2012/01/30

史上初!162㌔を一括開通/4月14日から新東名御殿場~三ヶ日JCT



 新東名高速道路御殿場ジャンクション(JCT・静岡県御殿場市)~三ヶ日JCT(浜松市北区)間の約162㌔が、4月14日午後3時に開通する。当初予定を約1年前倒ししての開通だ。
 27日に金子剛一中日本高速道路会社会長兼社長が臨時会見を開いて明らかにした。今回の開通区間は、1969年2月1日の東名高速道路静岡~岡崎間132㌔を上回り、一度に開通する延長としては、日本の高速道路史上最長となる。
 同区間は当初、2013年3月31日の完成予定と公表していたが、新東名・現東名のダブルネットワーク化による災害など緊急時の代替性の早期確保や地元の要望も踏まえ、できる限り早期の開通を目指して事業を推進。最後の課題となっていた地すべり対策の追加工事の内容が決定したことなどに伴い、12年初夏の開通を目指す方針を11年8月に表明していた。
 金子会長兼社長は、今回の開通効果について「現東名の御殿場インターチェンジ(IC)~三ヶ日IC間の1日当たりの交通容量は4万8000台だが、現状は1日平均7万4000台と渋滞が多発している。新東名の開通により、交通量が分散し渋滞が大幅に減少するだろう」と述べた。

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