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建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2016/07/31

【建築・東京点描】エリアの価値高める谷中 老朽化した空き家に「ここにしかない価値」を


 国際競争力の強化などを背景に、いま東京都心部を中心とした大規模再開発の動きが活発化しているかたわらで、地域社会や人と人との新たな関係性をつくり、デザインの領域を広げながら、共有価値の創造につなげていこうという試みも各地で散見されている。人口減少と少子高齢化という難問に直面し、社会のあらゆる分野で価値観の転換に迫られている状況にあって、人々の生活の質を高め、まちの新たな魅力を生み出そうとする、さまざまな取り組みを紹介する。第1回は東京都台東区谷中から。写真は観光客でにぎわう谷中銀座商店街

【i-Con】対応型工事ぞくぞく発注で、現場はどう変わる<上> 第1号の2現場をルポ


 国土交通省の直轄工事で、i-Construction(アイ・コンストラクション)施策に基づくICT(情報通信技術)活用の取り組みが動き出した。先行するICT土工では2016年度に400件を超える現場に適用する計画だ。初陣となったのは、北海道開発局の道央圏連絡道路千歳市泉郷改良工事(受注者・砂子組)と、北陸地方整備局の宮古弱小堤防対策工事(同・会津土建)の2現場。ICTは現場をどう変えようとしているか。写真はICTバックホウ

【JIA宮城】木材を積極活用した“いえ”のイメージ 地域交流拠点を担う山下第二小新校舎を見学


 日本建築家協会東北支部宮城地域会(JIA宮城、安達揚一地域会長)は24日、佐藤総合計画+SUEPの設計、阿部建設の施工により、宮城県山元町浅生原で工事が進む山元町立山下第二小学校校舎等災害復旧(丹野晴基作業所長)の現場見学会を開いた。

2016/07/30

【現場最前線】高さ制限21mでボックスカルバートを構築せよ! 横浜環状北西線北八朔街路


 横浜市北西部と横浜都心・湾岸エリアのアクセス向上などを目的として東名高速道路横浜青葉インターチェンジ(IC)と第三京浜道路港北ICを結ぶ横浜環状北西線の整備が進んでいる。横浜青葉IC南部の緑区北八朔工区では土工部318mのうち、91mの施工を飛島建設・センチュリー工業JVが担当している。現場上空を高圧線が横断する厳しい条件の下、細心の注意を払いU型擁壁とボックスカルバートの構築に取り組んでいる。今村隆史港北作業所長は「最後まで安全第一で取り組みたい」と意気込む。

【近畿地整淀川】放流魚の第4世代を確認! 天然記念物の「イタセンパラ」、安定して繁殖


 近畿地方整備局淀川河川事務所は、淀川水系で絶滅が危惧されている天然記念物の淡水魚「イタセンパラ」の稚魚確認調査を実施した結果、大阪市の城北地区で577匹を確認したと発表した。2013年10月に放流した成魚の第4世代(ひ孫)となる。ワンドに放流した個体数は第2世代以降、3年連続で安定して確認ができている。

【夏の風物詩】「日本橋」橋洗い 大手町・丸の内・有楽町夏祭り 新虎打ち水大作戦

■「日本橋」橋洗いに1800人が参加
 名橋「日本橋」保存会(中村胤夫会長)の主催で、46回目を迎える夏の風物詩「名橋『日本橋』橋洗い」が24日、東京都中央区の現地で開かれた。町内会や地元企業などから約1800人が参加した。ことしは渇水に配慮して再生水を使い、参加者たちはデッキブラシなどで橋を洗った=写真。
 オープニングセレモニーでは、中村会長や矢田美英中央区長らがあいさつし、日本橋上空を走る首都高速道路の撤去を相次いで求めた。橋洗いイベントに合わせ、首都高撤去に向けた署名活動も実施した。
 イベントでは、関係者が各地の名水を日本橋の道路元標に注ぐ「名水合わせ」を実施。その後、再利用水を散水して橋洗いが始まった。参加者らは環境にやさしい洗剤を使いながら、タワシやデッキブラシで橋の汚れを落とした。
 最後に国土交通省関東地方整備局東京国道事務所の散水車による仕上げ洗浄と、地蔵寺住職による交通・災害安全祈願が行われた。

