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建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2014/01/31

【昭和12年竣工】渡辺節の新開地ガスビルに保存と活用要望

日本建築学会近畿支部は、建築家・渡辺節(1894-1967)が設計した旧大阪ガス新開地ガスビル(神戸市中央区)の保存活用を求める要望書を、所有者である大和ハウス工業に対し提出した。
 1937(昭和12)年に建てられた同建物について「神戸を代表する繁華街・新開地の繁栄を象徴する建物のひとつであり、地域の歴史と文化を継承する地域の景観にも寄与している」と要望書の中で指摘、保存活用の推進を求めた。

【ミツカン】「MIZKAN MUSEUM」の計画が明らかに 竹中で2月着工

ミツカングループは、本社地区再整備プロジェクトの一環として計画している新情報発信施設「MIZKAN MUSEUM(ミツカンミュージアム)」の計画概要を明らかにした。
 設計はNTTファシリティーズ、施工は竹中工務店が担当する。2月中旬にも着工し、2015年秋の供用開始を目指す。
 同施設は博物館「酢の里」に替わり、情報発信施設として建設する。規模は、S一部RC造2階建て延べ約5000㎡。酢の里と比べ床面積を約2倍に拡大し、情報発信だけではなく、体験型要素も盛り込む計画だ。また、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏が「MIM(ミム)」という愛称を設定し、ロゴマークのデザインを手掛けている。

2014/01/30

【復興版】塩屋埼灯台が復旧!! 太平洋一望の観光地が22日から公開

震災で被災した福島県いわき市の塩屋埼灯台の復旧工事がほぼ完了し、28日、報道機関に公開された。福島海上保安部は2月22日から一般公開を再開する。
 海抜約50mの断崖から太平洋を一望できる観光地として知られ、高さ27mの白亜の灯台は「日本の灯台50選」の一つ。美空ひばりさんの歌『みだれ髪』の舞台にもなった。市によると、年間約10万人の観光客が訪れていたが、震災で高台の斜面が崩れ、灯台の一部も損壊。2011年11月の再点灯後も通路の工事などが続いていた。 
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

【竣工】「大崎ウィズシティ」 大崎駅西口南の再開発

東京都品川区の大崎駅西口南地区市街地再開発組合が進めてきた同地区第一種市街地再開発事業の施設建築物「大崎ウィズシティ」が30日に竣工する=写真。設計は協立建築設計事務所・清水建設JV、監理は協立建築設計事務所、施工は清水建設・NIPPOJVが担当した。
 大崎ウィズシティは、超高層オフィス「大崎ウィズタワー」、免震構造マンション「ル・サンク大崎ウィズタワー」で構成。

【日本版ソーラーデカスロン】ビッグサイトで「エネマネハウス2014」始まる

首都圏の大学がゼロエネルギーハウスの環境性能・意匠性を競い合う大学対抗コンペティション「エネマネハウス2014」が29日から東京都江東区・東京ビッグサイト東雲駐車場で始まった。「2030年の家」をテーマに早大、芝浦工大、東大、千葉大、慶大の5校が同駐車場内に5棟のゼロエネルギーハウスを展示している=写真。31日まで。

2014/01/29

【読書】住まいの質が人の考え方も変える 『居心地よさの発見 家づくりのコトバ200』

「風景を生け捕る」「大きさのわからない家」など、これまで著者が設計した住宅の特徴をわかりやすい200の言葉(コピー)、短い文章、写真、イラストで紹介する。住宅は、こんなに楽しく、感動するものなのだと思わせてくれる。文章は簡潔だが、かなり練られている。とにかく特徴がすぐわかる。併記の英語はすべて自身の訳という「大作」でもある。

【コンサート】音楽で夕張市を支援 建設通信新聞も後援!


