ユアテックは27日、宮城県富谷町の同社人財育成センターで、配電部門の新入社員による実技披露会を開いた=写真。41人の新入社員が、約3カ月間にわたる研修で培った知識と技術・技能、身につけた基本ルールを披露した。
冒頭、佐藤文彦上席執行役員電力本部配電部長は「当社配電部門は現場力、技術開発力、この研修を含めた教育体系も“日本トップクラスの配電工事のプロ集団”だ。皆さんの精悍な顔つきを見て大変有意義な研修だったと確信するとともに、非常に頼もしく感じる。学んだことを思う存分披露し、成果を見せてほしい」と呼び掛けた。
この後、新入社員たちは、同センター内外に設置された電柱に登り、一人前の“配電マン”となるために必死で学んだ研修の集大成を見せようと、高低圧線や変圧器の設置作業などに真剣に取り組んだ。
会場には、研修の講師や配属先の先輩社員のほか、同社に新入社員を送り出した卒業校の恩師らも駆け付け、短期間で成長した教え子たちに目を見張りながら、作業に打ち込む姿を見守っていた。
研修に参加した中澤星吾さん(山形営業所)は「寝食をともにし、互いに教え合うことで仲間の大切さを感じた。配電工事のプロ集団への第一歩を踏み出すことができたと実感している」と感想と抱負を述べた。
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