2012/02/14

357号など臨海部の渋滞解消の切り札になるか?東京ゲートブリッジが開通

 国土交通省関東地方整備局と東京都は11日、東京港の国際競争力強化に向け建設を進めてきた東京港臨海道路「東京ゲートブリッジ」の開通式を現地で行った。2匹の恐竜が向き合うようなシンボリックなデザインは、東アジア諸港と激しい競争環境にある東京港の新たなランドマークとして、その発展を下支えすることが期待される。

 冒頭、前田武志国交相は「臨海部の渋滞を解消することで東京港の発展に寄与するとともに、東京の新たなシンボルとして都民、国民に愛されてほしい」と述べ、その後、村山寛司東京都副知事のあいさつに続き、松原仁国家公安委員長、中村明彦東京都議会議長、山崎孝明江東区長が来賓祝辞を寄せた。
 続いて前田国交相ら関係者がテープカットとくす玉開披を行うとともに=写真、電気自動車など次世代自動車による渡り初めが行われた。
 概要は、主橋梁部760m、海上部分1618m、全長2933m。建設地は、中央防波堤外側埋立地~江東区若洲を結ぶ東京港臨海道路2期区間の約4・6㌔の一部。2002年に事業化し、03年度に着工した。主要な施工では、わが国を代表する大手ゼネコンなど31社が参画。建設技術の枠を集めて完成させた。

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