2020年東京五輪招致委員会(会長・石原慎太郎東京都知事)は、都庁で理事会を開き、2月15日までに国際オリンピック委員会(IOC)に提出する「申請ファイル」の内容を承認した。失敗した16年五輪の招致計画を基にしながらも、国立競技場を改築してメーン会場とするなど、一部を変更した。2月16日に詳細を発表する。
前回計画と同様、会場の大半は都心に集中させるが、今回は調布市に新設されるスポーツ施設も利用する。選手村は中央区晴海に置く。東日本大震災からの復興も開催理念に盛り込むという。また、理事会への助言機関である評議会の特別顧問に、鳩山由紀夫元首相の就任を承認した。鳩山氏は20年夏季五輪の招致を推進する超党派議員連盟会長を務めている。
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