2012/07/02

130年ぶりに市街地が一体化! JR小山駅に中央自由通路が開通

開通した自由通路
栃木県小山市は、JR小山駅で進めている中央自由通路整備事業の開通式を現地で開いた。1885年に開業してから130年近く分断していた駅東西の市街地が一体化し、交通利便性の向上や安全・安心・快適な移動経路の確保、都市空間の創出などを実現、今後の市発展の起爆剤になることが期待されている。施工は鉄建・西松建設JVが担当した。


テープカット
式典には、大久保寿夫市長、野村広元市議会議長、東日本旅客鉄道(JR東日本)大宮支社の野澤敏雄事業部長、森山眞弓白鴎大学学長らが出席し、テープカットやくす玉開披などの記念セレモニーを盛大に行った。
自由通路の概要は、長さ約90m、幅10m。エレベーターを東西に1基、エスカレーターを2基ずつ備える。事業費は約35億1000万円。このうち小山市が約33億5000万円(約16億円は国費対応)、JR東日本が約1億6000万円を負担。事業は2010-12年度の3カ年で実施した。
同駅はJR宇都宮線、両毛線、水戸線、東北新幹線の4線が接続する県内でも有数の交通結節点。工事場所は小山市城山町3。

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