2015/08/19

【トンネル技術協会】トンネルはなぜ丸いの? 相鉄・JR直通線西谷Tで親子45人が学ぶ

日本トンネル技術協会(佐藤信彦会長)は、横浜市の相鉄・JR直通線 西谷トンネルおよび羽沢駅(仮称)で、40周年記念事業として親子見学会を開いた=写真。見学会には、小学3年生から6年生までの24人と保護者21人の計45人が参加し、トンネルについて学んだ。

 東京都中央区の丸の内鍜冶橋駐車場に集合した一行は、沈埋工法でつくられた東京港トンネルを通過しながら、山岳、シールド、開削トンネルについてクイズを交えての説明を受けた後、横浜市の現場で、模型を使った実験と現場見学を行った。
 見学者からは、「トンネルがなぜ丸いかよく分かった」「こんなにいろいろなことを考えてインフラ整備されているのかと思うと、皆さんの努力に頭が下がります」などの感想が聞かれた。
 見学した西谷トンネルと羽沢駅(仮称)は、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が発注し、大成建設・東急建設・エス・ケイ・ディJV、鉄建・相鉄建設・紅梅組JVがそれぞれ施工している。
 同協会は、1975年8月の社団法人化から40年が経過、「暮らしを支え、夢を叶えるトンネル・地下空間」をテーマに、各種記念行事を行っている。協会では、国民生活の安全向上、経済活動に不可欠なトンネルに対する一般市民の方々の理解を深めたいとしている。
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