2013/12/11

【オフィス向け】高級間仕切りの国際ブランド クレストラが設立100周年

同社が手掛けたAdobeの日本オフィス
世界最大級のスチールパーティションブランド、クレストラ・ハウザーマンが、設立から100周年を迎えた。本社はフランスのストラスブルグ、米国本社をペンシルベニア州に置いている。同社の製品の特徴は、高品質で移動可能なオフィス用パーティションだ。日本国内にもクレストラ株式会社(フェルナンド・イグレシアス代表取締役)を置き、積極的なビジネス展開を行っている。


クレストラ・日本のイグレシアス氏
クレストラは1913年に米国クリーブランドで生まれた。当時、米国では、超高層ビルが建設され始めたころだ。スクラップアンドビルドの時代に、同社のパーティションは、デザインと品質を守り、より長く使えるパーティションを目指したという。
 こうした発想が、ノーマン・フォスター氏ら著名建築家の目にとまり、デザインとパーティションの融合へとつながっていった。
 同社が日本に法人を設立したのは1991年。外資系企業を中心にオフィスへの導入が進み、22年間で顧客の約3割がリピーターとなっている。
 イグレシアス代表取締役は、「これからの100年間で、次のステップを目指している」と話す。「パーティションの進化は、スクリーンになったり、センサーになったりと無限の可能性がある。エコロジーも含めてしっかりとした品質を担保し、長く使い続けられる製品を目指す」と語る。
 同社の強みは50カ国に及ぶ世界展開で培ってきたノウハウだ。「顧客対応での研究開発を、世界中にフィードバックしている」
 顧客リストには、国内大手銀行や大学の名前も並ぶ。
 「建物を使う人は、家具や什器のブランドにはこだわるが、パーティションのメーカーにこだわる人が少ない。ぜひ、パーティションにも違いがあることをわかってほしい」と、イグレシアス代表は力説する。
100周年パーティ

 11月末には、数百人の顧客らを招待して、100周年記念パーティーを開いた。高品質でデザイン性の高い製品を提供するクレストラの次なる100年へのスタートが切られた。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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