2014/02/26

【ガチバトル】黒部ダムVs宮ケ瀬ダム! その魅力を語る

土木学会のトークイベント「黒部ダムVs宮ケ瀬ダム-人を惹きつける魅力はどこに-」が24日、東京・四ツ谷の同学会で開催され、年間100万人が訪れる両ダムの人気の理由を分析しながら、他のダムへの展開のヒントを探った。
 プレゼンターを務めたのは黒部ダムが吉津洋一関西電力北陸支社長、宮ケ瀬ダムが竹村公太郎日本水フォーラム代表理事。高橋裕東大名誉教授がコーディネーターを務めた。
 黒部ダムは高度経済成長期にさしかかる1963年、宮ケ瀬ダムはバブル時代の2000年に竣工。建設された時代背景が大きく異なり、秘境・首都圏と造られた場所も好対照な両ダムだが、“人が来るダム”には共通性がある。
 ディスカッションでは「人を寄せ付けないほど厳しい自然の中にありながらその眺望・機能美が人を惹きつける黒部ダム」「工事用インクラインを将来観光用に転じるアイデアが実を結んだ宮ケ瀬ダム」--といった解説を切り口に、会場からの意見も交えて人が来る秘策を探った。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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