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本物の鉄道線を持つ中央学園 |
日本電設工業が会社創立70周年記念事業として、千葉県柏市の中央学園(城處享弘執行役員学園長)に整備を進めていた新実習線、教育訓練諸設備が完成、1日、竣工式を開いた=写真。70周年の記念事業は、ことし1月に竣工した第2教育棟(4階建て延べ約1500㎡)に続き、内外のレールの高低差(カント)や模擬のトンネル、在来線、新幹線それぞれのレール、インテグレート架線、ホームなどを設けた新実習線のほか、電気体感実習設備、情報通信関係の訓練設備も新設した。
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関係者が行ったテープカット |
「2010年3月から2年半かけて準備。訓練項目は38項目、投資金額は約8億4000万円かけた」(田中均常務70周年記念事業教育訓練施設推進プロジェクト委員長)という。
江川健太郎社長は、「これで教育面の記念事業をすべて終えることができた。人が財産の技術・技能の会社だが、教育訓練設備はあくまでハードであって、これを生かして新入社員、社員、協力会社の技術を上げることで初めて効果が上がる。今後ますます技術、技能、人材の育成を強めていく」と話している。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年10月2日1面
『時速33キロから始まる日本鉄道史』 AmazonLink
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