 第23回「夕張の杜コンサート-頑張れ夕張チャリティー-」が25日、札幌市中央区の札幌パークホテルで開かれた。クラシック音楽などの通常の演奏に加え、札幌市出身のシンガーソングライターであるすずき一平さんが特別ゲストとして出演し=写真、会場を盛り上げた。

【ステンドグラス】ビートたけし氏原画作品を展示 さいたま市のバロック

ビートたけし氏の原画作品『マリア』

 建築の価値を高めるステンドグラスの専門工房として、国内屈指の実力を誇るステンドグラスバロック(本社・さいたま市、主宰・臼井定一氏)は、ビートたけしさんの版画を原画とする『マリア』と、国際派現代中国絵画の巨匠・丁紹光氏の絵画を原画とする『パープルドリーム』を、今月末ごろまでの期間限定で同社ギャラリーに特別展示している。

2014/01/28

【青山自転車会議】デザインコンペ最優秀賞は神津氏の「CYCLIP」

『CYCLIP』
魅せる駐輪が街を変える--建築家の千葉学氏、建築ジャーナリストの中崎隆司氏らで構成する青山自転車会議は26日、「駐輪の新しいカタチ」をテーマとするデザインコンペ「第2回Bicycle Street Design Competition AOYAMA」の最終審査会を東京都港区のOVE南青山で開いた。1次審査を突破した6人の建築家が自転車と人と都市の関係について作品を発表し、最優秀賞には神津好英氏(神津好英建築設計事務所)の作品『CYCLIP』が選ばれた。

【橋ガール】PC建協の広報誌で奮闘ぶりを紹介! 女性の視点の現場論

プレストレスト・コンクリート建設業協会(PC建協、則久芳行会長)は広報誌『PCプレス』1月号に、「女性職員が語るPCの今日、明日」と題した企画座談会を掲載した=写真。則久会長を司会に、会員企業の事務、技術系女性職員「橋ガール」が、入社の経緯や職場での役割、体験談を語る内容となっている。

【愛知】端麗で高度な造形 「はだか祭り」の国府宮儺追殿が竣工祭


 「国府宮はだか祭」の神事を執り行う儺追(なおい)殿の建て替え=写真=が完成し、25日に大野紀明愛知県稲沢市長ら来賓、工事関係者約40人が参席して竣工祭を開いた。完成した建物は、伝統木造構法による新築建物としては国内最大級。真反り(総反り)・捻れ軒・茅負(かやおい)反り出しという端麗で高度な造形を最先端の木造技術を駆使して創出した。
 また施工面では、加工製作と仮組みによる精度管理を3工場で分担、翌年の祭事までの約11カ月の超短工期で完成させた。また、金物補強に依存しない継手・仕口の改良、柱梁壁構成における知見を集大成し、限界耐力計算による耐震化を実現。伝統的な木造の美を追究しながら、建築としての耐久性と設備性能、耐震性を現代の建築基準法の下で可能とした画期的な成果として注目されている。

2014/01/27

【くまモン登場】建設業を伝える「どぼくま新聞」創刊 熊本県土木部

「私たちの生活をつくり、ささえる建設業」--。熊本県土木部は、小中学生を対象に建設業の役割や仕事の内容などを分かりやすく伝える『どぼくま新聞』を創刊した=写真。子どもたちに建設業を身近な存在に感じてもらい、将来の担い手育成にもつなげたいとしている。

【木造】応急仮設住宅 「地縄張り」から「建て方」まで講習

全国木造建設事業協会神奈川県協会(山田一元会長)は23日、神奈川県横須賀市の神明第二公園で応急仮設木造住宅「施工技術等講習会」を開いた。参加者24人が6班に分かれ、実際に地縄張りや杭芯出しから、建て方作業(垂木まで)を実施し、作業手順やポイントなどを学んだ。当日は神奈川県や横須賀市などの行政機関や設計団体、地元住民など100人を超える関係者が集まり、作業の状況を見学していた。

【建築】横浜に建築家について学べる空間 「ASJ YOKOHAMA CELL」

日本最大の建築家ネットワーク事業を展開するアーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)は4月20日、建築家について学べる情報空間「ASJ YOKOHAMA CELL」を横浜ランドマークタワーにオープンする。首都圏初の情報発信拠点として、建築家による家づくりをサポートしていく。

2014/01/26

【開かずの踏切】戸塚駅に大デッキが完成 地域の悲願達成


 東鉄工業・東急建設JVが施工を担当し、横浜市のJR戸塚駅構内で工事を進めていた人道橋「戸塚大踏切デッキ」が完成し=写真、18日に供用を開始した。同工事は「開かずの踏切」を解消するために横浜市が東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜支社に委託して実施した。橋桁長さ75m、幅8.8mのデッキは線路をまたぐ歩道橋としては市内最大規模となる。

