2014/11/06

【ミラノ万博日本館】立体木格子のファサードに決定 設計は石本建築事務所

イタリア・ミラノで2015年5月1日から10月31日まで開かれる「2015年ミラノ国際博覧会」における日本館の展示内容が決定した。現地を視察した加藤辰也ミラノ万博日本政府代表は5日、東京都港区の日本貿易振興機構で開かれた記者会見で「万博の開催まで半年となり、日本館は計画どおり建設が進んでいる。立体木格子がファサードのように立ち上がっており、現地では迫力のある日本的建築になっている」と期待を語った。写真は日本館の模型。

 日本館の建築プロデューサーを務める北川原温氏は日本の伝統文化と先端技術を融合し、日本の四季・自然・生態系・食を包み込む「多様性を抱くうつわ」を目指すとしている。日本館の設計は石本建築事務所、施工は竹中工務店が担当している。
 日本館の展示では「Harmonious Diversity-共存する多様性-」を出展テーマに掲げ、気候や生態系といった側面から日本の食文化を紹介する。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