2015/04/16

【道建協】愛知の中学生が直撃取材! アスファルト舗装は花粉症の原因なのか!?

都会で花粉症になりやすいのはアスファルト舗装が原因。愛知県の中学生3人が15日、こうしたことを調べるため、日本道路建設業協会を訪れた=写真。

 この中学校では、日常生活や教科学習の中から個人テーマを設定し、中学校3年間を通じて専門家への取材や施設を見学して問題を追求する学習「ライフワーク」を実施している。道建協を訪問した3人のうち1人は、「アレルギーになる人ならない人」をテーマに設定し、「日本の花粉症をゼロ」にするための方法を考察している。アスファルト舗装によって花粉が地面に流れず、積もりやすくなっていると聞いたことから、花粉が飛散しない舗装方法などについて調べるため、道建協を訪れた。
 道建協への取材の依頼を受け、会員の東亜道路工業が「密粒度舗装とポーラス舗装における花粉の挙動実験」を実施。取材に対応した横田耕治副会長と東亜道路工業技術本部技術研究所の小林真依さんが、道路舗装にさまざまな種類があることを説明した上で、密粒度舗装では花粉が地面まで流れにくく堆積しやすいものの、ポーラス舗装(排水・透水性舗装)では花粉が比較的水で地面まで流れやすく、飛散しにくいことを中学生に説明した。
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