■「日本橋」橋洗いに1800人が参加
名橋「日本橋」保存会(中村胤夫会長)の主催で、46回目を迎える夏の風物詩「名橋『日本橋』橋洗い」が24日、東京都中央区の現地で開かれた。町内会や地元企業などから約1800人が参加した。ことしは渇水に配慮して再生水を使い、参加者たちはデッキブラシなどで橋を洗った=写真。
オープニングセレモニーでは、中村会長や矢田美英中央区長らがあいさつし、日本橋上空を走る首都高速道路の撤去を相次いで求めた。橋洗いイベントに合わせ、首都高撤去に向けた署名活動も実施した。
イベントでは、関係者が各地の名水を日本橋の道路元標に注ぐ「名水合わせ」を実施。その後、再利用水を散水して橋洗いが始まった。参加者らは環境にやさしい洗剤を使いながら、タワシやデッキブラシで橋の汚れを落とした。
最後に国土交通省関東地方整備局東京国道事務所の散水車による仕上げ洗浄と、地蔵寺住職による交通・災害安全祈願が行われた。
■「大手町・丸の内・有楽町夏祭り2016」 行幸通りで打ち水
環境省、東京都、千代田区、三菱地所などで構成する実行委員会による「大手町・丸の内・有楽町夏祭り2016」が、“環境配慮型街づくり”のコンセプトのもと開幕した。初日となる22日には、打ち水や盆踊りなどが行われた。
行幸通りで実施した「丸の内de打ち水」は、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会理事長の合場直人三菱地所代表取締役専務執行役員が「行幸通り、丸の内仲通り、川端緑道が国家戦略特区による公的空間の占拠活用で認定を得ている。今後もさまざまなイベントを繰り広げる」とあいさつした。
その後、環境省の鬼木誠環境大臣政務官、千代田区の石川雅己区長らのあいさつに続き、約1000人の大丸有エリアの就業者が雨水などをろ過した中水で打ち水を開始した=写真。「東京丸の内盆踊り16」では、行幸通りに初めて祭やぐらを設置し、浴衣姿の総勢100人の踊り手が「丸の内音頭」を披露した。
■「新虎打ち水大作戦」 活性化へ初弾イベント
森ビルが参画する新虎通りエリアマネジメント協議会(松本栄一会長)と新虎通りエリアマネジメント(小笠原正彦代表理事)は22日、東京都港区の新虎通りで「新虎打ち水大作戦2016」を開いた。新虎通り活性化に向けた初弾となるイベントで、周辺で勤務する会社員や近隣住民など約350人が参加した。芝浦水再生センターの再生水や虎ノ門ヒルズの井戸水など二次利用水を使用して、新虎通りの愛宕下から日比谷通りまでの約270mに涼をもたらした。
新虎通りエリアマネジメント協議会の松本会長は「新虎通りは20年東京五輪の際に、選手村と競技場をつなぐメーンストリートだ。まだにぎわいが十分とは言えないが、今後もイベントを開催し、徐々に新虎通りを育てていきたい。改築や新しいビルの計画などもあり、五輪時にはにぎわいのあるものになるのではないか」とあいさつした。
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名橋「日本橋」保存会(中村胤夫会長)の主催で、46回目を迎える夏の風物詩「名橋『日本橋』橋洗い」が24日、東京都中央区の現地で開かれた。町内会や地元企業などから約1800人が参加した。ことしは渇水に配慮して再生水を使い、参加者たちはデッキブラシなどで橋を洗った=写真。
オープニングセレモニーでは、中村会長や矢田美英中央区長らがあいさつし、日本橋上空を走る首都高速道路の撤去を相次いで求めた。橋洗いイベントに合わせ、首都高撤去に向けた署名活動も実施した。
イベントでは、関係者が各地の名水を日本橋の道路元標に注ぐ「名水合わせ」を実施。その後、再利用水を散水して橋洗いが始まった。参加者らは環境にやさしい洗剤を使いながら、タワシやデッキブラシで橋の汚れを落とした。
最後に国土交通省関東地方整備局東京国道事務所の散水車による仕上げ洗浄と、地蔵寺住職による交通・災害安全祈願が行われた。
環境省、東京都、千代田区、三菱地所などで構成する実行委員会による「大手町・丸の内・有楽町夏祭り2016」が、“環境配慮型街づくり”のコンセプトのもと開幕した。初日となる22日には、打ち水や盆踊りなどが行われた。
行幸通りで実施した「丸の内de打ち水」は、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会理事長の合場直人三菱地所代表取締役専務執行役員が「行幸通り、丸の内仲通り、川端緑道が国家戦略特区による公的空間の占拠活用で認定を得ている。今後もさまざまなイベントを繰り広げる」とあいさつした。
その後、環境省の鬼木誠環境大臣政務官、千代田区の石川雅己区長らのあいさつに続き、約1000人の大丸有エリアの就業者が雨水などをろ過した中水で打ち水を開始した=写真。「東京丸の内盆踊り16」では、行幸通りに初めて祭やぐらを設置し、浴衣姿の総勢100人の踊り手が「丸の内音頭」を披露した。
■「新虎打ち水大作戦」 活性化へ初弾イベント
森ビルが参画する新虎通りエリアマネジメント協議会(松本栄一会長)と新虎通りエリアマネジメント(小笠原正彦代表理事)は22日、東京都港区の新虎通りで「新虎打ち水大作戦2016」を開いた。新虎通り活性化に向けた初弾となるイベントで、周辺で勤務する会社員や近隣住民など約350人が参加した。芝浦水再生センターの再生水や虎ノ門ヒルズの井戸水など二次利用水を使用して、新虎通りの愛宕下から日比谷通りまでの約270mに涼をもたらした。
新虎通りエリアマネジメント協議会の松本会長は「新虎通りは20年東京五輪の際に、選手村と競技場をつなぐメーンストリートだ。まだにぎわいが十分とは言えないが、今後もイベントを開催し、徐々に新虎通りを育てていきたい。改築や新しいビルの計画などもあり、五輪時にはにぎわいのあるものになるのではないか」とあいさつした。
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