■「大手町・丸の内・有楽町夏祭り2016」 行幸通りで打ち水


 環境省、東京都、千代田区、三菱地所などで構成する実行委員会による「大手町・丸の内・有楽町夏祭り2016」が、“環境配慮型街づくり”のコンセプトのもと開幕した。初日となる22日には、打ち水や盆踊りなどが行われた。
 行幸通りで実施した「丸の内de打ち水」は、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会理事長の合場直人三菱地所代表取締役専務執行役員が「行幸通り、丸の内仲通り、川端緑道が国家戦略特区による公的空間の占拠活用で認定を得ている。今後もさまざまなイベントを繰り広げる」とあいさつした。
 その後、環境省の鬼木誠環境大臣政務官、千代田区の石川雅己区長らのあいさつに続き、約1000人の大丸有エリアの就業者が雨水などをろ過した中水で打ち水を開始した=写真。「東京丸の内盆踊り16」では、行幸通りに初めて祭やぐらを設置し、浴衣姿の総勢100人の踊り手が「丸の内音頭」を披露した。

■「新虎打ち水大作戦」 活性化へ初弾イベント



 森ビルが参画する新虎通りエリアマネジメント協議会(松本栄一会長)と新虎通りエリアマネジメント(小笠原正彦代表理事)は22日、東京都港区の新虎通りで「新虎打ち水大作戦2016」を開いた。新虎通り活性化に向けた初弾となるイベントで、周辺で勤務する会社員や近隣住民など約350人が参加した。芝浦水再生センターの再生水や虎ノ門ヒルズの井戸水など二次利用水を使用して、新虎通りの愛宕下から日比谷通りまでの約270mに涼をもたらした。
 新虎通りエリアマネジメント協議会の松本会長は「新虎通りは20年東京五輪の際に、選手村と競技場をつなぐメーンストリートだ。まだにぎわいが十分とは言えないが、今後もイベントを開催し、徐々に新虎通りを育てていきたい。改築や新しいビルの計画などもあり、五輪時にはにぎわいのあるものになるのではないか」とあいさつした。
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2016/07/29

【記者座談会】公共工事請負額の減少続く地方建設業界 「地域の町医者」にカギ

A 参議院選挙は、建設産業界職域代表の足立敏之さんが上位当選を果たした。業界の関心事は、経済対策と公共事業予算に移っている。

【北陸地整】普通高校の出前講座第2弾! 糸魚川高校生が鉄筋結束など専門工事業を体験


 北陸地方整備局は28日、新潟県立糸魚川高校(糸魚川市)の1年生190人を対象とした出前講座を同市ふれあいセンター「ビーチホールまがたま」で開いた=写真。今回は建設産業専門団体北陸地区連合会(近喜男会長)から新潟県鉄筋業協同組合の青年部(渡辺博一部会長)が参加し、鉄筋結束を実習。専門工事業の普通高校での座学は2015年度に続き2回目だが、作業体験は初めてとなる。

【ユアテック】新入社員が実技披露! トップクラスの配電プロ集団への第一歩


 ユアテックは27日、宮城県富谷町の同社人財育成センターで、配電部門の新入社員による実技披露会を開いた=写真。41人の新入社員が、約3カ月間にわたる研修で培った知識と技術・技能、身につけた基本ルールを披露した。

【子ども霞が関見学デー】「リニアが開通したら、使いますか」 子ども記者が石井大臣に切り込む!


 東京・霞が関の官庁街一帯で実施された「子ども霞が関見学デー」の国土交通省プログラムの一環で28日、小中学生が石井啓一国交相と懇談する「国土交通大臣とおはなししよう」が実施された。

2016/07/28

【岡村製作所】「木のパーティション」シンポ 制作者の西沢立衛氏らが語る“内外つなぐ”可能性


 岡村製作所が主催するオカムラデザインスペースRの第14回企画展「木のパーティション」が、東京都千代田区のオカムラガーデンコートショールームで開かれている。22日には、制作者である建築家の西沢立衛氏と構造エンジニアの金田光弘氏を招き、シンポジウム「木のパーティションが誕生するまで」も開かれ、厚さ2mmに切り出されたヒノキが揺らぐように立ち上がる、空間境界のデザインが生まれるまでの思考のプロセスを語った。

