2016/04/22

【大阪事協】建築界を「女子」が動かす! 「Wovemen+」グループが本格始動


 大阪からウーブメントを――。大阪府建築士事務所協会(大阪事協・佐野吉彦会長)から派生した「女子会」活動が本格化してきた。建築界で働く女性たちのための新たな交流・発信の場になることを目指している。
 写真は前列左から中嶋さん、江刺さん、田中さん。後列左から山田さん、武内さん、荒井さん、高田さん。

 グループ名は、「Wovemen+」(ウーブメント)。昨年11月に大阪事協の第5支部内に発足した「建築女子会」がベースとなり、4月から活動を本格化させた。中嶋佳子さん(文化シヤッター)、江刺玲奈さん(三谷建築工舎)、山田郁世さん(金山工務店)、高田麻美さん(ユニオン)、田中佑佳さん(田島ルーフィング)、荒井知恵さん(オフィスA Plan)、武内美奈子さん(安井建築設計事務所)の実行委員7人を中心に、現在約40人が参加している。
 20日夜には、初めてのセミナーを大阪市北区のレストランで開いた=写真。「楽しく使える色彩心理効果」と題し、荒井さんが講師を務めた。セミナー終了後は懇親会もあり、親睦を深めた。
 実行委員の中嶋さんは「グループ名には女性の視点で変化を促し、建築界を動かしていきたいとの思いを込めた」と説明する。
 同じく実行委員で幹事を務める武内さんによると、メンバーは20歳代から60歳代まで幅広く、職種もさまざま。今後16年度内に3回、セミナーや交流会を開く予定で「建築業界で働く女性であれば誰でも参加できる」という。
 連絡先は、電話06-6943-1371(安井建築設計事務所・武内さんあて)。
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