタジアム」。

【作品募集】札建協が創立100周年記念事業『ただいま工事中!』写真展 7/1から受け付け

札幌建設業協会(岩田圭剛会長)は、創立100周年記念事業『ただいま工事中!』写真展に使用する作品の募集を7月1日から始める。テーマは“会員企業の施工中の現場とそこで働く人々”。募集対象は会員企業のほか札幌市内の高校生とする。写真展は2016年の2月12日から15日まで札幌駅前地下歩行空間に展示する予定。

【建築学会】最優秀賞に前橋工科大の「まち音一首」 子どものまち・いえワークショップコン

日本建築学会は21日、東京都港区の建築会館で「第5回子どものまち・いえワークショップ提案コンペ」の公開審査会を開き、最優秀賞に前橋工科大学の「まち音一首」、優秀賞には共立女子大学の「リサイクルチェアー」、東京理科大学の「まちおとハンティング」を選定した。最優秀賞受賞作品は秋をめどに開催する「親と子の都市と建築講座2015」でワークショップを実施する。写真は左から小松温さん、前澤佑美さん、吉田祐介さん。

2015/06/23

【安藤忠雄】船から「水都」大阪を考えよう 「大阪を元気にする会」がクルーズイベント

船から水都大阪を見る--。関西の財界人らを招き、水辺のまちづくりを考えるイベントが19日、大阪市内で行われた。建築家の安藤忠雄氏が案内役を務め、参加者とともにクルーズ船に乗り込み大川(旧淀川)沿いの水辺空間を視察。参加者に向けて景観形成の重要性を訴えた。

【関東地整】学生40人も参加! 最先端技術学ぶ情報化施工講習会

関東地方整備局は、千葉県船橋市の関東技術事務所船橋防災センターで、情報化施工の技術講習会と見学会を開いた=写真。16、17日の2日間で講習会に約70人、見学会に約140人が参加した。講習会は3回目だが、今回から大学生や高等専門学校生ら約40人も参加し、最先端の情報化施工を学んだ。

【首都高】大学生54人が“橋を守る技術”を体験! 「首都高点検・補修デモ2015」

首都高速道路会社は19日、東京都江東区の高速湾岸線高架下で、「首都高点検・補修デモ2015」を開いた。土木工学などを専攻する大学生54人が参加し、“橋を守る技術”を体験した=写真。

【型枠出前講座】都立総合工科高校生が鉄筋組み立てから型枠設置までを体験! 

東京都立総合工科高等学校(石崎規生校長)は22日、東京都職業能力開発協会と富士教育訓練センターの協力のもと、建築・都市工学科2年生計35人に型枠の実技指導を実施した。東京都職業能力開発協会の若年技能者人材育成支援事業を活用したもので、生徒は鉄筋の組み立てから型枠の設置までを一気通貫で体験した。

【国交省】「職人さん」になってみよう! 7/29、30「子ども霞が関見学デー」開催

国土交通省は、7月29、30の両日に「子ども霞が関見学デー」を開催する。今年度は、過去最多となる21のプログラムを用意して子どもたちを迎える。工事現場で「はたらくくるま」の代表格と言えるパワーショベルの体験試乗や「職人さん」になりきる体験型プログラムなど、子どもたちにとっても絶好の社会見学の機会となりそうだ。

2015/06/22

【東京メトロ】車両のレモンイエローをデザインに 銀座駅デザインコンペ最優秀賞に吉岡あずささん

東京地下鉄は18日、東京・銀座の資生堂花椿ホールで「東京メトロ銀座駅デザインコンペ」の結果発表・表彰式を開き、最優秀賞に吉岡あずささん(アトリエ・ジーアンドビー)のデザインを選定した。2017年の銀座線開業90年と20年東京五輪を見据えた同線全駅リニューアルの一環で、同駅デザインを一般公募。応募182作品の中から選ばれた。同社は、今後予定している同駅のリニューアルにデザインを反映させていく。画像はコンコースのイメージ。