【貫通式】施工延長1352m! 京奈和自動道大和御所道路水泥トンネルが貫通


 近畿地方整備局が建設を進めている京奈和自動車道大和御所道路の水泥トンネル工事が貫通し、27日に現地で待望の貫通式が開かれた。施工は竹中土木が担当している。

【福岡県地質協】震災への備えと地質業テーマに科学講演会を開催 8/24@福岡市、無料


 福岡県地質調査業協会(花村修理事長)は8月24日、福岡市中央区のアクロス福岡国際会議場で、「平成28年度市民のための科学講演会」を開く。

【子ども霞が関見学デー】未来の担い手が真剣チャレンジ! 実物に触って魅力を体感


 中央省庁の仕事などを子どもたちに知ってもらおうと、夏休み期間中に毎年開かれている『子ども霞が関見学デー』が27日、東京・霞が関の官庁街一帯で始まった=写真。国土交通省のイベントには、昨年に引き続き、建設業団体などで構成する「建設産業戦略的広報推進協議会」も参画。左官職人の技を伝授したり、建設機械の操作を手ほどきするなど、未来の担い手に建設業の魅力をPRした。

2016/07/27

【時短アイデア大賞】大賞にシミズユニオンの「早く帰りなサイコロ」 日建協


 日本建設産業職員労働組合協議会(日建協)は、4年ぶりに実施した第3回の「時短アイデア大賞・図画コンクール」で、大賞にシミズユニオン(2015年度本部役員)の「早く帰りなサイコロ」を選定した=写真。優秀賞2点、入選5点、審査員特別賞1点も選んだほか、図画コンクールでは小学生未満、小学校低学年、小学校高学年の各部門で金賞2点ずつ、銀賞3点ずつの計15点を選定した。2日に東京都荒川区のホテルラングウッドで開く第93回定期大会終了後に授賞式を行う。

【募集】「積女ASSAL」シンボルマークのエンブレムデザイン募集! JPEGデータで8/30まで


 日本建築積算協会の女性委員会「積女ASSAL」は、委員会のシンボルマークとなるエンブレムデザインを募集する。委員による投票を経て、秋ごろに採用作品を決定する。募集期間は8月1日から30日まで。応募用紙は同会ホームページで公開する。18歳以上の個人または5人以内のグループであれば誰でも応募できる。

【新潟建協】「トンネルつくろ」でかっこいい業界アピール!! アニメCMをYouTubeで配信


 新潟県建設業協会(植木義明会長)が制作したPR用アニメCM(コマーシャル)が26日から動画共有サイト「You Tube(ユーチューブ)」で配信されている。インターネットを使ったアニメCMは全国建設業協会加盟団体で初めての取り組みとなる。画像はアニメCMより

【日本サインデザイン賞】最優秀に「利根沼田アカデミー」! 廃校から職人養成校に変身


 日本サインデザイン協会(SDA)の第50回日本サインデザイン賞の最優秀賞に、群馬県沼田市の南郷小学校跡地を活用する職人養成校「利根沼田アカデミー」のサインデザインが輝いた。宮崎桂さん(ケイエムディー代表取締役)のデザインで、作品名は「めざせ!プロフェッショナル、30人の仲間たち」。職人のシルエットが随所に描かれているのが特徴で、廃校だった校舎を蘇らせ、注目を集めていた。

2016/07/26

【福岡県建設人材対策協】就職率が100%でも入校減少 担い手育成で技術系高校教諭との意見交換会


 福岡労働局、福岡県、県工業高等学校長会と県内建設業団体などで構成する福岡県建設人材対策協議会(委員長・岩崎成敏福岡県建設業協会長)は22日、県内技術系高校教諭との意見交換会を開いた。建設業や教育現場の現状を把握するとともに現場見学のあり方などを議論し、今後も産学官の連携で入職促進や人材育成に取り組むことを確認した。

【相模工業】0.001秒の発破! ミニブラスティング工法で解体工法の新たな可能性


 相模原市中央区で総合解体業を手掛ける相模工業(伊藤由樹社長)などが開発した発破技術が解体工法の新たな可能性を広げる--。小規模限定発破ミニブラスティング工法の発破工法と破砕用デバイスを開発し、1発当たりの起爆秒時差を一般的な0.04秒から0.001秒と40分の1に短縮。振動と騒音の低下とともに破砕制御の精度を高め、安全性を確保した。都市部での解体や災害地での活用も想定している。

【地域建設業】3DMCブル・バックホウを体感! 新未来研究会が砂子組のi-Con第1号工事を見学


 全国の若手建設業経営者で組織する地域建設業新未来研究会(CCA)は、情報化施工などICT(情報通信技術)の活用について研究する「建設IoTワーキング・グループ(WG)」で、i-Construction(アイ・コンストラクション)の第1号工事として、北海道の砂子組(本社・奈井江町、砂子邦弘社長)が施工している「道央圏連絡道路千歳市泉郷改良工事」の現場見学会を行った。見学会には、CCAに参加している10社などから約40人が参加した=写真。

