神奈川県建設業協会は、県内の工業高校2校からインターンシップで女子生徒2人を含む建築系高校生19人を受け入れた。静岡県富士宮市の富士教育訓練センターで、3泊4日で建築基礎技術コースを受講し、型枠や鉄筋を実際に組み立てる。また、同協会では土木系高校生24人も受け入れ、8月に安全衛生教育のコースを受講させる。生徒たちは小型移動式クレーンの資格取得に挑む。
20日の入校式で、菅井文明職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会専務理事は同センターの職業体験学習を受講することの意義について「就職するに当たって、職業を体験しておくことは大事なことだ。また、合宿してやることで友だちもできるし、就職したときのミスマッチも防げる。コミュニケーションをとり、交流することで、センターでの体験を皆さんの今後に生かしてほしい」と述べた=写真。
富士教育訓練センターでの工業高校生職業体験学習への参加者は年々増加しており、2015年度は17都県から541人が参加した。今年度も600人の参加を見込んでいる。
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