入賞した理科大の提案 |
理科大の提案は「3D Radiation Mapping」というもので、福島県の小名浜で、GPS(全地球測位システム)とガイガーカウンターで計測したデータを、同社のジェネレーティブ・コンポーネンツというソフトに落とし込み、三次元の放射線マップを作成した。
このプロジェクトに対して、GIS技術を利用した問題解決のユニークな取り組みが評価され、次点入賞となった。
プロジェクトリーダーを務めた理科大のジェレフ・アタナスさんは「デジタルスタジオとしてのパワーが詰まった作品です。これからもデジタル技術を通して、震災復興にかかわるような活動をしていきたい」と話す。
参加メンバーは、アタナスさんのほかに、城亮介さん、奥井竜太さん、島村香南江さん、中山由稀さんの総勢5人。ほかのスタジオメンバーも協力したという。
同社のBeキャリアネットワーク担当グローバルディレクター、スコット・ロフグレン氏は、「若い皆さんがエンジニアリングの専門家として世界中の人々の生活の質を向上させるため、インフラを維持する重要で価値がある仕事に携わるようになる日を楽しみにしている」と述べた。
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