【士会連合会】生活者の視点で居住空間を考える 女性委の26回連絡協議会


 日本建築士会連合会(三井所清典会長)の女性委員会(永井香織委員長)は22、23日、奈良市の奈良女子大学で第26回全国女性建築士連絡協議会を開いた。女性委員会委員を中心に全国から約550人が参加した。写真は永井委員長

2016/07/25

【BCS賞】「京都国立博物館 平成知新館」など17件選定 キャッチフレーズ付け特長わかりやすく


 日本建設業連合会(中村満義会長)は22日、「第57回BCS賞」受賞作品として応募があった67作品の中から「京都国立博物館 平成知新館」=写真=など計17件(うち特別賞2件)を選定した。表彰式は11月24日に東京都千代田区のパレスホテル東京で開く。

【清水建設】工事中の明治神宮・南神門をメッシュシートで再現! 参拝者に配慮の景観保全


 清水建設は、明治神宮の発注で4月末に着手した「明治神宮御社殿群修復工事」現場で、景観保全を目的として実寸大の南神門の写真をプリントしたメッシュシートを活用している。南神門外周部は工事用の足場で囲まれているが、メッシュシートで覆うことで工事現場を思わせない景観を演出している。

【建コン協九州】夢のような話を、ことしも本気で! 夢アイデア募集、9/30まで


 夢のような話を、本気でしよう--。ことしも建設コンサルタンツ協会九州支部(村島正康支部長)による夢アイデアの募集が始まった。応募は9月30日まで受け付け、入選作品は12月10日に福岡市内で開催予定の夢アイデア交流会で表彰する。

【環境色彩コンペ】「グッド・ペインティング・カラー」作品募集! 10/1~31受付


 日本塗料工業会、日本塗料商業組合、日本塗装工業会の3団体は、第19回環境色彩コンペティション「グッド・ペインティング・カラー」の作品募集要項を固めた。募集対象は2014年以降に完工した物件で、色彩設計を実施し、塗料による塗装仕上げを施した建築物や構造物。募集期間は10月1日から31日まで。最優秀賞には賞金30万円を贈呈する。

2016/07/24

【フジテック】女性技術者も活躍! 昇降機メンテに“セールスエンジニア”育成


 不特定多数の一般人が日々利用するだけに、よりハイレベルの安全・安心が求められるエレベーター・エスカレーター。製造や据え付け段階の品質はもとより、引き渡し後のアフターサービスも重要なのは論をまたない。フジテックは、定期的に顧客と対面で接し、昇降機の状態を誰よりも熟知しているメンテナンスエンジニアの育成に力を注いでいる。目指すのは診て、直すだけでなくコミュニケーション能力に長け、説得力のあるリニューアル提案などもできる“フィールドセールスエンジニア”だ。写真はエレベーターの閉じ込め救出。手動で「かご」を巻き上げる

【建コン協】熊本地震の調査概要、活動、教訓を伝える 調査報告書『熊本地震災害レポート』


 建設コンサルタンツ協会(長谷川伸一会長)は、熊本地震について、本部と九州支部(村島正康支部長)と合同で行った現地調査の結果をまとめた調査報告書『熊本地震災害レポート』を作成した=写真。

【建築写真家協会】建築写真家がとらえた大阪・新世界を写真集に 『大阪写新世界』出版


 日本建築写真家協会(小川泰祐会長)は、創立15周年記念事業の一環で写真集『大阪写新世界』を出版した。

2016/07/23

【美し国づくり景観大賞】多様なハーモニー奏でる成熟社会へ 講演会・意見交換会


 特定非営利活動法人美し国づくり協会(進士五十八理事長)は6月22日、東京都文京区の文化シヤッターBXホールで第2回「美し国づくり景観大賞」の表彰式と講演会および意見交換会を開催した。その概要を紹介します。

【スチール・ワンら】首都圏最大! 合同製鐵船橋製造所を外国人研修生が見学


 スチール・ワン(本社・横浜市都筑区、小田桐健社長)、山圧鋼業(同緑区、山本忠雄社長)は10日、首都圏最大級の生産能力を持つ合同製鐵船橋製造所で外国人研修生の社会見学を開いた。

