2011/08/08

タケエイが災害廃棄物処理へ参入意志明らかに/複数エリア進出を構想

 廃棄物処理業大手のタケエイは、東日本大震災で発生した災害廃棄物の処理事業に進出する。同社は、岩手県釜石市の「災害廃棄物処理事業(試行)」を産業振興・鹿島・タケエイJVとして受注している。
 山口仁司社長は「今回の試行に続き、2カ月後には本事業に進む計画で、当社もぜひ参画し、長年のノウハウを発揮したい」と話している。釜石市以外でも各地で処理が本格化するとみており、複数エリアへの進出をめざして社内体制を整える。
 ゼネコンなどとの協働体制については、「基本的に一番最初に声を掛けてくれた企業」と組む意向だ。

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