2016/03/22

【隈研吾】こんどは日本平の山頂シンボル施設! 3層の八角形木組みブリッ ジを提案


 静岡県は公募型プロポーザルで選定中だった日本平山頂シンボル施設建築工事設計業務の最優秀者に隈研吾建築都市設計事務所を特定した。3つの展望庭園と3層の八角形の木組みブリッジ・展望施設の整備などを提案した。5100万円(税込み)を限度に月内に契約する予定だ。
 画像は提案イメージ(提供:隈研吾建築都市設計事務所)

 11日に1次審査(書類選考)を通過した6者による2次審査(公開プレゼンテーション)を行い選定した。審査委員会(委員長・遠山敦子トヨタ財団理事長)の講評などは3月下旬に公表する。
 概要は同施設建築工事に伴う基本・実施設計。履行期限は2017年1月31日(基本設計は6月30日)。建設地は静岡市清水区草薙600の敷地1万0126㎡。建築面積は約300㎡。
 富士山を望む展望機能、日本平の歴史を伝承する展示機能などを導入する施設で、県と同市が連携して建設する。県がシンボル施設(延べ床面積約900㎡)と前庭(約1000㎡)、市が展望回廊(長さ約150m、幅約4m)を整備する。17年度末の完成を目指す。
 予定工事費(税込み)は、シンボル施設(前庭を含む)が7億円、展望回廊が4億8000万円。
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