同社が手掛けたAdobeの日本オフィス |
クレストラ・日本のイグレシアス氏 |
こうした発想が、ノーマン・フォスター氏ら著名建築家の目にとまり、デザインとパーティションの融合へとつながっていった。
同社が日本に法人を設立したのは1991年。外資系企業を中心にオフィスへの導入が進み、22年間で顧客の約3割がリピーターとなっている。
イグレシアス代表取締役は、「これからの100年間で、次のステップを目指している」と話す。「パーティションの進化は、スクリーンになったり、センサーになったりと無限の可能性がある。エコロジーも含めてしっかりとした品質を担保し、長く使い続けられる製品を目指す」と語る。
同社の強みは50カ国に及ぶ世界展開で培ってきたノウハウだ。「顧客対応での研究開発を、世界中にフィードバックしている」
顧客リストには、国内大手銀行や大学の名前も並ぶ。
「建物を使う人は、家具や什器のブランドにはこだわるが、パーティションのメーカーにこだわる人が少ない。ぜひ、パーティションにも違いがあることをわかってほしい」と、イグレシアス代表は力説する。
100周年パーティ |
11月末には、数百人の顧客らを招待して、100周年記念パーティーを開いた。高品質でデザイン性の高い製品を提供するクレストラの次なる100年へのスタートが切られた。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
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