2013/12/10

【大宮】駅東口商店街にイルミネーション 芝浦工大がコラボ

芝浦工業大学システム理工学部環境システム学科澤田研究室(澤田英行教授)による、「地域とつくる大宮駅東口商店街イルミネーションプロジェクト」の点灯式が6日、さいたま市大宮区のJR大宮駅の東口商店街、大栄橋のたもとで開かれ、師走の商店街を彩った=写真。

 ことしのイルミネーションは、積極的に地域社会とコラボレーションし、同大学の掲げる「地域志向」を実践した形で製作した。大栄橋、武蔵野銀行、松屋ビル、改修工事中の三栄ビルなど5カ所に設置した。
 三栄ビルでは、さいたま市立春野小学校の生徒が描いたひと筆書きのお絵かきを、電飾でなぞって製作したイルミネーションを工事中の仮囲いに設置した。同ビル北西には、10月27日に開いた大宮フリーマーケットの来場者につくってもらったペットボトルイルミネーションを展示し、製作にかかわった人たちも見学に訪れるなど、地域参加型のイベントとなった。
 澤田教授は「大学は『地域志向』をキーワードに地域と一体となり、まちづくりとものづくりに取り組むことを目指している。まさに地域志向の実践としてプロジェクトを進めてきた。地域のまちづくりの仕掛けを大学が積極的に提示し、いろいろな人とのつきあいの中で、学生も当事者意識を持って活動することができている。協力してくれた皆さまに感謝申し上げたい」と意義を語った。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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