大阪府建団連(北浦年一会長)と大阪府建団連雇用推進研究会(川口敦正会長)は、15、16の2日間、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで「第3回建築・土木技能体験フェア(技フェスタ)2016」を開いた。会場は工科高校の生徒や一般市民ら多くの人でにぎわい、ブース展示や実技体験などを通じて、楽しみながら専門工事の仕事内容を理解していた。
15日の開会式で北浦会長は「この技フェスタは、ものづくりの良さや楽しさを知ってもらいたいと思って継続している。来場された方がケガなく楽しみ、子どもたちが将来ものづくりの道に進んでくれるきっかけになればうれしい」、川口会長は「このフェアの目的は若年技能者の確保であり、1人でも多くの若者に入職してもらいたいと思っている」とあいさつした。
来賓からは西口栄一大阪府住宅まちづくり部建築振興課長、梶岡芳行近畿地方整備局建政部建設産業調整官が祝辞を述べた。
会場では型枠、鉄筋、左官、内装造作、建築大工、鳶、塗装、設備など、職種別にブースが設けられていた。多くのブースで体験コーナーが用意され、来場者は慣れない手つきでさまざまな技能体験に挑戦した。
このほか、座談会や左官壁塗り競技、カンナ削り競争、丸太切り競争なども行われ、会場内は大いに盛り上がった。
同フェアは専門工事業の仕事とものづくりの魅力、やりがいや楽しさを伝えるために実施するもので、近畿地方整備局、大阪労働局、大阪府、大阪市、日本建設業連合会関西支部、大阪建設業協会などが後援した。
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