【LIXIL】ケニアに無水トイレ普及へ 排泄物を堆肥化

LIXILが提案し続けてきた「ケニア共和国の非都市部における水資源保全と衛生環境改善のための“循環型無水トイレシステム"普及促進事業」が、国際協力機構(JICA)が公募した「第1回開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」に採択された。今後は、JICAの支援を得ながら事業を進めていく。
 この事業は、下水道インフラが未整備なケニアの非都市部に、水を使わずに排泄物を処理し肥料化する「循環型無水トイレシステム(グリーントイレシステム)」を新たなインフラとして普及させ、水資源保全と衛生環境の改善を目指す。

2014/01/25

【建築】最新プロジェクトの図面、模型で思考紹介 「内藤廣展アタマの現場」

日本を代表する建築家、内藤廣氏の建築展「内藤廣展アタマの現場」が東京都港区のTOTOギャラリー・間で開かれている。現在手掛けている『静岡県草薙総合運動場体育館』『安曇野市庁舎』『九州大学椎木講堂』といった最新プロジェクトを中心に、膨大な図面と模型でその仕事と思考の変遷を紹介するほか、中庭には内藤氏がこれまでに紡ぎ出してきた言葉をパネル化して展示。文字どおり「アタマの中身」の一端が垣間見えるものとしている。会期は3月22日まで。

【東京五輪】解体を前にスポーツの聖地国立競技場を公開

日本スポーツ振興センター(JSC)は23日、「国立競技場スタジアムツアー」と題して、7月から解体が始まるスポーツの“聖地"を報道機関に公開した=写真。1964年東京オリンピックの優勝者銘盤や聖火台を始め、織田ポール、地下通路・地下トイレ、選手更衣室などをエピソードを交えて紹介した。「SAYONARA国立競技場プロジェクト」の一環として、5月末にファイナルセレモニーを予定している。

2014/01/24

【復興版】建コン協が50周年記念に土木人の記録 徳山整備局長インタビューも

くしの歯作戦のイメージ
建設コンサルタンツ協会(大島一哉会長)は、設立50周年記念事業の一環として、東日本大震災の発災直後に官民の土木人がどのような思いで、どのように行動したかを収録したインタビュー集「東日本大震災『命の道』を切り開く 3.11最前線の初動 13人の証言」を刊行した。協会の理事でもある角田光男東京都市大講師・共同通信社企画委員が、東北地方整備局や岩手県釜石市の担当者、建設コンサルタント、建設業者など13人にインタビューした。

【創業】ナカノフドー建設が「80年史」刊行

ナカノフドー建設は昨年2月8日に創業80周年を迎えたが、その記念事業の一環として『ナカノフドー建設八十年史』を刊行した。同社には1983年に発刊の『中野組半世紀の歩み』があり、創業からの50年間は、この「歩み」を要約し、近30年を書き下ろした。近30年は、創業者の大島義愛会長の逝去から記述されている。

【雇用】建設企業6割で正社員不足感

6割が正社員不足に(写真と本文は関係ありません)
「建設業で正社員の不足感は回答企業の6割」--。帝国データバンクが全産業の企業を対象にした「人手不足に対する企業の意識調査」で、建設業の人手不足感が最も高いことが鮮明になった。正社員不足と回答した企業が回答の5割を超えたのは、建設業含め人材派遣や情報サービスなど7業種に上っており、人材不足感を抱く業種が広がっている形だ。

2014/01/23

【復興版】石巻ブロック災害廃棄物処理従事者に就職説明会 鹿島JVが地元支援

18日に火納め式を行った宮城県の石巻ブロック災害廃棄物処理業務(鹿島・清水・西松・佐藤・飛島・竹中土木・若築・橋本・遠藤JV)に従事していた地元被災者向けの就職面接会が22日、石巻市の同JV事務所で行われた=写真。ハローワーク石巻と宮城県が主催し、JVが会場を提供した。面接会には70人が参加、うち47人ががれき処理を担当していた。

