三井不動産と、ららぽーとマネジメントが、千葉県木更津市に建設中のアウトレットパークの概要を発表した。施設名称は「三井アウトレットパーク木更津」で、4月13日に第1期171店舗をオープンさせる。 第1期店舗の規模はS一部木造平屋建て3万6670㎡。このうち約2万8000㎡を店舗面積に充てる。海、森、街のゾーンに分類し、リゾート感と開放感あふれた空間構成とする。約650席のフードコートは、クルーザーの甲板をデザインした。171店舗のうち、アウトレット店は148店。日本初出店の21店舗を含めた関東地方初出店は46店舗にのぼる。 ショッピングセンターでは「東日本最大規模」(三井不動産)となる約600㌔ワットの太陽光発電パネルを設置。共用部照明でのLED(発光ダイオード)採用はもちろん、テナントの照明も原則LEDとする。発電機搭載型ガスヒートポンプや、電気自動車充電設備も設ける。これらにより既存の同社商業施設に比べ使用電力を20%削減する見込みだ。 第1期工事の設計は三井住友建設、施工は三井住友建設・みらい建設工業・三井ホームJVが担当している。本体工事の進ちょく率は1月末で72%に達し、2月末でほぼ完成、3月15日に竣工・引き渡しとなる予定だ。 来場者の割合は、東京・横浜方面から7、8割、千葉県内から2、3割、海外からの観光客も見込む。敷地内駐車場は約4300台で、オープン時には敷地外を含め7000-8000台分を確保する。 今後、第2期、第3期と拡張を進め、最終的に店舗面積約4万㎡、200-250店舗とする計画だが、具体的な建設時期は、自動車の渋滞など周辺状況をみながら判断する。 建設地は、東京湾アクアライン・木更津金田インターチェンジから約1㌔に位置する木更津市中島398の敷地約21・5ha。
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