2015/01/07

【橋梁点検車】地方自治体で初導入! タダノが「BT-200」を兵庫県に納入

タダノは、兵庫県東播磨県民局加古川土木事務所に橋梁点検車「BT-200」を納入した=写真。地方自治体の橋梁点検車導入は全国初という。兵庫県が管理する道路橋は約4700橋ある。そのうち約4割が1960年から73年の高度経済成長期に建設され、老朽化対策が喫緊の課題になっている。効率・効果的な道路橋の維持管理の推進と、安定的な橋梁点検業務の取り組みの1つとして、橋梁点検車導入を決めた。

 橋梁点検車は、従来からレンタル会社が保有している。国や地方自治体の橋梁点検業務は、建設コンサルタント会社がレンタル会社からのレンタルによって橋梁点検に使用してきた。しかし、需要の急拡大とメーカーからの橋梁点検車の供給が追いつかないことがあいまって、調達に苦慮する状況になっている。
 同社には、橋梁点検車についてレンタル会社だけでなく、各地方自治体や建設コンサルタント会社からの問い合わせが増えており、橋梁点検車需要の拡大に伴う販売増加を期待している。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