【現場】学生8人がマリコン体験 深層混合処理船に乗船

日本建設業連合会(中村満義会長)は21日、五洋建設が施工に携わる新海面処分場建設事業など東京港内の現場を交通船で周遊する市民現場見学会を開いた=写真。ゼネコンに興味を持つ学生8人が参加。新海面処分場Dブロック南側護岸地盤改良工事に投入している深層混合処理船「ポコム12号」への乗船も許可され、日ごろ触れる機会のない海上工事の現場に目を輝かせていた。

【インフラ】高速道路3社、更新・修繕費は3兆円

東、中、西日本の高速道路会社3社が管理する高速道路の大規模更新・大規模修繕費は、約3兆0200億円--。3社が設置した長期保全等検討委員会の藤野陽三委員長は22日、廣瀬博東日本高速道路社長=写真右=に「提言書」を手渡した。藤野委員長は「橋梁、土木構造物、トンネルについて、大規模更新や大規模修繕の対策工法と必要な技術を整理した。高速道路本体の包括的な分析はわが国で初めて。速やかに現場に展開し、適切な対策が講じられることを期待する」とコメント。これを受けて、廣瀬社長は3社を代表して、「大規模更新、大規模修繕の実施などのハード・ソフト面のより一層の充実を図り、維持管理・更新の着実な推進に努めることをお約束する」と応じた。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)


2014/01/22

【建築】ソルト建築設計らに 福岡県美しいまちづくり建築賞

Obi house 撮影:Y.Harigane (Technistaff)
福岡県の第26回美しいまちづくり建築賞の受賞作品が決まった。住宅部門は「Obi house」、一般建築の部は「筑紫保育園分園」がそれぞれ大賞に輝いた。今回、新たに創設した福岡県建築住宅センター理事長賞には「九州大学伊都ゲストハウス」など2点を選考した。3月1日に太宰府市の九州国立博物館で開く福岡県景観大会で表彰する。

2014/01/21

【復興版】300万トンのがれき処理完了! 石巻ブロックで火納め式

役割を終えた焼却炉
18日に火納め式が開かれた石巻ブロック(石巻市、東松島市、女川町)では、宮城県全体のほぼ半分に及ぶ膨大な災害廃棄物が発生。同処理業務を受託した鹿島・清水建設・西松建設・佐藤工業・飛島建設・竹中土木・若築建設・橋本店・遠藤興業JVは、2年以内という限られた期間で処理するため、破砕・分別を中心とするAと、焼却を行うBの2つのヤードに分けて中間処理施設を早期に建設した。

【東急建設】技研でミニチュア工事疑似体験 ヒカリエの組立てに挑戦

東急建設は18日、相模原市の同社技術研究所で体験見学会を開いた。一般公募した親子8組16人が実験施設を見学し、日本の最高気温や秒速10m以上の風を体験した。また、渋谷駅周辺を再現したミニチュアの建設現場では、ラジコンのタワークレーンやクラムシェルの操作にチャレンジ=写真。親子が現場監督とオペレーターに分かれて、建築・土木工事を疑似体験した。

【福岡】立体的な路地裏 青木茂建築工房の『D.SIDE』完成

青木茂建築工房(青木茂主宰)が設計を手掛けた商業施設「D・SIDE」が完成し、17日に福岡市中央区大名の現地で見学会が開かれた。小さな店舗が密集する路地裏的な大名の町の魅力を取り込み、「立体的な路地裏」(青木氏)を創出したビルで、福岡の若者文化の中心・大名地区でもひときわ話題を集めそうだ。

2014/01/20

【企業】小学生向け「コンクリートを学ぶ」体験講座 東洋建設×前田建設

コンクリートでキャラクターをつくる
東洋建設と前田建設は、美浦研究所(茨城県美浦村)に近隣の小学生ら27人を招き、施設見学と体験講座を開いた。小学生たちは、コンクリートや地震対策、風力発電の仕組みなどを体験しながら学んだ。
 材料実験棟ではコンクリートの製造・製作のほか、コンクリートの強さクイズなどを実施。コンクリートで人気キャラクターを作ったほか、コンクリ強度のクイズなどを楽しんだ。
 続いて構造実験棟では、筋交いの有無を比較して地震に強い建物の構造を学び、どのくらいの力で壊れるか綱引きで体験した。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

