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Cox Architecture pty Ltd 案 |
日本スポーツ振興センターは、新国立競技場の基本構想国際デザイン・コンクールで、国内外からの応募作品の中から一次審査の通過作品11点を決定した。今後は11月7日に最終審査を実施し、同月中旬にデザインに採用する最優秀作品などの審査結果を公表する。
一次審査を通過した作品は▽Cox Architecture pty Ltd(豪)▽POPULOUS(英)▽UNStudio/Yamashita Sekkei Inc(蘭、日)▽Zaha Hadid Architects(英)▽TABANLIOGLU Architects Consultancy Limited Company(トルコ)▽DORELL.GHOTMEH.TANE/ARCHITECTS & A+ARCHITECTURE(仏)▽Azusa Sekkei Co.,Ltd▽Toyo Ito & Associates, Architects(日)▽SANAA+Nikken Sekkei Ltd(日)▽gmp・International Gmbh(独)▽Mitsuru Man Senda and Enviroment Design Institute(日)--の11作品。
新競技場は2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップのメーンスタジアムとなるほか、東京都が招致を目指す20年夏季五輪のメーン会場としての使用を想定している。規模は延べ約29万平方メートル。総工事費約1300億円を見込む。13年度に基本設計、14年度に実施設計を行い、既存建物の解体を経て15年10月の新築着工、19年3月の完成を目指す。
審査は、建築家の安藤忠雄氏が委員長を務める審査委員会が担当。今回のコンペには、代表者の所在地が日本国内の12点と国外からの34点の計46点の応募があった。デザインを監修する最優秀者の賞金は2000万円。基本・実施設計の設計者は今後、改めて公募型プロポーザルを実施して選定するが、デザイン監修者の応募も認める。デザイン監修では提案のとおりに基本・実施設計と施工が実施されているかを確認し、必要な場合は修正提案もできる。
計画対象地は東京都新宿区霞ヶ丘町10-1ほか。対象範囲はスタジアムの施設建築敷地約11万3000平方メートルと関連敷地約6万5000平方メートル(既存施設の建築面積を含む)で構成する。
全11作品は、トップのものを含めて以下の通り。
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POPULOUS
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UNStudio/Yamashita Sekkei Inc |
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Zaha Hadid Architects |
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TABANLIOGLU Architects Consultancy Limited Company |
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DORELL.GHOTMEH.TANE/ARCHITECTS & A+ARCHITECTURE |
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Azusa Sekkei Co.,Ltd |
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Toyo Ito & Associates, Architects |
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SANAA+Nikken Sekkei Ltd |
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gmp・International Gmbh |
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Mitsuru Man Senda and Enviroment Design Institute |
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