2016/11/22

【東急電鉄・東京地下鉄】時間と空間をシェアする商店街「中目黒高架下」開業!


 東京急行電鉄が東京地下鉄と共同開発した、時間と空間をシェアする高架下の商店街「中目黒高架下」が22日に開業する。東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅周辺の高架下空間に、中目黒近辺にゆかりのある飲食店や、地方で人気の高い関東初の店舗など個性豊かな全28店舗が出店する。開発コンセプトは「SHARE(シェア)」。東急電鉄では「中目黒駅周辺にとって象徴的な存在である高架下エリアに人々が集い、時間や空間をシェアすることで中目黒らしいカルチャーの発信地となることを目指す」としている。

 開発対象は、中目黒駅周辺の高架下空間約700mに渡るエリアに店舗や事務所などを設ける。延床面積は約3600㎡。高架橋をひとつ屋根の下に見立て、個性あるさまざまな店舗が“シェア”し、「中目黒らしい街の楽しみ方」ができる新しい商店街のカタチを目指す。デザインコンセプトは「ルーフ・シェアリング」。各店舗がそれぞれの外装デザインで空間演出するほか、目黒川沿いには店舗用のテラススペースを設けることで、人や街に開かれた空間を創造する。目黒川から祐天寺方面へ、繁華街、住宅地を貫いた開発によって同駅周辺の既存商店街や緑道との回遊性を高める。
 設計・監理は東急設計コンサルタントが担当し、清水建設が施工した。商環境デザインは丹青社。建設地は東京都目黒区上目黒1-3丁目の敷地約8300㎡。
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