【京都】嵐山に高級宿泊施設 森トラストが竹中の設計施工で着工


 森トラストが京都・嵯峨天龍寺に建設する高級宿泊施設「(仮称)京都嵐山計画」の地鎮祭が15日、現地で開かれた。世界遺産の天龍寺に隣接し、敷地前面を流れる保津川越しに国の史跡名勝「嵐山」を臨む歴史的景勝地に、明治期の建造物を残しながら、絶景を楽しめる約40室の宿泊棟を新設する。レストラン、宴会場のほか露天風呂も併設するなど、京都ならではの和テイストを取り入れつつ、ラグジュアリーホテルの快適性を備える施設として、2015年1月上旬の完成、同春の開業を目指す=写真は完成イメージ。設計施工は竹中工務店が担当する。

【復興版】釜石へ7600トンの防波堤ケーソンが出港! JFEエンジ

JFEエンジニアリングは、国土交通省東北地方整備局から受注した釜石港湾口防波堤ハイブリッドケーソン2函の製作を終え、輸送を開始した。25日に釜石港内に入港する予定だ。
 ケーソンは長さ50m、高さ19.5m、幅20.3mで総重量は約7600t。昨年4月から津製作所(津市)で鋼製部材を製作後、海洋ドックを利用して鋼製部材の大組立やコンクリート打設を行った。ケーソンには、津市立香良洲小学校の児童127人が復興への願いを描いた応援メッセージ幕が掲げられている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

2014/01/19

【店舗建築】募集中 昭和フロントがアルミ建材の施工例コンクール

昭和フロント(東京都千代田区)は、自社のアルミ建材を使った施工例を表彰する「ストアフロントコンクール」の作品を募集する。今回で45回目を迎え、ストアフロントの新たな可能性を示す機会になっていることから、新たに「アイディア部門」を新設した。締め切りは2月17日。6月に発表する。

2014/01/18

【復興】東北地整が遠隔重機オペ育成! 災害時の迅速対応へ

東北地方整備局は、災害時に危険個所の応急復旧作業などで使用する遠隔操作式バックホウの民間オペレーター育成に向けて、操作講習会を実施している。
 遠隔操作式バックホウは離れた場所からラジコン(無線操縦装置)で操作できるため、2次災害の恐れがある土砂災害の復旧作業などで活用されている。東北地方でも2008年6月に発生した岩手・宮城内陸地震で使われ、有効性が確認された。

2014/01/17

【名古屋市】「世界の金シャチ横丁(仮称)」名称募集 応募は507件

整備イメージ

 名古屋市は、名古屋城周辺に整備を検討している「世界の金シャチ横丁(仮称)」の名称募集の結果を公表した。2013年12月31日までに30都道府県から642件(名称数507件)の応募があった。10件以上の応募があった名称は「金シャチ横丁」(18件)、「やっとかめ横丁」(13件)、「世界の金シャチ横丁」(10件)、「なごやか横丁」(同)だった。

【大学整備最前線】125周年事業で3施設整備へ 関西学院

125周年記念講堂
2014年9月に創立125周年を迎える関西学院は、記念建設事業として125周年記念講堂などの施設整備を進めている。主力の西宮上ケ原キャンパス(兵庫県西宮市)は、もともと米国出身の建築家であるウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計、関西屈指の美しいキャンパスとしても知られる。吉松千博施設部長は「景観や建物は関西学院の財産。これを守り続けることが学院のポリシーにもつながる」と強調する。

【日建連】女性だけでワーキング 労働者活用専門部会

日本建設業連合会(中村満義会長)の「女性技能労働者活用専門部会」(座長・能登谷英俊戸田建設東京支店コスト管理センター購買部部長)は15日、上野尚佳委員をまとめ役とした女性委員だけのワーキングを開いた=写真。
 技能労働者の職務内容のPRや専門工事業者が女性を雇用するインセンティブの必要性、女性技能者活用という施主のニーズ掘り起こしの可能性などについて活発に意見を交わした。専門部会では、女性活用に向けて専門工事業者ができること、元請けがすべきこと、日建連など団体が実施すること、行政側への要望などを整理し、中間まとめを2月中旬にまとめる。