【北海道企業局】9/2「石狩湾新港地域工業用水道施設見学会」参加者募集! 8/26締切





 北海道企業局は、9月2日に開催する「石狩湾新港地域工業用水道施設見学会」の参加者を募集している。実際に工業用水を利用する企業や浄水場施設を訪れ、供給・利用状況などを見学する。写真は中沼浄水場

2016/07/22

【記者座談会】「秋枯れ」対策、補正予算に期待 道路メンテは相当量の発注、 今後も増加か

A 参議院選挙も終わり、建設業界の最大の注目は2016年度第2次補正予算に移っているけど、具体的な動きも出始めているね。写真は細田博之自民党幹事長に要望書を手渡す全国建設業協会の近藤晴貞会長(右から6人目)

【神建協】インターンシップでクレーン資格ゲットへ! 工高生が富士教育訓練センターで合宿


 神奈川県建設業協会は、県内の工業高校2校からインターンシップで女子生徒2人を含む建築系高校生19人を受け入れた。静岡県富士宮市の富士教育訓練センターで、3泊4日で建築基礎技術コースを受講し、型枠や鉄筋を実際に組み立てる。また、同協会では土木系高校生24人も受け入れ、8月に安全衛生教育のコースを受講させる。生徒たちは小型移動式クレーンの資格取得に挑む。

【高砂熱学工業】新入社員が群馬県で森林体験研修 事業と保全を学び、結束力高める


 高砂熱学工業の新入社員86人が15日、CSR(企業の社会的責任)活動と1年次研修の一環として、群馬県渋川市にある自然林「高砂熱学の森」で森林体験研修を行った=写真。森を歩き、主要な植生について知るとともに、下草刈や定点写真撮影台の設置などを通じて、会社の事業と森林保全のかかわりへの理解を深めつつ、共同作業で一体感も高めた。

【けんせつ小町現場】女性技術者活躍中! 女子小中生が雨水幹線工事を学ぶ@名古屋市中村区


 日本建設業連合会は21日、名古屋市中村区の中村中部雨水幹線下水道築造工事(施工=安藤ハザマ・西武建設・山越JV)現場で、国土交通省の後援のもと「けんせつ小町活躍現場見学会」を行った。見学会は、もっと女性が活躍できる建設業行動計画の一環として2015年からスタート。今回で2年目の開催となった。

2016/07/21

【建設コン協東北】業界活性化へ! 新設置の「若手の会」委員長・山本佳和氏に聞く


 若手技術者が一丸となって建設コンサルタント業界を活性化する一大ムーブメントを--。建設コンサルタント業界への入職低迷や、若手技術者の離職が増加傾向にある中、建設コンサルタンツ協会東北支部会員企業の若手技術者有志による「若手の会」が15日に立ち上がった。企業の垣根を越えて若手技術者の共通課題や魅力ある業界の発展に向けて情報交換する組織だ。初代委員長に就いた山本佳和氏(復建技術コンサルタント)に会の活動方針などを聞いた。

【日建連】来たれ女子諸君! 「けんせつ小町活躍現場見学会」、7/21から15カ所で開催


 日本建設業連合会(中村満義会長)は、2015年に引き続き、ことしも7月21日から8月30日まで、「けんせつ小町活躍現場見学会」を開催する。現場数は15年の14カ所から15カ所に拡大。現場での女性活躍を女子小中学生とその保護者にアピールし、将来の就職先として建設業を選択する女性を増やすことが本来の目的だが、「現場のけんせつ小町や作業員も参加者に喜んでもらえることでモチベーションが上がる」(広報部)という相乗効果も生まれている。

【福岡市】通りもんもゆったり!? はかた駅前通りの歩行者空間を拡幅


 福岡市は19日、博多駅地区と天神地区を結ぶ「はかた駅前通り」の車線数を減らし、歩行者空間を創出すると発表した。今後は官民の連携を深めながら、にぎわいや魅力ある通りを形成して「歩いて出かけたくなるまち」の実現を目指す。写真は『福岡市景観計画 地区特別編』より

2016/07/20

【芝浦工業大】建築学部開設で「シバウラのケンチク」の未来は? 堀越英嗣教授に聞く


 芝浦工業大学は2017年4月、次世代の建築教育を展開する「建築学部」を開設する。「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」を建学の精神に掲げる同大学の伝統的な建築教育「シバウラのケンチク」をどう未来につなげていくのか。初代学部長に就任予定の堀越英嗣工学部建築学科教授に新学部開設の意義と今後の目指すべき人材育成のあり方などを聞いた。