【JSCA賞】作品賞に「あべのハルカス」と「ROKI Global Innovation Center」

日本建築構造技術者協会(JSCA)は第26回JSCA賞の受賞者を発表した。作品部門には16件の応募(うち新人賞に6件)があり、作品賞には「ROKI Global Innovation Center」を手掛けた谷川充丈氏(Arup)と「あべのハルカス」の平川恭章氏(竹中工務店)=写真=、新人賞は「羽田クロノゲート地域貢献エリア『和の里』施設群」の福島孝志氏(日建設計)が選ばれた。

【神建協】「夢のある仕事」の担い手に! 小田原城北工高校生が商工高校新築工事の現場見学

神奈川県建設業協会(小俣務会長)は、県立小田原城北工業高校建設科の生徒34人を招き、横浜市保土ヶ谷区で工事が進む商工高校新築工事の現場見学会を開いた=写真。担い手確保活動などの一環で、生徒たちは“生”の現場と担い手から工事の進め方などを学んだ。

2015/06/21

【日本の土木遺産】貞山運河(宮城県岩沼市~石巻市) 伊達公の日本最長運河、復興中

貞山(ていざん)運河とは、初代仙台藩主伊達政宗の時代の1597(慶長2)年から1884(明治7)年にかけて、大きく4つの時期に建設された海岸線沿いの内陸運河である。
 仙台湾の海岸線約130㎞のうち49㎞にもおよび、旧北上川から松島湾を経由して阿武隈川に至る日本で最も長い運河である。

【素材NOW】M字クリップで“コンクリート躯体と緊結” 不二窯業が外壁タイルの検査省力化を実現

外壁タイルを採用した建築物に竣工から10年後の全面打診検査が義務化され、タイルメーカーには検査の省力化を求める設計者や施工者からの相談が絶えない。「目視点検のお墨付きを得た」と語るのは不二窯業の清水真人常務。JR岡山駅前で施工中のオフィスビルでは外壁約2000㎡にタイル先付けプレキャストコンクリート(PCa)工法の採用が決まったが、共同開発の“M字クリップ”によって、特定行政庁からは全面打診の点検が免除された。

【日立製作所】カメラ3万2000台の統合管理可能な映像監視システム開発 他社製カメラも対応

日立製作所と日立産業制御ソリューションズは、食品工場や商業施設、金融機関、空港などでのセキュリティーを強化できる映像監視システムを開発した。最大で監視カメラ3万2000台、記録装置2000台を統合管理でき、施設規模に応じたソリューションが提供できる。独自の特色を持つ他社製のカメラも接続できるため、さまざまな環境下にも対応する。施設での安全性確保への要請が一層高まっていることから、国内外でシステムを提供していく。8月から販売を開始する。

【働きかた】全国初の女性交通管理隊員、厳しい状況も感謝の言葉に充実感  ネクスコ・パトロール東北・仲畠智子さん

全国初の女性交通管理隊員になって約1年2カ月。事業所から一歩外に出れば、常に危険と隣り合わせの高速道路が職場となるだけに「勤務中はまったく気が抜けず、つらいこともある」としつつ「お客さまから感謝の言葉をもらった時の充実感は、他の仕事では味わえない」と目を輝かせる。

2015/06/20

【山下PMC】イノベーションの余地拡がる「実需用途施設」 2020以降の建設学

今回は、収益用途施設の対極にある実需用途施設の話である。自らの生産品やサービスなどの実事業から収益を得るために必要となる施設のことであり、建物そのものから収益を上げられる施設ではない。実はこの実需用途施設が、ここ最近、大きな変容を遂げようとしている。画像は12日に起工した三菱電機の制御盤新工場(神戸市)。

【ボランティア】ぴかぴかだワン! 堀越が日本盲導犬協会仙台訓練センターを塗り直し

塗装工事業の堀越(仙台市、堀越良克社長)は15日、仙台市青葉区にある日本盲導犬協会仙台訓練センターで、恒例の塗装ボランティアを実施した。2006年から協力会の良栄会(太宰昭治会長)とともに、地域貢献活動事業の一環として取り組んでいる。