2014/01/16

【マイナス4度】宮城の「どんと祭」 ゼネコン各社も鮮やかに参加

仙建工業

ユアテック
鹿島

清水建設

大林組

西松建設
安藤ハザマ

 宮城県の小正月の伝統行事「どんと祭」が14日、県内各地の神社などで行われた。このうち、仙台市青葉区の大崎八幡宮には安藤ハザマや大林組、鹿島、清水建設、仙建工業、西松建設、ユアテックなどが名物の「裸参り」に参加。最低気温マイナス4度の厳しい冷え込みの中、枚(ばい)を食(は)み、鐘を鳴らしながら粛々と参拝し、東日本大震災からの1日も早い復興と工事の安全を祈願した。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

【名古屋】『うみゃー名水』届けます! 水道供給100周年で記念行事


 名古屋市上下水道局は15日、東区のオアシス21で水道供給開始100周年を迎える2014年の始めを記念して、オープニングセレモニーを開いた=写真。あいさつに立った河村たかし市長は「上下水道局の仕事は目に見えないから分かりづらいにもかかわらず、今日まで『うみゃー名水』を給水し続けてきた」とたたえ、100周年に当たっての事業を紹介。当日は、くす玉割り、三味線ライブなどが行われた。

【UR×TSUTAYA】コラボの賃貸住宅 福岡にモデルルーム

都市再生機構九州支社とレンタルソフト店の「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ九州カンパニーは、UR賃貸住宅のアーベインルネス梅光園(福岡市)に「くらしの中の『楽しい』を増やそう」をコンセプトにした新しいモデルルームを開設する。

2014/01/15

【伝統】越後工匠の気迫! 新潟建産連が「工始祭(たくみはじめさい)」

新潟県建設産業団体連合会(本間達郎会長)は日、新潟市中央区の白山神社で、全国でも珍しい「工始祭(たくみはじめさい)」を行った=写真。古式ゆかしい装束をまとった工匠たちが釿(ちょうな)など古来の用具を使い、伝統的な儀式を神前に披露した後、各団体の代表らが玉ぐしをささげ、ことし1年の安全と業界の隆盛を祈願した。

【橋梁】吊り橋暫定1位は明石海峡大橋 橋建協の「日本の橋ベスト50」

日本橋梁建設協会(藤井久司会長)は、6月に迎える設立50周年のプレイベントとして実施している「日本の橋ベストセレクション50」の中間経過を発表した。これまでのアンケート結果の1位は、吊り橋が明石海峡大橋、斜張橋が横浜ベイブリッジ、アーチ橋が広島スカイアーチ、トラス橋が東京ゲートブリッジ、桁橋が東京湾アクアブリッジとなっている。引き続き、ホームページ(http://www.jasbc.or.jp/)で4月30日まで投票を受け付ける。

【世界最古の建築会社】金剛組が四天王寺手斧(ちょんな)始め

聖徳太子が開いたとされる四天王寺(大阪市天王寺区)で11日、恒例の手斧(ちょんな)始め式が執り行われた。儀式を司るのは、世界最古の建築会社とされる金剛組(刀根健一社長)。同社の植松襄一相談役らが古式ゆかしく1年の工事の無事を祈った。

2014/01/14

【ルポ!】2013年の洪水調節回数は平均年の1・8倍 ダムが救った数兆円

大型の台風や低気圧により、記録的な大雨が列島を襲った2013年。全国各地で水害が発生したが、それは可能な限りの軽減が図られたものだった。要因の1つは、ダムの洪水調節機能がフル稼働した結果で、ダムの効果や必要性が再認識された年になったとも言える。仮にダムがなければ、下流に位置する市街地の大浸水などにより、全国で数兆円規模の被害が出ていたとみられている。写真は台風18号の時の日吉ダム。

【復興版】2月末再開通を国交相が表明 常磐道広野~常磐富岡IC

現在は閉鎖されている常磐富岡IC
太田昭宏国土交通相は10日の会見で、東日本大震災以降通行止めが続いている常磐自動車道の広野インターチェンジ(IC)~常磐富岡IC約16.4㎞の再開通が2月末となる見通しを表明した。これまで年度内での再開を目指していたが、年度末から1カ月早い開通となる。