2012/10/22

浜松町の貿易センタービル建替え、総延37万㎡の複合施設 都が提案を受理

計画されている施設のイメージ
東京都都市整備局は、世界貿易センタービルディング、東京モノレール、東日本旅客鉄道(JR東日本)、国際興業が東京都港区のJR・東京モノレール浜松町駅西口で計画する「浜松町駅西口周辺開発計画」に伴う都市再生特別地区の都市計画提案を受理した。 計画地は港区浜松町2丁目。区域面積は東側のA街区が約2・3ha、西側のB街区が約0・9haとなっている。
 同事業では世界貿易センタービルの建て替えに合わせて、A街区にオフィス、商業など総延べ約27万㎡の複合棟3棟とモノレール棟を建設。一方のB街区にオフィスや店舗で構成する延べ約9万9000㎡規模の複合棟を建設する。
 計画提案の整備方針では、交通結節点機能の強化と拠点性の向上、防災機能の強化を掲げている。モノレール駅の改良に合わせて、地下鉄との動線の整備や、国際コンベンションホール、浜松町MICEセンターの整備などを盛り込んでいる。
 A街区では2013年度に一部解体工事に着手。両街区とも14年度から本格着工する見通しとなっている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年10月22日 4面

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