2013/05/03

【卒業設計】大阪市立大 居住環境フォーラム 最優秀に藤田さん

藤田俊洋さんの作品
大阪市立大学生活科学研究科主催の第10回居住環境デザインフォーラムが19、20日の両日、大阪市住吉区の同大学学術情報総合センターで開かれた。卒業設計では、藤田俊洋さんの作品が最優秀に選ばれた。総合資格学院を運営する総合資格が特別協賛した。このデザインフォーラムは、4年間の教育プログラムの全体像を提示し、課題に取り組むうえでの目的意識を明確にする学習成果の発表の場として2004年度から開催されている。
 今回は大学1-4年生、大学院修士の設計製図課題・論文49点が展示、発表されたほか、建築家・内藤廣氏の記念講演「住むことと暮らすこと」や、内藤氏と竹原義二大阪市大元教授との特別対談も行われた。内藤氏は、東日本大震災を振り返りながら、住むことと暮らすことの違いを指摘し、これからの建築のあり方などを講演した。
 20日には来場者投票により、卒業設計部門では、藤田俊洋さんの『登りつなぐマチ-斜面地における駅周辺の新たなカタチ』が最優秀に選ばれた。特別賞の内藤廣賞は、3年生の白石美奈子さんの作品『朝食に集う家』に贈られた。表彰式で各賞の授与や、総合資格の井藤純一なんば支店長から副賞が手渡された。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年4月23日

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