【コルビュジエ】名作誕生のドラマをマテ氏らが紹介 シンポ「ロンシャンの丘との対話」


 早稲田大学會津八一記念博物館で開催されている「ル・コルビュジエ ロンシャンの丘との対話展」にあわせたシンポジウムが16日、東京都新宿区の同大学大隈記念講堂で開かれ、モダニズムの巨匠、ル・コルビュジエ晩年の名作である「ロンシャンの礼拝堂」(ノートル・ダム・デュ・オー礼拝堂)の誕生に至る生々しいドラマとともに、コルビュジエに師事した前川國男と吉阪隆正が受けた影響の大きさなどが貴重な映像も交えて紹介された=写真。

【JIA】日本建築大賞など募集 審査員に深尾精一氏ら 8/8まで受付


 日本建築家協会(JIA)は「JIA日本建築大賞2016」「JIA優秀建築賞2016」「日本建築家協会優秀建築選2016」を募集している。いずれも建築士資格または海外の相当する資格者であれば誰でも応募できる。応募作品は2013年1月1日から15年12月末日までに竣工した建築作品で、15年以前に応募した作品の再応募は受け付けない。写真は2015年度日本建築大賞の大分県立美術館(撮影:Shinkenchiku-sha)

【中野コンサル】インフラ現場はこうなっている! 「みんなの“道”づくり写真展」7/29まで@仙台市



 中野建設コンサルタント(本社・仙台市、秋葉敬治社長)は、19日から仙台市青葉区の青葉通地下歩道展示ブースで「みんなの“道”づくり写真展」を開催している。同社創業25周年記念事業の一環として、一般の市民が普段目にすることのできない現場や作業工程などをパネルで紹介し、建設業をPRするとともに、公共事業への理解につなげようと企画した。

【ご招待】10/10明治神宮薪能に500組1000人! 安藤ハザマ奉納協賛


 秋の夜長に、神宮の杜で薪能を楽しんでもらいたい--。安藤ハザマが奉納協賛する明治神宮薪能実行委員会は、10月10日に東京都渋谷区の明治神宮拝殿前で開く第35回の「明治神宮薪能」に、本紙読者を含め500組1000人を招待する。

2016/07/19

【起工式】富山市中心部を活性化する総曲輪3丁目再開発


 富山市の中心市街地、総曲輪3丁目地区に計画されている再開発ビルの起工式が15日、建設地で行われた。
 総曲輪3丁目地区市街地再開発組合(金川直博理事長)が建設するビルは、規模がRC一部S造地下1階地上23階建て延べ3万3971㎡。商業・業務施設と共同住宅(206戸)、駐車場の複合施設となる。「『自然』や『まちなか』の風景としてのデザイン」をコンセプトに、コンパクトシティー形成やにぎわい創出を目指し、憩いの場づくりにも寄与していく。

【技能体験】技フェスタで専門工事をPR 大阪府建団連ら


 大阪府建団連(北浦年一会長)と大阪府建団連雇用推進研究会(川口敦正会長)は、15、16の2日間、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで「第3回建築・土木技能体験フェア(技フェスタ)2016」を開いた。会場は工科高校の生徒や一般市民ら多くの人でにぎわい、ブース展示や実技体験などを通じて、楽しみながら専門工事の仕事内容を理解していた。

【九州整備局】地域に情報発信へ LINE@国交省で初導入


 九州地方整備局は、国土交通省で初めてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のLINE@を導入した。LINE@は無料でメッセージをやりとりできるLINEの機能に加えて複数の人へメッセージ送信、クーポンやPRページなどを配信できる。同局はイベントや安全・安心につながる情報など地域に役立つ最新情報を配信する。
 「友だち」登録の方法は、LINE@公式アカウント画面の検索フォームに「九州地方整備局」か「@pxk1998g」と入力する。
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【大人の社会科見学】東北整備局がインフラツアーガイド出版


 東北地方整備局は、管内のインフラ施設を紹介するガイドブック『大人の社会科見学ツアーポイントガイド』を出版した=写真。国民の日常生活を支えているインフラ施設のことをもっと知ってもらい、より多くの人に見学・学習・体験してもらおうと企画。これから夏祭りを中心とする“東北の夏の観光シーズン"が始まる中、新たな見どころを知る上で必携の1冊となりそうだ。